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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ
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【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ

ジャマイカで生まれた音楽ジャンル「スカ」は、誕生以来さまざまなジャンルへと波及して、ここ日本でもスカに影響を受けた多くのバンドが活躍しています。

一口にスカといってもオーセンティックなスカを鳴らすグループや、イギリス発のパンクとスカが融合した2TONE SKA、さらにはメタリックなギターが盛り込まれたミクスチャータイプのサウンドまで実にバラエティ豊かなバンドが存在するのですね。

こちらの記事ではスカコアやスカパンク、ホーンセクション不在ながらもスカを感じさせるサウンドを鳴らすグループも含めて、幅広い意味での日本のスカバンドをまとめています。

日本のスカが知りたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!

もくじ

【スカパンク・スカコア】日本のスカバンドまとめ

Whatevervagarious vagabondage

vagarious vagabondageは「名古屋とみせかけて豊明で結成」と語られているように、愛知県を中心として活動するスカバンドです。

メンバーの変化で管楽器がいなくなったタイミングがありつつも、ストレートなバンドサウンドでパワフルなスカを奏でています。

スカだけでなくレゲエやメタルなどからも影響を受けており、曲によってスピードも大きく変化、楽曲の幅の広さが大きな魅力ではないでしょうか。

スピードと重みのある独自のスカで、県内にとどまらず全国を走り回っているバンドですね。

河童巻き

DxHxCFIVE STATE DRIVE

FIVE STATE DRIVEは2013年に愛知県の名古屋市で結成されたスカパンクバンドです。

地元のライブハウスを中心に活動を重ね、大型フェス「FREEEDOM NAGOYA」にも出演と、着実にステップアップしていきました。

「90年代のスカコアに影響を受けたメンバーとそうでもないメンバーが集まって活動」と語られているように、スカを中心としたメロディックなバンドサウンドを奏でている印象ですね。

パワフルでありつつもスカのリズム感をしっかりと感じられる楽曲で、ボーカルの声質からも楽しさが強く伝わってきますね。

河童巻き

Stoned Out!TIJUANA BROOKS

TIJUANA BROOKSは1998年に宮城県仙台市で結成されたスカバンドです。

アメリカに留学していたボーカルのTHE HIDEKIさんが、スカが全盛期であった現地の音楽に影響を受け、音楽仲間に声をかけたことがきっかけで結成されたと語られています。

スカパンクだけではなく、パンクロックのジャンルの一つ「オイ」も取り入れたサウンドで、疾走感の中にある攻撃的な重量感が大きな魅力ですね。

管楽器も全体的に低音を奏でている印象で、THE HIDEKIさんの声質やたたきつけるような歌い方とも重なって、パワフルな空気感をしっかりと強調していますね。

河童巻き

Crack Fuck SteadyFREE KICK

Free Kickは2000年にギターボーカルを担当するHIDEKIさんを中心として、北海道苫小牧で活動をはじめたバンドです。

メンバーチェンジを繰り返しながら地道に活動を続けていく中で、2012年にはHEY-SMITHが主催の「HAJIKETE MAZARE FESTVAL」に出演し大きく注目されました。

楽曲の中での雰囲気の切り替わり、展開が変化するところが印象的で、低音が響くパワフルさとホーンの軽やかな音色が展開の中でしっかりと詰め込まれています。

スカの特徴ともいえる駆け抜けるような短い時間の曲であっても、引きつけるためのさまざまギミックを盛り込んでいるところがバンドの魅力ではないでしょうか。

河童巻き

買いすぎブギレトロ本舗

レトロ本舗さんは、甘くて心地よい女性ボーカルが特徴のスカバンドです。

彼らの魅力は、レトロな響きを持ちつつも現代的なポップセンスを忘れないサウンドにあります。

とくに、名曲『買いすぎブギ』はリスナーをノスタルジックな気分へと誘いつつ、現代の消費社会へのちょっとした風刺も込められており、その洗練された音楽性が光ります。

そんな彼らの楽曲の特徴であるタイトなリズムに乗せた軽快なホーンセクション、心地よいギターサウンドは、聴いていると自然と体を動かしたくなるでしょう。

ライブでは観客を巻き込むパフォーマンスも繰り広げ、会場を一体化させるのがこのバンドの真骨頂です。

スカの魅力を存分に教えてくれる存在だといえます。

RAG MUSIC 編集部

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