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Hartke 4.5XL スピーカーユニットの交換
最終更新:

Hartke 4.5XL スピーカーユニットの交換

今回は定番ハートキーのキャビネット 『4.5XL』のスピーカーユニット交換について。

『磁石にS極とN極がある』程度の知識があればとりあえず交換は難なくできると思います。

では見ていきましょう!

ベース音がビビる

今回は音が若干ビビるという症状

たしかに音を出して確認すると、何かがビビビビ言ってます。

どこかがちゃんとネジ締めできていないのか、余計な物がくっついたりしてるのかなぁと思って良く観察すると・・・『!』

HARTKE 4.5XL

見えるでしょうか?

割れている部分。

ネットを外すとこんな感じ。

HARTKE 4.5XL

HARTKE 4.5XL

HARTKE 4.5XL

フチが破れ、中央部もへこみと破れがありますね。

耐圧を超える大きな音が通ったのだと思います。

ただ、このヘコみ方が気になる。。 何かが直接触らなくてもこんなにヘコむのかな・・・?

気にしてもわからないので、交換して行きましょうっ!

スピーカーの交換

気をつける点は2つ

『ちゃんとネジ締め。』

『結線を逆にしない。』です。

スピーカーを取り付けるネジが緩んでいるとそれ自体が音に共振してビビリ、ノイズになります。

結線を逆につないでしまうと、音が極端に弱くなったり、時に壊れてしまいます。

周りのネジを全て外して、結線を外すのですが・・・荒いな〜。

HARTKE 4.5XL

それにしても、端子がハンダ付けされているとは・・・。

スピーカーへの結線は圧着端子で装着されている事が多いのですが、圧着端子だと簡単に交換できる分、すごく稀に使用中の振動のせいか勝手に外れる事があるのです。

耐久性という意味ではハンダの方に軍配があがりそうですね。

スピーカーの接続が1つ取れると → インピーダンスが変わり → それがアンプヘッドに負荷を掛け → 壊れる事があるのです。

という事で、線をキレイにしてからスピーカーを取り替え、ハンダ付けします。

HARTKE 4.5XL

↑これを↓こうしてやります。

HARTKE 4.5XL

キレイに予備ハンダをしてやると穴にも素直に通りますし、ハンダ付けもしやすいですね。

が、ここで・・・内部のケーブルが短くてなかなか集中力が必要だったので・・・新たにハンダ付けした写真を取り損ねました・・・すいません!

ツイーターもビビリが・・・

さて、最後に音だしチェック・・・してたのですがここまできて、真ん中のツイーターもビビリがある事が判明!

ツイーター交換も手順は同じですので、ここまでがわかると簡単だと思います。

という事で写真等は割愛。

ただ、他の大きなスピーカーとは別の回路を通って結線されていますので、どのケーブルと結線しなければいけないかが分からなくならないように気を付けていきましょう!

HARTKE 4.5XL

無事、元気に鳴ってくれるようになりました!

取り外したネットを取り付けて完成です!