日本の速弾きギタリスト
ロックが好きな方、メタルが好きな方、またギタリストやギターの音が好きな方の中には、速弾きのソロが好きという方も多いのではないでしょうか?
中でもギタリストならきっと誰しも一度くらいは速弾きフレーズを弾きこなしてみたいと思いますよね!
この記事では、そうした魅力的な速弾きをするギタリストを国内で活躍しているミュージシャンに絞って紹介していきますね!
速弾きと聞くと、どうしてもメタルシーンの楽曲を思い浮かべるかもしれませんが、この記事ではメタルはもちろん、あえてジャズやフュージョンのシーンからも演奏技術に定評のあるギタリストをピックアップしていきますね!
それでは、さっそく目にも止まらぬ早業を聴いていきましょう!
もくじ
- 日本の速弾きギタリスト
- KARATE大村孝佳(BABYMETALのサポート)
- ANGEL OF SALVATIONSyu(GALNERYUS)
- EL DORADOルーク篁(聖飢魔II)
- Heels of the wind山本恭司(BOWWOW)
- Between Life And Death島紀史(Concerto Moon)
- CRAZY DOCTOR高崎晃(LOUDNESS)
- 雷神の如く高見沢俊彦(THE ALFEE)
- 衝動松本孝弘(B’z)
- 藤岡幹大
- Future DestinationKelly SIMONZ
- 暁ノ糸町屋(和楽器バンド)
- JAGUAR’13春畑道哉
- IMPULSEHidenori
- Never Ending Story橘高文彦(筋肉少女帯)
- What’s My Name?MIYAVI
- みかんのうたANCHANG(SEX MACHINEGUNS)
- Unicorn渡辺香津美
- MarionetteSAKI(Mary’s Blood)
- SHINEKen(L’Arc~en~Ciel)
- TIME IS DEADSUGIZO(LUNASEA)
- 悪漢のあとかくし小林信一(地獄カルテット)
- INVISIBLE WOUNDSFar East Dizain
- PHANTOMEITA(Gacharic Spin)
- Malice againstNOCTURNAL BLOODLUST
- Rutile真鍋吉明(pillows)
- Dark DaysINHALE
- Fightman野呂一生(カシオペア)
- DESIREGYZE
- The Last RevengeYuki(D_Drive)
- JET FINGER横関敦
- Dog 3白井眞輝([Alexandros])
- SerendipityLi-sa-X
- 太陽と暮らしてきたJYOCHO
- Hard Times松原正樹
- DAYDREAM和田アキラ(PRISM)
- TriptychDAITA(SIAM SHADE)
- PhiliaVersailles
- 誘惑ラプソディーYOSHIHIRO(ギルド)
- Dear My ”blue forest”YUI(CYNTIA)
- Ark Storm太田カツ(Ark Storm)
- Across the Horizona2c
- Fudge & Mudge矢堀孝一(FRAGILE)
- Red JadeUnveil Raze
- Don’t let it dieANTHEM
- 運命寺内タケシ
日本の速弾きギタリスト
KARATE大村孝佳(BABYMETALのサポート)
海外人気が非常に高いアイドルグループBABYMETALのバックバンド、神バンドのメンバーとしても知られているギタリスト、大村孝佳さんです。
大阪府出身で、音楽の専門学校を卒業後、2004年にデビュー。
バンドや専門学校の講師として精力的に活動していました。
マーティ・フリードマンさんのツアーに参加していたところからも、その実力の高さがうかがえます。
神バンドには2013年から参加。
日本のトップギタリストとして活躍中です!
プレイの特徴としては、サークルピッキングと呼ばれる、手首を固定し、指先の動きで弦を弾く奏法を得意としています。
(荒木若干)
ANGEL OF SALVATIONSyu(GALNERYUS)
1990年代に時代を席巻したシンガー・小野正利さんを擁するメタルバンド、GALNERYUSのギタリスト。
正確無比で流れるような速弾きを得意とし、アニメタルのギタリストとしても有名なプレーヤーです。
幼少期からピアノ、バイオリン、ドラムなどさまざまな楽器の経験をへてギターを選んだ経緯から、演奏面だけでなく音楽面全般で幅広い知識と見識を持っています。
メタルバンドのギタリストという肩書きから速弾きのイメージが強いですが、エモーショナルな泣きのギターも弾きこなすのでメタル好きでなくても一聴の価値があるギタリストです。
(星野貴史)
EL DORADOルーク篁(聖飢魔II)
2020年にデビュー35周年を迎えた聖飢魔Ⅱの元メンバーにして、『日本のビリーシーン』の異名を持つベーシスト・MASAKIさんと、聖飢魔Ⅱのドラマー・雷電湯澤さんとともに結成したCANTAでボーカルギターを務めるギタリストです。
聖飢魔Ⅱ特有の悪魔メイクに流麗な速弾きフレーズがトレードマークのギタリストですが、もともとギターを始めたきっかけは幼少期に姉から無理やり弾かされた事で、しかも当時はフォークギター少年であったというのですから驚きですよね。
速弾きギタリストの顔以外にもボーカルやプロデューサーなどマルチな活動をおこなっているギタリストです。
(星野貴史)
Heels of the wind山本恭司(BOWWOW)
ハードロックロックバンドBOWWOWのリーダーでもある山本恭司さん。
BOWWOWは日本だけでなくイギリスでも高く評価されたバンドです。
山本さんはヤマハの音楽院時代から天才ギタリストとして知られており、ギターを弾き始めて1年で海外の一流ギタリストの演奏を完全コピーしていたそうです。
ギターが好きだから集中して練習してしまう、という青年時代を送った山本さんのギタープレイは、技術に裏付けされたセンスが光っています。
Between Life And Death島紀史(Concerto Moon)
ヘビーメタルバンドConcerto Moonの中心人物、島紀史さんです。
兵庫県尼崎市出身、13歳のときに世界的なギタリスト、リッチー・ブラックモアさんの影響でギターを始めました。
Concerto Moonは1996年に結成。
『CHANGE MY HEART』など、数々の名曲を生み出しました。
ギター講師としての活動にも精力的。
雑誌『YOUNG GUITAR』で知った、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
「ネオクラシカル」と呼ばれる、いわゆる王道な速弾きプレイ、またスウィープ奏法を得意としています。
(荒木若干)
CRAZY DOCTOR高崎晃(LOUDNESS)
1980年代に海外進出し、日本人初となるマディソン・スクエア・ガーデンの舞台に立つなど数々の偉業を成し遂げたメタルバンド、LOUDNESSのギタリスト。
高校時代から『あの学校にはすごいギタリストがいる』とうわさになるほどの演奏技術を持っており、また世界で最も成功を収めたといわれるアメリカのメタルバンド、メタリカがスカウトしたという逸話があるなど、数々の伝説を持っているプレーヤーです。
プレイスタイルとしては通常の速弾きプレイはもちろんのこと、とくに高速のタッピングプレイがトレードマーク。
また、アメリカのロックバンド・ミスタービッグのポールギルバートさんも、高崎晃さんから影響を受けたと公言するなど、国内外で多くのギタリストに影響を与え続けています。
(星野貴史)