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北海道の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
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北海道の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

北海道に伝わる民謡・童謡・わらべうたの中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲のご紹介です。

故郷のこころを歌い継ぐ、伝統のプレイリストです。

もくじ

北海道の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

北の海節本間愛音

青森県を拠点に活躍する本間愛音さんの『北の海節』は、2024年1月にリリースされました。

この作品は、本間さんが北海道生まれの彼女ならではの楽曲です。

根室海峡を舞台に、厳しい自然条件の中で奮闘する漁師たちの生活と、彼らを取り巻く地域社会のきずなが描かれています。

漁業の過酷さと美しさ、そして家族や仲間とのつながりが力強く、繊細に表現されています。

漁村を知る人はもちろん、厳しい職業に就く全ての人に共感されるでしょう。

RAG MUSIC 編集部

士別音頭畠山みどり

士別市は北海道上川地方北部にある市で、最後の屯田兵村の一つだそうです。

8月の天塩川まつりで1000人踊りのパレードが行われます。

市の団体の踊りの行列が賑やかに続いているようです。

出身の畠山みどりさんの声がマッチしています。

南部牛方節立柳祐一

旧南部領三戸地方の牛方が、牛をひいての道中に唄った牛追いの唄。

八戸港で水揚げされた塩や魚・雑貨などを牛の背につみ、秋田県鹿角郡へ売りに行き、帰りは鹿角郡の鉱石を積んでの長旅で牛方の孤独をまぎらわせるかのように、牛への子守歌かわりとして唄われた曲です。

北海よされ節北海道民謡

北海盆唄と並ぶ北海道の二大盆唄と言われています。

よされ節は越後から東北を経て、明治の半ばころに北海道に入ったと言われ、その後人気を集めて代表的な盆踊り唄となったようです。

歌って踊って正しく盆踊りの醍醐味です。

根室女工節高江 久美子

根室や千島の缶詰工場で働く女工さんの間で歌い継がれてきました。

出稼ぎの女性たちがいつ終わるとも知れない作業を朝早くから夜遅くまでさせられる。

今でいうブラック企業で働く辛さがしみじみ伝わってきます。

歌う人がだんだん減り、思いを残そうと歌碑が立てられました。

八戸小唄大西玉子

1931年に八戸鮫港の築港完成を祝って作られた曲で当時は大変な人気となりました。

随所に八戸の宣伝となる詩が盛り込まれており、今でも八戸市内ではお祭りなどで流されてる南部民謡です。

南部と聴くと岩手県と思い浮かべる方も多いと思いますが、青森県の南部地方で上北地域、下北地域、三八地域の事をいい、やはり民謡が有名な地域です。

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