ひな祭りの童謡・民謡・わらべうた
あなたはあの有名なひな祭りの歌『うれしいひなまつり』のほかにも、いろいろなひな祭りの歌があるのをご存じですか?
この記事では、ひな祭りの童謡・民謡・わらべうたを紹介します。
「子どもの頃に聴いていたあの歌が聴きたい」「『うれしいひなまつり』は毎年歌っているし……他の曲も歌ってみたい」。
そんな方はぜひ一度この記事でこれから紹介するひな祭りの歌をチェックしてみてください!
メロディーも歌詞もそれぞれ違うので、きっと新しい気分でひな祭りを過ごせますよ!
もくじ
- ひな祭りの童謡・民謡・わらべうた
- ひなさま
- おひなさまかざりましょう作詞:新沢としひこ/作曲:細田真衣子
- うれしいひなまつり河村順子
- うれしいひなまつり山野さと子・森の木児童合唱団
- ひなまつり作詞:林柳波/作曲:平井康三郎
- おひなさま絵本唱歌
- 流しびな作詞:佐野 百合子/作曲:渡辺浦人
- 絵描きうた「おひなさま」
- ひなまつり作詞:濱田廣介/作曲:團伊玖磨
- 手遊びうた「三月三日のもちつき」
- 手遊びうた「ごにんばやしのふえだいこ」
- ラララひなまつり作詞作曲:新沢としひこ
- ひなまつりの食べ物ソング
- 雛祭り平井英子
- おひなまつり作詞:斉藤信夫/作曲:海沼実
- ひなまつり作詞・作曲:村川千秋
- 雛祭の宵
- 雛祭文部省唱歌
- ひなまつりプリンセス作詞作曲:新沢としひこ
- ひなさまこさまわらべうた
- お雛祭りの歌=桃の節句=わらべうた
- Girl’s festival(Hinamatsuri day)song
ひな祭りの童謡・民謡・わらべうた
ひなさま
飛騨地方でよく歌われているわらべうた『ひなさま』。
この地方では、子供たちがこの歌を歌いながらいろいろな家を回り、おひなさまを見せてもらう、そしてお菓子をもらう「がんどうち」という行事があるそうです。
歌詞には、どんな状態のおひなさまでもいいからとにかく見せて!、といった願望がつづられています。
家によってさまざまな表情を持つおひなさま。
飛騨の行事にならって、この歌を歌いながら、お友達の家のおひなさまを見に行くというのもいいかもしれませんね。
(SAKI)
おひなさまかざりましょう作詞:新沢としひこ/作曲:細田真衣子
家族でおひなさまを飾るほほえましい光景が描かれた『おひなさまかざりましょう』。
歌詞は『にじ』や『世界中のこどもたちが』を作詞した、新沢としひこさんが手がけています。
子供だったお母さんから自分の子供へ、そしてその子が大人になったときにはまた自分の子供へと、どんどんひな祭りの行事を受け継いでいく様子にほっこりさせられます。
おうちでおひなさまを飾るときに、ぜひこの歌を聴いたり歌ったりしながら作業してみてくださいね。
(SAKI)
うれしいひなまつり河村順子
春の訪れとともに色とりどりのぼんぼりや桃の花を飾るひな祭り。
そんな風物詩を歌い上げたのが、河村順子さんによる『うれしいひなまつり』です。
1936年に発表されて以来、日本中の家庭で親しまれてきたこの曲は、子供から大人まで誰もが口ずさむ名曲。
この歌を聴けば、にわかに春の気配を感じ、ほっと温かな気持ちになるでしょう。
サトウハチローさんによる歌詞は、家族の絆と優しい時間が交錯するひな祭りの風景を描いており、聴く人の心に沁み入ります。
アルバム『河村順子・童謡の歩みI』や『河村順子・童謡の歩みII』に収録されており、今聴いてもその郷愁を感じさせるメロディーは色褪せることがありません。
春が訪れるたびに耳にしたくなる、そんな1曲ですね。
うれしいひなまつり山野さと子・森の木児童合唱団
ひなまつりの曲と言われれば、やっぱりこの曲が真っ先に思い浮かびますよね。
3月3日、ひな祭りの日が来ればこの曲を口ずさみたくなります。
昔からある曲ですが、知らないあいだにひなまつりに関する人形の名前や特徴などを知っているのはこの歌のおかげかもしれませんね!
(村上真平)
ひなまつり作詞:林柳波/作曲:平井康三郎
文部省唱歌とは、尋常小学校と言われる明治維新から第二次世界大戦勃発前に合った初等教育機関のために作られた楽曲です。
こちらの曲の場合は幼い子ども向けに少し暗い印象のある和音階を避けたのか、金太郎の歌などを思わせるメジャー調で作曲されていますね。
ひなまつりらしい明るい印象を感じさせます。
おひなさま絵本唱歌
こちらは絵本唱歌『おひなさま』です。
とても短い歌詞でひな祭りの様子が語られていますね。
歌詞の内容はほかのひな祭りの曲にも出てくるものですが、メロディがとてもさわやかで、気分がぐっと上がります。
お雛様の姿をした女の子に歌ってほしい1曲です。
(ささしな)