イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
「グライム」と呼ばれる音楽は、UKガラージや2ステップといったハウス・ミュージックにラップ、レゲエといった要素を加えて発展していったものがルーツと言われており、2000年代のイギリスにおいて人気となった音楽ジャンルです。
ヒップホップのサブジャンルというのは誤りで、両者には類似点もあれば違いもあり、たとえばグライムのアーティストはラッパーではなく「グライムMC」と呼ばれます。
そんなグライムに興味のあるという方に向けて、まずは聴いてほしい重要なアルバムを今回は紹介します!
近年の重要作も押さえつつ、初心者の方にもオススメな記事となっていますから、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
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イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
SeriousJme
Jmeの名でも知られるジェイミー・アデヌガさんは、実業家や慈善活動家といった、さまざまな顔を持つラッパーです。
彼はゲームボーイを使って携帯電話の着信音を作り始めたことをきっかけに、作曲活動に没頭。
2008年にデビューアルバム『Famous』をリリースしました。
このアルバムは今でも、グライムミュージックの定番として愛されています。
ちなみにジェイミー・アデヌガさんは、同じくグライムミュージックを手掛けるアーティスト、スケプタさんの兄弟なんですよ。
(山本)
XtraRuff Sqwad
グライムミュージックの生みの親と言われているのが、グライムミュージックグループ、ラススパーダです。
メンバーは中学生時代にグループを結成し、グライムミュージックを生み出したといわれています。
そんな彼らの代名詞が、アルバム『Guns and Roses Volume. 2』です。
こちらは、史上最高のグライムミュージックアルバムとも呼ばれているんですよ。
初心者の方も、このアルバムを聴けば、このジャンルの音楽の魅力がわかるのではないでしょうか。
(山本)
Oopsy DaisyChip
チップさんは、数々の音楽賞で受賞歴を持つ大物ラッパーです。
そんな彼の地位を不動のものとしたのが、デビューアルバム『I Am Chipmunk』。
このアルバムは、リリースされるとたちまち、チャートで1位となりました。
このアルバムを購入する際は、実は2種類あることに注意が必要です。
というのも2010年にチップさんは、4曲を追加したプラチナエディションというバージョンをリリースしているんです。
もちろん、そちらのバージョンの方がオススメですよ。
(山本)
P’s and Q’sKano
高いフロウ技術が魅力のグライムMC、カノさん。
最近は俳優としても活躍しているので、そちらで彼を知った方も多いと思います。
そんなカノさんが、2年以上の歳月をかけて完成させたデビューアルバムが『P’s and Q’s』。
シングルとしてもリリースされた『Typical Me』など、彼の代表曲が収録されています。
ちなみにこのアルバムは、カノさんのリリースした中で、最も売れたアルバムでもあるんですよ。
収録曲はノリノリな雰囲気のものが多いので、盛り上がりたい時にピッタリです。
(山本)
3 Minutes to LiveYizzy
グライムは現在進行形のジャンルですから、もちろん注目すべき若手のアーティストも存在しています。
本稿で紹介する1999年生まれのグライム・アーティスト、イジーさんもその一人。
2020年には『Prince Of Grime』という作品をリリース、自らをグライムのプリンスと名乗ってグライムの未来、その先を目指すべく活躍する若い才能には賛否両論を生み出しながらも注目が集まっているのですね。
そんなイジーさんが当時20歳という若さで2019年にリリースした『Welcome To Grime Street』は、YouTube上での動画再生数が100万回をこえる楽曲『3 Minutes to Live』も収録されたEP作品です。
イジーさんの定義する「グライム」の新たな姿を、ぜひチェックしてみてください!
(KOH-1)
Back to the 90’sJahmanji
ジャマーさんを知っていますか?
彼はイギリス版フリースタイルダンジョンともいえる、ロード・オブ・ザ・マイクの発起人なんです。
もちろんアーティストとしても伝説的な存在で、グライムミュージックグループ、ナスティクルーのメンバーでもあるんです。
そんな彼の魅力を知りたい方にはアルバム『Jammer』がオススメです。
自身の名を冠しただけあって、その完成度は圧巻ですよ。
中でも、クラシカルな雰囲気を持つ楽曲は、『Back to the 90’s』は、グライムミュージックファンなら一度は聴くべき仕上がりです。
(山本)