イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
「グライム」と呼ばれる音楽は、UKガラージや2ステップといったハウス・ミュージックにラップ、レゲエといった要素を加えて発展していったものがルーツと言われており、2000年代のイギリスにおいて人気となった音楽ジャンルです。
ヒップホップのサブジャンルというのは誤りで、両者には類似点もあれば違いもあり、たとえばグライムのアーティストはラッパーではなく「グライムMC」と呼ばれます。
そんなグライムに興味のあるという方に向けて、まずは聴いてほしい重要なアルバムを今回は紹介します!
近年の重要作も押さえつつ、初心者の方にもオススメな記事となっていますから、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
- 最新のハウスミュージック【2024】
- テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
- 踊れるジャズ!~アシッドジャズの名盤・オススメのアルバム
- ダークサイケの名曲|暗く怪しいサイケの世界へ…
- レゲトンの名曲。おすすめの人気曲
- おすすめのテクノアーティスト。有名どころから注目の新人まで【2024】
- 【初心者向け】ハウスミュージックの有名な海外アーティストまとめ
- 【混沌の電子音楽】ドリルンベースの名曲まとめ
- 【2024年版】UP!UP!UP!テンションの上がるオススメの洋楽。
- 奥深いDUBの魅力~オススメの名盤・人気の1枚
- 日本の人気DJ。国内で活躍する有名DJまとめ
- 最新のダンスミュージック。クラブハウスを盛り上げるEDM【2024】
- 【洋楽】最近よく聴くCMソング【2024】
- 洋楽ジャズファンクの名盤まとめ~定番から最新作まで
- ノイズミュージックの名盤。~インダストリアルからジャパノイズまで
- デジタルロックの名曲。おすすめの人気曲
- 「好きな音楽は?」と聞かれた時の答え方
- 【DUBってなに?】初心者向けDUBミュージック特集!
- 【まずはここから!】ジャズロックの名曲。おススメの人気曲
もくじ
- イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
- Wot Do You Call It?Wiley
- I Luv UDizzee Rascal
- FireLethal Bizzle
- Duppy (Doin’ It Again)Skepta
- Skengman(feat Stormzy)Ghetts
- Shut UpStormzy
- SeriousJme
- XtraRuff Sqwad
- Oopsy DaisyChip
- P’s and Q’sKano
- 3 Minutes to LiveYizzy
- Back to the 90’sJahmanji
- Queen’s Speech Ep.4Lady Leshurr
- Gunfingers (ft. JME & Wiley)P Money
- Run (Ft. Rag’n’Bone Man)Bugzy Malone
- RunFlowdan
- The AvenueRoll Deep
- Head Get MangledNewham Generals
- Stigmata (Ft. Thes)Tre Mission
- Love Me Or Hate MeLady Sovereign
- Hot As HellDrop The Lime
- THOU ART FUCKING DEADLADYSCRAPER
- OVEKEYASHIKIOVe-NaXx
- Family GalaxyTim Exile
- Are You Talking To Me?Christoph De Babalon
- Tout Petit MoineauIgorrr
- Muscle SparkMaruosa
- Go (Blank Sea) (Xanopticon Remix)Zola Jesus
- Look Out Fi LiarAaron Spectre
- RETOXEnduser ft patrick currier
- SlasherDEFORMER
- SparkMochipet ft. Mr. Lif
- Ahou BoukenBogdan Raczynski
- Cute Never DiesKid606
- The RaptureSabrepulse
- Ellesse WarriorDJ Shitmat feat Devvo
- Addicted to youAlec Empire
- War PhotographerJason Forrest
- Come On My SelectorSquarepusher
- Skelechairs (Venetian Snares Remix)Doormouse
- Drain Mode = OnThe Flashbulb
- Goin Back To ScarboroughKnifehandchop
- MacheteNasenbluten
- GristDrumcorps
- KepterRichard Devine
- SickSickSickBong-Ra
- VordhosbnAphex Twin
- NecrosadisticHecate
- Happy Screaming Night BusinessmanNero’s Day at Disneyland
- Szamár MadárVenetian Snares
イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
Wot Do You Call It?Wiley
グライムミュージックを聴き始めようと思っている方に、まずはチェックしてほしいアーティストがいます。
それがワイリーさん。
彼はグライムミュージックの発展に大きく貢献したことから、グライムミュージックのゴッドファーザーとも呼ばれているんです。
そんな彼の魅力がたっぷり詰まったアルバムが、2004年にリリースされた『Treddin’ on Thin Ice』です。
テンポの速い曲が多いので、作業用のBGMにもオススメです。
(山本)
I Luv UDizzee Rascal
グライムミュージックを語るうえで欠かせないのが、ディジー・ラスカルさんの存在です。
彼は16歳の時から作曲活動を始め、これまでに数多くのグライムミュージックの名曲を世に送り出してきました。
そんなディジー・ラスカルさんのデビューシングルにして代表曲が、『I Luv U』です。
こちらはパンクの要素を多く取り入れた作品。
終始鳴り響く重低音は、クセになること間違いなしです!
興味のある方は、この曲を含め数多くの名曲が収録されたアルバム『Boy in da Corner』をチェックしてみてください。
(山本)
FireLethal Bizzle
唯一無二の作風で人気を集めているのが、リーサル・ビズルさんです。
彼の書くリリックは、あまりに過激だったため、クラブで流すのが禁止になってしまったこともあるんですよ。
というと、とても怖いイメージを持ってしまいますが、そのリリックとは裏腹に、美しい歌声の持ち主なんです。
このギャップが彼の最大の魅力ですね。
興味を持った方には、2005年にリリースされた彼のデビューアルバム『Against All Oddz』がオススメです。
独自の世界観がたっぷり詰め込まれていますよ。
(山本)
Duppy (Doin’ It Again)Skepta
イギリスで活躍するナイジェリア人ラッパーのスケプタさん。
彼の手掛ける楽曲は、ダークさとスタイリッシュさを兼ね備えた世界観が魅力です。
そんな彼の作品を一気に堪能するには、アルバム『Greatest Hits』がオススメです。
グレイテストヒッツという言葉が示す通り、彼のよりすぐりの曲が収録されています。
激しい曲から、リラックスできるような曲まで、幅広いテイストの曲がそろっていますよ。
ジャケットも素晴らしいので、ぜひCDを手に取ってほしいと思います。
(山本)
Skengman(feat Stormzy)Ghetts
ゲッツさんも、グライムミュージックシーンを代表するアーティストの一人です。
彼は、これまで数多くのヒット曲を手掛けてきました。
中でもファンから絶賛されているのは、2021年にリリースされたアルバム『Conflict of Interest』。
このタイトルは日本語にすると、利益相反という意味。
これには、利益に見合わないほどの労力をかけて、アルバムを作ったというメッセージが込められているのではないでしょうか。
(山本)
Shut UpStormzy
2014年、イギリスのヒップホップシーンを席巻する新人アーティストが現れました。
それがストームジーさんです。
かれは高いフリースタイルスキルで注目を集めました。
そんな彼が満を持してリリースしたファーストアルバムが『Gang Signs & Prayer』です。
このアルバムは、ジェイコブ・アンダーソンさんなどの、イギリスを代表するアーティストが多数参加していことでも話題を呼びました。
豪華なメンバーなので、ぜひ確かめてみてください。
(山本)