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ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ
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ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ

ジャズには多くの名曲が存在しますが、今回はその中でもピアノに着目した名曲をご紹介します。

ソロピアノやピアノトリオ等、少人数編成によってピアニストの個性が発揮されるのがピアノジャズの最大の魅力です。

有名なスタンダード曲だけでなく、ジャズピアニストによるオリジナル曲もチョイスしています。

しっとりしているだけじゃない、躍動感あふれるピアノジャズの魅力を存分に味わっていただけるセレクションです。

ぜひお気に入りを見つけてくださいね!

もくじ

ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ

Waltz For DebbyBill Evans

ジャズピアノの名曲を挙げるなら絶対に外せない大定番、ビル・エヴァンスさんの『ワルツ・フォー・デビイ』。

タイトル通り3拍子のワルツのリズムで始まりますが、しっとりしたイントロから一転、4拍子に切り替わって軽やかに展開するのも大きな魅力です。

聴くほどに「名曲」とされる理由が分かる、ピアノジャズの金字塔です。

Yu Kishimoto

I Cover The WaterfrontArt Tatum

ビリー・ホリディさんが歌ったことでも知られる、こちらの『I Cover The Waterfront』。

二葉百合子さんの名曲『岸壁の母』のような、「戦争から帰ってくる誰かを波止場にたたずんで待つ」といった内容が印象的な作品です。

作詞作曲は有名なジャズ・スタンダードナンバー『Body & Soul』を書いた、ジョニー・グリーンさんとエドワード・ヘイマンさんのコンビによって手がけられました。

独奏を得意とするアート・テイタムさんの美しいピアノ演奏を聴きたい方にオススメの1曲です!

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

Round MidnightThelonious Monk

独特の演奏スタイルとキャラクターを持つ、個性的なピアニスト、セロニアス・モンクさん。

彼が作曲したこちらの曲は、彼が作った曲の中では比較的正統派で美しいタイプの曲です。

1986年にはアメリカとフランスの合作による、同タイトルの映画が作られるなど、有名なジャズ・スタンダードとしてたくさんのアーティストに愛され続けています。

モンクさん本人の演奏のほか、トランペット奏者のマイルス・デイビスさんのバージョンもよく知られています。

聴き比べをしても楽しめると思いますよ!

平川雅子(ボーカリスト:坂田水雅子)

Days Of Wine And RosesMcCoy Tyner

『酒とバラの日々』という邦題でも知られるこちらは、もともと々は同名の映画のテーマ曲でした。

多くのジャズミュージシャンが取り上げる名曲であり、さまざまなバンド編成で演奏されていますが、オスカー・ピーターソンさんやマッコイ・タイナーさんがピアノトリオ編成のレパートリーとし、ジャズスタンダードとしての魅力を広く伝えました。

Yu Kishimoto

OrnithologyBud Powell

バド・パウエルさんはビバップの第一人者として知られるジャズピアノ奏者です。

こちらの楽曲、タイトルの「オムニソロジー」とは「鳥類学」を意味する言葉。

その曲名からもわかるとおり、作曲したのは「バード」の愛称で知られるサックス奏者のチャーリー・パーカーです。

3分強と短くまとめられた中に、お手本のようなフレーズが流れるように詰め込まれたアドリブはさすがですね。

Yu Kishimoto

Over the RainbowKeith Jarrett

『オズの魔法使い』劇中歌としてあまりにも有名なこの曲。

ジャズのスタンダード曲としてもおなじみですが、キース・ジャレットさんのソロ演奏により、ピアノジャズとしての広く知られるようになったのではないでしょうか。

シンプルなメロディをジャズ特有の和音が彩ることで、その魅力をさらに増しています。

Yu Kishimoto

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