Piano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search
一度は聴きたい有名ピアニスト
最終更新:

一度は聴きたい有名ピアニスト

一度は聴きたい有名なピアニストを紹介!

インストゥルメンタルが苦手な方でも、ピアノの楽曲はついつい聴いちゃう人って、結構多いですよね?

ピアノってギターのようにエフェクトをかける楽器ではないため、音色の個性は分かりづらいのですが、その分聴く人をえらばないんですよね。

今回はそんなピアノを自分の肉体のように操る、プロフェッショナルなピアニストを紹介しています!

海外のピアニストはもちろんのこと、日本のピアニストも紹介しています。

結構詳しく解説しているので、日ごろからクラシックを聴いている方でも楽しめると思いますよ!

それではゆっくりとご覧ください!

もくじ

一度は聴きたい有名ピアニスト

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番Sergei Vasil’evich Rachmaninov

19世紀から20世紀に掛て活躍したロシア出身のピアニストであり、作曲家、指揮者であったラフマニノフ。

現代では作曲家としての名声が高い彼ですが、生前は自作を演奏するピアニストとして名声を高めていました。

その腕前は、超絶技巧で有名なリストと並び称されるほどであったと言います。

動画はラフマニノフが自作の曲を演奏している貴重な音源であり、彼がどのような音楽観を持っていたのかを知る手がかりの1つとなっています。

HATSUMI

ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」Krystian Zimerman

5歳からピアノを始め、7歳の時に初舞台を踏んだポーランド出身のピアニスト。

少年期から内外の数々のコンクールに入賞し、1975年に18歳でショパン国際コンクール優勝を果たして以来、世界中で2000回をこえる演奏会に出演しました。

彼の幅広いレパートリーは、確かな技術と人々をひきつける表現力に裏付けされています。

フランスのレジョン・ド・ヌール勲章、ポーランドの星付きコマンドルスキ十字勲章などを受勲し、世界的ピアニストの1人として名声を得ています。

HATSUMI

ショパン:ピアノ協奏曲第2番Arthur Rubinstein

アルトゥール・ルービンシュタインさんは1887年、ポーランド出身のピアニスト。

さまざまな作曲家の作品の演奏で国際的な名声を博し、特にショパンの演奏では同時代の最も優れたピアニストであるとされています。

スペインや南米の作曲家、さらにラヴェルやドビュッシーの作品にも早くから取り組みました。

この曲は第2番という番号ですが、第1番よりも先に作られました。

モーツァルト:ピアノソナタ第12番 ヘ長調 K. 332Artur Schnabel

20世紀前半を代表するベートーヴェンの演奏家として知られているオーストリア出身のピアニスト。

彼は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲録音と、ピアノ協奏曲全曲録音を史上初めて完成した名ピアニストです。

1924年にピアノ・ソナタ全曲とディアベリ変奏曲の楽譜の校訂をし、1927年にはベートーヴェンの没後100年を記念して、7夜に渡るソナタの全曲演奏会を開きました。

彼の演奏は技巧よりも表現を重視していますが、大げさに表現するのではなく、作曲家の内面的な精神と外面的なの造形を絶妙に両立させた表現に徹しました。

HATSUMI

スカルラッティ:ソナタ ホ長調 L23(K380)Vladimir Horowitz

ウラディミール・サモイロヴィチ・ホロヴィッツさんは1903年ウクライナ生まれのアメリカのピアニストです。

義父は名指揮者トスカニーニさんです。

ピアノを歌わせるという点で彼に肩を並べるピアニストは見いだすことは困難であるといわれています。

スカルラッティは、555曲ものチェンバロ・ソナタを作曲し、ホロヴィッツは自分のコンサートに必ずといっていいほどスカルラッティのソナタをとり上げました。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 Op. 23 第一楽章辻井伸行

辻井伸行さんは1988年生まれの日本のピアニストです。

出生時から眼球が成長しない「小眼球」と呼ばれる原因不明の障がいを負っていました。

2009年ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて日本人として初優勝。

テレビ出演も手伝って人気を博しました。

この曲の第1楽章冒頭は初版ではアルペッジョでしたが、ピアノによる分厚い和音となるなど2度にわたり改訂されています。

続きを読む
続きを読む