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【誰が世界一!?】海外の有名ベーシストまとめ

ベーシストの方をはじめベースが好きな方なら、いろいろなベーシストについて調べて、彼らのプレイを観察しているのではないでしょうか?

独自のプレイスタイルを確立したベーシストや、グルーヴを出すのが得意なベーシストなど、それぞれに異なる魅力を持っていて、私たちを魅了しています。

そこでこの記事では、世界中で活躍する海外のベーシストの中から絶対に知っておくべきベーシストを紹介してきますね!

演奏している動画とともに紹介していきますので、ぜひ彼らのプレイを目と耳で味わってください。

【誰が世界一!?】海外の有名ベーシストまとめ

Tom SawyerGeddy Lee(Rush)

カナダの国民的グループでプログレッシブ・ロックの先駆者的バンドであるラッシュの、ベーシスト兼ヴォーカリストがゲディー・リーさんです。

1996年にはカナダ勲章を受章しています。

歪みをきかせた音色で攻撃的なフレーズを演奏するプレイスタイルが最高にロックなんですよね。

1981年にリリースされた『Tom Sawyer』はバンドの代表曲であり、動画でゲディー・リーさんはベースの他にシンセサイザーを駆使して演奏しています。

濱田卓也

Addicted To That RushBilly Sheehan(Mr.Big)

MR.BIGやThe Winery Dogsでの活躍で知られるベーシスト。

ベースでありながらギターを上回るほどの速弾きで知られ、ギターでも高難度として知られるタッピングやスウィープといったテクニックを使いこなす、まさにベースヒーローというにふさわしいミュージシャンです。

また、ロックユニット・B’zのレコーディングやライブに参加するなど、日本の音楽シーンでも知られていますよね。

MR.BIGにおけるギターのポール・ギルバートさんとの超絶ユニゾンプレイは、初見の方は度肝を抜かれるのではないでしょうか。

ロックベーシストの中で世界的にも実力上位と称されているベーシストです。

星野貴史

Amazing Grace Bass SoloVictor Wooten

高いテクニックと抜群のグルーヴ感で信奉者を増やし続けているベーシストがヴィクター・ウッテンさんです。

アルバムを多数リリースしグラミー賞を受賞するなど、第一線で活躍するベース界のスタープレイヤーですよね。

弦をたたいて音を出すスラップ奏法と、ハーモニクスやタッピングなどのギターで使用される奏法を掛け合わせた独特のプレイスタイルが魅力的です。

動画の『Amazing Grace』では伴奏楽器であるベースでメロディやリズムを奏でるソロ演奏を披露しています。

濱田卓也

RoxanneSting(Police)

レゲエとロックを融合させたイギリスのロックバンド・ポリスの、ベーシスト兼ヴォーカリストとして活躍したのがスティングさんです。

ソロ・アーティストとしても名曲を数々残しグラミー賞を獲得している、イギリスを代表するアーティストの一人なんですよね。

ベース以外にもギターやピアノなどを演奏するマルチプレイヤーでもあります。

動画の『Roxanne』はポリス時代の楽曲で、ベースを弾き語るスティングさんがご覧になれます。

濱田卓也

MoneyRoger Waters(Pink Floyd)

ロジャー・ウォーターズさんはプログレッシブ・ロックを代表するバンドのピンク・フロイドのベーシストだった人物です。

バンドのリーダーとして1970年代以降は主要な曲のソングライターとして活躍し、全曲を作詞した1973年のアルバム『狂気』では大ヒットを記録しました。

バンド脱退後はソロ活動を開始し、2005年以降のピンク・フロイド再結成時にはロジャーさんも参加しています。

アルバム『狂気』のB面1曲目に収録された『Money』は独特な7拍子のリズムを用いた楽曲で、ソロ活動後のロジャーさんのコンサートでも演奏されているんです。

濱田卓也

Black DogJohn Paul Jones(Led Zeppelin)

伝説的なハードロックバンドであるレッド・ツェッペリンのベーシストといえばジョン・ポール・ジョーンズさんです。

彼はベースだけにとどまらず25種類以上の楽器を演奏できるマルチプレイヤーで、演奏だけでなく名曲『Kashmir』のアレンジに携わるなど高い音楽性も魅力の一つです。

1973年のマディソン・スクエア・ガーデンのライブで披露された『Black Dog』では、ドラムのジョン・ボーナムさんとの力強いグルーヴが堪能できます。

濱田卓也