イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
「グライム」と呼ばれる音楽は、UKガラージや2ステップといったハウス・ミュージックにラップ、レゲエといった要素を加えて発展していったものがルーツと言われており、2000年代のイギリスにおいて人気となった音楽ジャンルです。
ヒップホップのサブジャンルというのは誤りで、両者には類似点もあれば違いもあり、たとえばグライムのアーティストはラッパーではなく「グライムMC」と呼ばれます。
そんなグライムに興味のあるという方に向けて、まずは聴いてほしい重要なアルバムを今回は紹介します!
近年の重要作も押さえつつ、初心者の方にもオススメな記事となっていますから、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
もくじ
- イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
- I Luv UDizzee Rascal
- Wot Do You Call It?Wiley
- FireLethal Bizzle
- Shut UpStormzy
- XtraRuff Sqwad
- Skengman(feat Stormzy)Ghetts
- Oopsy DaisyChip
- SeriousJme
- Duppy (Doin’ It Again)Skepta
- P’s and Q’sKano
- Stigmata (Ft. Thes)Tre Mission
- 3 Minutes to LiveYizzy
- RunFlowdan
- Back to the 90’sJahmanji
- Head Get MangledNewham Generals
- Queen’s Speech Ep.4Lady Leshurr
- The AvenueRoll Deep
- Love Me Or Hate MeLady Sovereign
- Gunfingers (ft. JME & Wiley)P Money
- Run (Ft. Rag’n’Bone Man)Bugzy Malone
- SparkMochipet ft. Mr. Lif
- Ellesse WarriorDJ Shitmat feat Devvo
- War PhotographerJason Forrest
- NecrosadisticHecate
- GristDrumcorps
- Are You Talking To Me?Christoph De Babalon
- RETOXEnduser ft patrick currier
- VordhosbnAphex Twin
- Ahou BoukenBogdan Raczynski
- SlasherDEFORMER
- THOU ART FUCKING DEADLADYSCRAPER
- Look Out Fi LiarAaron Spectre
- The RaptureSabrepulse
- Happy Screaming Night BusinessmanNero’s Day at Disneyland
- SickSickSickBong-Ra
- MacheteNasenbluten
- Goin Back To ScarboroughKnifehandchop
- Hot As HellDrop The Lime
- OVEKEYASHIKIOVe-NaXx
- KepterRichard Devine
- Tout Petit MoineauIgorrr
- Addicted to youAlec Empire
- Cute Never DiesKid606
- Drain Mode = OnThe Flashbulb
- Szamár MadárVenetian Snares
- Muscle SparkMaruosa
- Come On My SelectorSquarepusher
- Skelechairs (Venetian Snares Remix)Doormouse
- Go (Blank Sea) (Xanopticon Remix)Zola Jesus
- Family GalaxyTim Exile
イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
I Luv UDizzee Rascal
グライムミュージックを語るうえで欠かせないのが、ディジー・ラスカルさんの存在です。
彼は16歳の時から作曲活動を始め、これまでに数多くのグライムミュージックの名曲を世に送り出してきました。
そんなディジー・ラスカルさんのデビューシングルにして代表曲が、『I Luv U』です。
こちらはパンクの要素を多く取り入れた作品。
終始鳴り響く重低音は、クセになること間違いなしです!
興味のある方は、この曲を含め数多くの名曲が収録されたアルバム『Boy in da Corner』をチェックしてみてください。
(山本)
Wot Do You Call It?Wiley
グライムミュージックを聴き始めようと思っている方に、まずはチェックしてほしいアーティストがいます。
それがワイリーさん。
彼はグライムミュージックの発展に大きく貢献したことから、グライムミュージックのゴッドファーザーとも呼ばれているんです。
そんな彼の魅力がたっぷり詰まったアルバムが、2004年にリリースされた『Treddin’ on Thin Ice』です。
テンポの速い曲が多いので、作業用のBGMにもオススメです。
(山本)
FireLethal Bizzle
唯一無二の作風で人気を集めているのが、リーサル・ビズルさんです。
彼の書くリリックは、あまりに過激だったため、クラブで流すのが禁止になってしまったこともあるんですよ。
というと、とても怖いイメージを持ってしまいますが、そのリリックとは裏腹に、美しい歌声の持ち主なんです。
このギャップが彼の最大の魅力ですね。
興味を持った方には、2005年にリリースされた彼のデビューアルバム『Against All Oddz』がオススメです。
独自の世界観がたっぷり詰め込まれていますよ。
(山本)
Shut UpStormzy
2014年、イギリスのヒップホップシーンを席巻する新人アーティストが現れました。
それがストームジーさんです。
かれは高いフリースタイルスキルで注目を集めました。
そんな彼が満を持してリリースしたファーストアルバムが『Gang Signs & Prayer』です。
このアルバムは、ジェイコブ・アンダーソンさんなどの、イギリスを代表するアーティストが多数参加していことでも話題を呼びました。
豪華なメンバーなので、ぜひ確かめてみてください。
(山本)
XtraRuff Sqwad
グライムミュージックの生みの親と言われているのが、グライムミュージックグループ、ラススパーダです。
メンバーは中学生時代にグループを結成し、グライムミュージックを生み出したといわれています。
そんな彼らの代名詞が、アルバム『Guns and Roses Volume. 2』です。
こちらは、史上最高のグライムミュージックアルバムとも呼ばれているんですよ。
初心者の方も、このアルバムを聴けば、このジャンルの音楽の魅力がわかるのではないでしょうか。
(山本)
Skengman(feat Stormzy)Ghetts
ゲッツさんも、グライムミュージックシーンを代表するアーティストの一人です。
彼は、これまで数多くのヒット曲を手掛けてきました。
中でもファンから絶賛されているのは、2021年にリリースされたアルバム『Conflict of Interest』。
このタイトルは日本語にすると、利益相反という意味。
これには、利益に見合わないほどの労力をかけて、アルバムを作ったというメッセージが込められているのではないでしょうか。
(山本)