Gibraltar(ジブラルタル)のフェルトミュートをバスドラムに取り付けてみた
前々から買おうと思っていたGibraltarのフェルトミュート買っちゃいました!
早速、緑色のビンテージセットに取り付けたいと思います!
Gibraltarのフェルトミュート
僕の中でプロフィール写真にもなってるカーボンブラックの2バス要塞(ようさい)セットは基本、マッドヴェインcover動画やメタル系のレコーディングやライブ用でして、そういう音作りやセッティングに現在は特化。
緑色のドラムセットはアコースティックなサウンドを表現するためのセットなのでタムやシンバルを減らし、かなりシンプルなセッティングにしております。
個人的にJAZZの時はファイバースキン3という牛革を模した薄めの柔らかい音がするヘッドを張っています。
タムに関しては自分のイメージする音に近付いて来たのですがバスドラムだけは納得がいかなくて……最初は守備範囲の広いハイブリッドなサウンドとしてアクエリアンのスーパーキック2を使っていたのですが、それだと優等生過ぎてツインペダルでドコドコしたくなる(笑)。
ぐらいとってもモダンで気持ちの良~いまとまりのある音になり失敗。
オールジャンルをこなすためのドラムセットならこれで十分正解なのですが、僕はもっと温かく丸みのある渋めな音にしたかったので見るからに「そんな感じの見た目」のレモのファイバースキン3を購入。
僕のバスドラムが22インチなのも関係してかファイバースキン3だけだと「ンボボボ~~ボボボーボボーボボ」って感じでもう少し音にまとまりが欲しくなりました。
しかし、うかつに毛布とか入れるとタイトになり過ぎてJAZZ特有のあの「ゴンゴン」っていう浮遊感のある感じじゃなくて、The Beatlesみたいなクラシックロックのバスドラムに寄ってしまうし、何よりオープン奏法で踏んだ時のバスドラムのシェルとヘッドが震動して生まれる「あの感じ」が味わえないのはもったい無い。
なんとかノーミュートの良さを残しつつまとまりのあるサウンドは作れないものかと調べたところ、フェルトミュートの音がイメージする音に近い事が判明。
それからずっと試したいと思ってはいたものの「これだけのために高い送料を払うのもなぁ~」と断念してきましたが、今回の送料無料化でついに購入。
バスドラムに取り付け
フェルトの位置によってミュート効果が変わるとの事で横置き下、横置き上、縦置き右などいろんなパターンがありますがアコースティックやJAZZをやるには22インチはサイズが大きいため、縦置き右にフェルトをセットして音の立ち上がりの良さとフロアタムとの共鳴を防ぐようにしてみました。
ヘッドを乗せたらヘッドとフェルトがしっかり密着するようにフェルトを引っ張ります。
ヘッドの張り替えが出来たらはみ出した部分をハサミで切ります。
あとは細かいチューニングをして完成。
最後に
3点セットの場合、僕はバスドラムをド、フロアタムをミ、タムを1オクターブ上のドにしています。
肝心の音の方ですが僕がイメージしていたまとまりがありつつ、浮遊感があって柔らかい音に仕上がりました。
最後になりましたが写真に写ってるヤマハのペダルは誕生日に弟からもらった物でスプリングをDW製の物に交換してあり、軽くて踏みやすいです。
ライタープロフィール
ドラマー
八田頼樹
兵庫県出身。
へヴィロックバンド KROWZET HEAD のドラマー[mokison] として 2011 年まで活動。
サウンドクルーエルよりファーストアルバム「K.Z.H.E.P」を発売。
パラノイドレコーズよりコンピレーションアルバム「HELLGATE」に参加。
音楽雑誌に掲載されるなど注目を集める中、惜しくも解散。
バンド解散後は日本が世界に誇るプロドラマー[ 手数王 ] 菅沼孝三氏に師事。
ウェブサイト:http://mokison.com
ブログ:http://ameblo.jp/drum-n-didgeri
Twitter:mokison_drum
Facebook:yorishige.hatta