ラップ、ヒップホップのレコーディングで大切なこと
今回はラップ、ヒップホップ録音の入門編として、HIPHOP、R&Bシーンで、これから活躍したい!とお考えの方にとって知っておきたいことをまとめました。
ラッパーやシンガーを目指す皆さんにとって少しでも参考になれば幸いでございます。
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もくじ
自分の声はどんどんレコーディングしたほうがいい
自分の歌っている声、聞いたことありますか?
なかなか歌いながらでは、自分の声は客観的には聞けません。
「曲をかっこよく歌いたい!」「歌を上達させたい!」と思ったら、まずは録音し自分の声に慣れるところからはじめましょう。
はじめは、スマートフォンのボイスメモ機能でも構いません。
「どんどん録音して聞く」
最高の作品を作るためには、その繰り返ししかありません。
それがやめられなくなったら本当の音楽の楽しさが体感していけるのではないでしょうか。
たくさんの人に聞いてもらおう
たくさんの人に自分の声を聞いてもらえるようにするためには、高いクオリティを常に追求しなければいけません。
それは、ライブやMV、告知するときに使うフライヤー…などの音楽を演出するものすべてです。
ラッパー、シンガーの皆さんにとっては「声=自分自身」が作品そのものですので、セルフプロデュースを限りなくパーフェクトにこなすことが、求められます。
ただ、はじめはみんな初心者からです。
初期衝動を大切にし、たくさんの経験をしてベストな作品を生み出していって下さい。
トラックの音質にはこだわったほうがいい
音楽が簡易に聴ける時代だからこそ、こだわり続けたいですね。
自分が「かっこいい!」と思った作品が、なぜよかったのかを追求し続ける姿勢が大切なのです。
参考:今さら聞けない!? WAV、MP3など音楽ファイル形式のおさらい
参考:【DTM初心者のための】ループ素材を使って手軽にHIP HOPトラックを作ろう
なるべく昼間にレコーディングする
昼間のほうが、単純に声が出やすいのと、前向きな歌詞が出てきたりとレコーディングにとってはプラスに働くことが多いです。
夜は、おもいきって飲みに出歩いたり、仲間とコミュニケーションする時間を優先に(笑)
これもすごく大切なことだと思います。
レコーディング時は間違っても歌いきろう
録音時は間違った箇所があってもキリのよいところまでは歌い切ってください。
レコーディングスタジオのシステムでは、途中から録音し直すことができます。
テイクの重ね過ぎは、声や体力を消耗し結果よいテイクに繫がりません。
ジャッジが曖昧になるようなら、テイクは残しておくこともできます。
レコーディングエンジニアと仲良くなる
音源を制作する際、録音〜編集、ミックスまでを担当する「レコーディングエンジニア」という存在はレコーディングに欠かせません。
あなたの作った曲の持つエネルギーを最大限まで引き出すために、最良のパートナーであることは今も昔も変わりありません。
自分の声をたくさん知ってもらうところからスタートさせましょう。
参考:レコーディングエンジニアとうまくコミュニケーションするコツ
出来上がった音源は、その場でしっかり試聴しよう
レコーディングが終わって家に持って帰ってから「ここだけ録音し直したい!」となった場合は、別の日の録音し直すことになります。
人間の声なので、録音日が違うと声質や音量が変化してしまうこともありますので、可能な限りその場でテイクをしっかり試聴しましょう。
CD音源を聴く習慣をつける
CD音源を聴く機会、減ってませんか?
現代ではポータブルプレーヤーなどが普及していますが、なるべく良い環境で音楽を聴くようにしましょう。
「良い作品を知る」のも上達の近道です。
パソコン購入するならMacで
トラックの音源をダウンロードしたり作ったり、歌詞を書いたり、動画を作成したり…音楽活動をする上で、パソコンは持っておきたいところ。
パソコンの購入を考えてられる方は、Macがオススメです。
音楽関係では世界共通して使用されている方も多いので、情報の量が多いですし、なにより使いやすい!
幅広い音楽活動への近道になること間違いなしです。
はじめはフリー素材音源を使おう
いきなりトラックを一から作るのは難しい…と思うので、まずはありものを使用するようにしましょう。
ただし著作権が発生するものは、無断で使用することは禁じられています。
フリーの素材も手に入りやすい時代ですので、まずはそれを使用しましょう。
参考:TYMELESS BEATS – トラック/楽曲販売サービス
参考:HIPHOP/R&B/REGGAE専門・著作権フリートラック制作販売
トラックメーカーに依頼する
強力なパートナー探しに、常にアンテナをはっておきましょう。
よい作品を作るためには、トラックメーカーとお互いに協力し合わないと作れません。
iPadやiPhoneで作ってみる
慣れてきたら、オリジナルトラックの曲にも是非チャレンジしてみてください。
スマートフォンのアプリでもありますので、まずはゲーム感覚で気軽にスタートするところからはじめましょう。
最も新しい「MPC」が完成|AKAI iMPC Pro
iMPC Proは、サンプリング機能、サウンドライブラリ、エフェクト、64トラック…などMPCをアプリに移行しただけにとどまらない、iPad用のパワフルな音楽制作ツールです。
Apple iPad Camera Connection Kit(別売)を使用すれば、MPC Elementを接続可能。最も新しい「MPC」の完成です。
あなたの音楽を劇的にプレイする|CueZy 9 Pad Sampler
CueZyは9つのパッドをもつ、シンプルなサンプラーアプリです。
あなたのミュージックライブラリから好みの曲を選びだして、早速プレイを楽しみましょう。
さまざまなアレンジメントを可能にする、4つのプレイモードと、ループ、2つのグループモードにくわえ、さらにフェードイン、フェードアウトをつかえば、あなたのステージはとても素敵なものになるでしょう。
参考:【本格的なDTM・音楽制作のための】人気のおすすめ音楽アプリ
DTMソフトを使う
作ることに慣れてきたら、本格的にパソコンソフトを挑戦しましょう!
DTM(ディー・ティー・エム)はデスク・トップ・ミュージックの略称で、パソコンや機械で音楽を作ることを意味する言葉です。かなり平たく言うと、ピアノからギター、ドラム、トランペット、バイオリンに至るまで、機械に詰め込まれた様々な音を、パソコンに演奏させて音楽を作り上げる行為です。
http://www.dtm-daw.com/blog/sound-making/9/
最後に
ざっくりでしたが、少しでも参考になれば幸いです。
一つずつクリアにしていって、どんどん自分で自分をプロデュースしていきましょう。
応援しております!
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kin_kinya