BRAHMAN20周年フェス「尽未来際〜尽未来祭〜」がすごい
「尽未来際(じんみらいざい)」は今年で20周年を迎えるBRAHMANが主催する音楽フェス。
尽未来際とは仏教用語で「未来永劫、永遠に」という意味で、20周年という節目でこのようなタイトルのフェスを開催するということに大きな思い入れが感じられます。
それでは20周年を迎えるBRAHMANの尽未来際の紹介、始めます!
もくじ
BRAHMANとは
では、まずは尽未来際を主催するバンド、BRAHMANについてご紹介します。
BRAHMANは1995年結成の4人組ロックバンドです。
Hi-STANDARDとも交流が深く、現在30代くらいのいわゆるAIRJAM世代の方々には結成当初からのファンの方も多いのではないでしょうか。
彼らの楽曲の特徴は、ハードコアをベースに民族音楽的要素を取り込んだ独特のミクスチャーロックスタイルです。
ハードコアをベースにしているということですが激しい曲ばかりではなく中には優しい曲もあり表情豊かなバンドと言えるのではないでしょうか。
そしてBRAHMANの最大の魅力はやはりライブです。
Vo.TOSHI-LOWの「BRAHMAN、始めます!」の一言で始まる彼らのライブは感情むき出しで、とにかく惹き付けられ見入ってしまう迫力があります。
また、 2011年の東日本大震災以降、被災地復興の為の活動にも精力的に取り組んでいます。
そんなBRAHMANの20周年の節目に開催される尽未来際とはどんなイベントなのかみていきましょう。
尽未来際とは
尽未来際はBRAHMANの20周年の今年初めて開催されるフェスで、幕張メッセで11/14(土)、11/15(日)の2日間行われます。
今回の尽未来際のラインナップの特徴としては、1日目と2日目で出演者の世代が分かれていると言えることではないでしょうか。
10/7現在発表されている出演者で言えば、1日目はいずれも80年代後半〜90年代に結成されたバンドで、AIRJAM世代と言われるバンドが中心となっています。
一方2日目のラインナップは1981年結成のエレファントカシマシを除いては、10-FEETを始めACIDMANやSiMなど90年代後半から00年代のアーティストが出演します。
2日間で幅広い世代のアーティストが観られるということで楽しみなイベントですね。
では次の見出しでこの幅広い世代が出演するからこその見どころをご紹介したいと思います。
世代を超えて楽しめるイベント
先ほども書きましたように、今回の尽未来際では幅広い世代のアーティストのライブが観られるということで、若者から大人の方まで楽しめるイベントになっている点が大きな見どころとなっています。
また、1日目にAIRJAM世代のアーティスト、2日目には00年代のアーティストが中心に出演するということで、ほぼ完璧に出演者の世代が分かれている今回の尽未来際は、30代以降の大人の方は1日目を、10代・20代の方は2日目を観に行くという風にすれば、自分の世代のお気に入りのアーティストをたくさん観られるかもしれません。
しかしそうではなく、2日間とも、もしくはあえて逆に10代・20代の方が1日目を、30代以降の大人の方が2日目を観に行くというのも面白いのではないでしょうか。
特に、10代・20代の方にとっては1日にこれだけたくさんのAIRJAM世代のアーティストのライブを観られる日というのは経験したことがないのではないでしょうか。
そこで今回の尽未来際をキッカケに一世代上の、今僕たちが憧れるアーティストが憧れたアーティストを観るというのはいかがでしょうか。
このように、日によって出演者の世代が分けられたことで、かえって世代を超えて楽しめるような楽しみ方の出来るイベントになりそうですね。
2015年の見どころ
10/7現在発表されている幅広い17バンドの中からいくつかのアーティストをピックアップしてその魅力をお伝えしたいと思います。
Hi-STANDARD
2015年10月25日、正式に活動を再開することが急遽発表され、今回出演が決定!
もう説明不要ですよね!
Hi-STANDARDは1991年に結成バンドで、国内外を問わず多くのファンに支持され続けていたが、2000年の自身主催イベント「AIR JAM 2000」を最後に活動を休止、その後「AIR JAM 2011」翌年東北で開催された「AIR JAM 2012」を開催し活動再開しましたが、表立った活動はありませんでした。
新しい曲が聞けるのか!?どんな景色になるのか!?すごく楽しみであります。
BACK DROP BOMB
BACK DROP BOMBは1994年に結成し、98年と2000年にAIR JAMに出演しました。
彼らの魅力は、HIPHOPやレゲエ、スカなどの要素を取り入れたミクスチャースタイルです。
しっかりとしたバンドサウンドに2人のボーカルによるラップが乗っかるのは心地よく、とてもかっこいいです。
最近では、サックスやトロンボーン、キーボードをサポートで迎え活動しているようで、そちらも楽しみですね。
THAT’S THE WAY WE UNITE / BACK DROP BOMB