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フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲
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フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲

「フュージョン」とはジャズ・ミュージックから派生した音楽ジャンルですが、その言葉通りさまざまな要素を融合させた、まさにクロスオーバーなサウンドとして多くの名盤や名曲を世に送り出しています。

フュージョンに興味がある、とりあえず何曲か聴いてみたい……そんな初心な方々に向けて、本稿ではソフトでオシャレな曲から難解で革新的な楽曲まで存在するフュージョンの名曲をご紹介!

海外のアーティストを中心として、往年の人気曲や王道の1曲、定番曲までたっぷりお届けいたします。

当時を懐かしみたい方々も、ぜひご覧ください。

もくじ

フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲

John McLaughlinMiles Davis

『John McLaughlin』はジャズにエレクトリックなサウンドを取り込んでフュージョンを作り上げたジャズトランペッターであるマイルス・デイヴィスさんの楽曲です。

タイトルはマイルスさんのバンドを支えたギタリスト、ジョン・マクラフリンさんの名前なんですよね。

彼も参加している1970年の名盤『Bitches Brew』に収録されています。

それぞれのミュージシャンがインプロヴィゼーションと呼ばれる即興演奏をするサウンドは混沌とした世界観を作り出していますが、そこが革新的でかっこいいんですよね。

濱田卓也

Night Birdsshakatak

『Night Birds』は1980年代に活躍したイギリス出身のフュージョンバンドであるシャカタクの楽曲です。

テレビドラマ『男女7人夏物語』と『男女7人秋物語』の挿入曲にも使用されたので日本でも高い人気と知名度を誇り、日本ゴールドディスク大賞のインストゥルメンタル部門アルバム賞にも輝きました。

中間部のメロウなギターとジャジーなピアノのアドリブが、洗練されたサウンドを作り出していますよね。

ピアノとシンセリードによってメロディが演奏されるので、キーボーディストにオススメの楽曲です!

濱田卓也

SpainChick Corea

アメリカ出身のジャズピアニストであるチック・コリアさんの『Spain』は、ジャズラテンの定番曲です。

イントロにはクラシックのアランフエス協奏曲第二楽章を使用していることでも有名ですね。

短調のコード進行とラテンのリズムで演奏される『Spain』はとても日本人好みで、『Spain』が好きな人はかなり多いのではないでしょうか。

テンポが速く中間部にはメンバー全員での難解なユニゾンフレーズもあるため、ミュージシャンのテクニックを余すことなく堪能できる楽曲です!

濱田卓也

ChameleonHerbie Hancock

ジャズとファンクを融合させた独自のサウンドで成功を収めたジャズピアニストであるハービー・ハンコックさんの名曲といえば『Chameleon』は外せません。

1973年にリリースされたエレクトリック・ジャズを代表する名盤『Head Hunters』の1曲目に収録されたファンクチューンです。

2つのコードだけで演奏できるので初心者でも比較的プレイしやすく、ファンクセッションなんかでも定番の1曲なんですよね。

セッションに参加してみたいなぁと思っている方は、ぜひ『Chameleon』に挑戦してみてください!

濱田卓也

BirdlandWeather Report

『Birdland』は独自のサウンドとテクニカルな演奏が持ち味のフュージョン・バンドであるウェザー・リポートの楽曲です。

ベーシストのジャコ・パストリアスさんによる、ベースのハーモニクス奏法を生かしたメロディがとても印象的ですよね。

キーボーディストのジョー・ザヴィヌルさんの作曲で、アープやオーバーハイムなど往年のシンセサイザーの名機を使用したサウンドも特徴的です。

『Birdland』の収録されたアルバム『Heavy Weather』は彼らの名盤の一つなので、ぜひフュージョン好きには聴いてほしい1枚です!

濱田卓也

Breezin’George Benson

ジャズやソウルのギタリストが好きな人にオススメしたい楽曲が『Breezin’』です。

この楽曲は大人気のギタリストであるジョージ・ベンソンさんの楽曲で、セッションでも定番のソウル系インストの名曲です。

残念ながらジョージ・ベンソンさんの特徴である歌いながらのアドリブ演奏は聴けませんが、それに匹敵するくらいのメロウなアドリブを披露しています。

またイントロのベースはとてもキャッチ―で素晴らしいベースラインなので、そこにも注目して聴いてみてください!

濱田卓也

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