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【弾き語り女子が教える】アコギで大きな音を出すには?

シンガーソングライターの岬たんです。

冒頭からいきなり、すごく頭が悪そうな質問になってしまうんですけど、みなさんは「どうやったらアコースティックギターで大きな音を出せるのか、知っていますか!?笑」

くだらない質問をしてしまい、すみません。

音楽やってる人なら普通知ってますよね。

でもね、私は去年の夏まで知りませんでした。

3. アコースティックギターにピックアップを取り付ける

1. ピエゾ(貼り付け/コンタクト)

まず始めに、「『ピエゾ』て何なんだ!?」って話になりますよね。

ググってもよく分からないし、初心者の私たちは分からなくてもいいと思います!(笑)。

私も分かりません!文系だし!電圧とかよく分かんないし!

とにかく、ギターに貼り付けるタイプのピックアップがあるんです。

そしてそのピックアップは、「コンタクトピエゾ」とか「ピエゾ(貼り付けタイプ)」とかって呼ばれてるみたいです。

シールのように貼り付けるだけなので、ギターを改造する必要がありません。

ギターのボディに貼るのでボディの振動も拾うことができます。

アコギのボディを叩いて演奏するスタイルの玄人ギタリストさんには不可欠なようです。

2. ピエゾ(インブリッジ/アンダーサドル)

またまた「ピエゾ」とか言う謎のワードが出てきて頭が痛くなりそうですが「ピエゾ」というピックアップには1で説明した貼り付けるタイプ以外にも「インブリッジ」とか「アンダーサドル」とか呼ばれてるタイプのものもあるようです。

サイトによって「インブリッジ」と書いてあったり「アンダーサドル」と書いてあったり、まじでいい加減にして欲しいですよね。

分かりにくすぎる……。

カタカナがいっぱいある時点で頭が痛いのに……。

このタイプのピックアップは、取り付けるためにギター本体を加工しないといけないし、一度取り付けたら元に戻せないみたいです。

初心者がお試しで取り付けるにはかなりハードルが高いように思います。

いくら安物とは言え、可愛い可愛いギターちゃんを手術しなければいけないというのは何となく勇気がなく、私はパスしました。

だけどこのタイプのピックアップは、ズレる心配がなく安定していて、ノイズも拾いづらくて、音もダイレクトに拾うことができるという、優等生のような子だそうです。

ギターの加工に踏み切れさえすれば、とても優秀だと思います。

3. マグネチック

悩んだ結果私が採用したのは、マグネチックタイプのピックアップです。

マグネチックピックアップは、ドライバーさえあれば簡単に取り付けが可能で、ギター本体を改造する必要はありません!

使わない時は取り外すこともできます。

見た目がエレキギターのピックアップと似ていますが、まさにその見た目通り集音の原理はエレキギターと同じです。

ハウりにくくて、大音量が得られるのも良い点です!

私は今は一人での弾き語りしかしてないけど、バックバンドを付けて演奏する事もある人はマグネチック一択なんじゃないかな、と思います。

マグネチックじゃないと、別の楽器の音に負けてしまうんじゃないかと思います。

デメリットとしてよく言われているのが、「音がエレキっぽくなってしまう!」という事です。

これは、アコギの生音が大好きな人からしたら致命的なデメリットかもしれませんが、私にとってはむしろご褒美です。

何でかって、この際ハッキリ言うけど、私アコギのアコギらしすぎる音があんまり好きじゃないんです(笑)。

「じゃあ何でアコギで弾き語りしてんだよ!」って突っ込みが聞こえてきそうですけど、まぁそれは置いといてください(笑)。

アコギの音が嫌いって訳じゃないんですけど、アコギ感たっぷりの繊細な演奏に対しては、特に惹かれないんです。

何よりも、私が埃を被っていたアコギに再び手を伸ばしたキッカケは、大森靖子さんです。

大森靖子さんはマグネチックピックアップを使用していて、迫力のある音を演出することが出来ています。

超かっこいいです。

「繊細な音」よりも「アコギなのにド迫力!」って事の方が、私は憧れるんです。

だから、付けたり外したりが簡単!

ハウりにくい!大音量!

ってところで、メリットの方が圧勝したのでマグネチックにしました。

ちなみに私は2種類のマグネチックピックアップで迷いまくりました。

ひとつめは王道のL.R.Baggs M-1 Active

そしてもうひとつは、SKYSONIC T-902

迷った結果、私は2つめのSKYSONIC T-902を選びました!

2つのピックアップの違いや、SKYSONIC T-902を選んだ理由についてはまた次回ブログに書きます!

いかがでしょうか。

専門用語の分からない私が分かる範囲の言葉でゆる~く説明したので、同じく専門用語の分からない人たちの参考になっていればうれしいです……。

結局は自分が「どんなプレイスタイルに憧れていて、どんな音を出したいのか」というのが大切なんじゃないかと思います。

私の場合は「大森靖子さんみたいな迫力が欲しい!!!」ってゆうのが頭の中に一番にあったので、その思いがピックアップ選びのポイントになりました。

どのピックアップにもメリット・デメリットがあって難しいけど、憧れてるアーティストと同じやつを選ぶのが一番手っ取り早く好みの音に出会える気がします。

エレキギターを選ぶ時にも同じような事を誰かに言われた気がするけど、憧れてるアーティストと同じ形のやつを選んだら、そこまで大きくハズれることはなさそうですよね……!

無知な私が偉そうにいろいろ説明してしまってすいません。

こうゆう記事を書いてる人って、だいたいギターの玄人みたいな人が多くて、言葉が難しいサイトばっかりだったから無知にしか書けない文章があるんじゃないかな、と思って書いてみました。

楽器屋のお兄ちゃんに相談するのが一番ですよ。

まずは、中央快速にでも乗って御茶ノ水に行ってみることをおすすめします。

最後まで読んでくれてありがとう。

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ライタープロフィール

岬たん

シンガーソングライター

岬たん

パンクロック生まれサブカル育ちのSSW、岬たん(みさきたん)。

わがまますぎてバンドが組めなかったが、アコギ1本でもパンクロックをするべく2015年12月より自作曲での弾き殴り活動を開始。

「ブスの自撮り、デブの生足」「クソババア クソジジイのテーマ」など、次々に生み出されるオリジナル曲はどれも独特で個性的。

客席を巻き込むプレイスタイルとストレートすぎるMCからなる自由奔放なライブで、弾き語りイベントだけでなくバンドイベント・アイドルイベントにも多数出演中。

(むしろ弾き語りイベントでは浮くことも…)

ウェブサイト:http://misakitan22.wixsite.com/misakitan-official

ブログ:http://misakitan22.hatenablog.com

Twitter:misakitan22

Instagram:https://www.instagram.com/misakitan22

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