カラオケで歌いたいブルースの名曲、人気曲
哀愁にあふれたサウンドが魅力の音楽ジャンル、ブルース。
実は日本のブルースは意外にもクオリティが高いことで知られており、アンダーグラウンドには素晴らしい歌手が居るので、多くの名曲があふれかえっています。
今回はそのなかでもカラオケでぜひ歌っていただきたい楽曲をピックアップいたしました。
ボーカル講師によるボーカルテクニックの解説も織り交ぜているので、渋く、そしてかっこよくブルースを歌いたい方は必見です。
もくじ
カラオケで歌いたいブルースの名曲、人気曲
胸が痛い憂歌団
深い悲しみや切なさを歌い上げるブルースの世界には、心を打つ名曲が数多く存在します。
中でも、憂歌団の『胸が痛い』は、その深淵を感じさせるエモーショナルな楽曲の典型です。
木村充揮さんの独特の歌声とダイナミックな演奏が融合したこの曲は、カラオケボックスで情感たっぷりに歌いたくなる魅力にあふれています。
ボーカルテクニックにチャレンジする上では、そのだみ声をどう表現するかがポイントになりますが、誠実な感情表現が何よりも重要であることを忘れてはいけません。
歳を重ねるごとに味わいが増すこの曲は、同世代のリスナーにも、ブルースの深みを知る良いきっかけになるはずです。
恋しくてBEGIN
切ない思いを表現するブルースは心に深く響きます。
渋い響きとソウルが震えるようなサウンドは、カラオケのハイライトとなるでしょう。
歌い手の想いが込められた歌詞と、ゆったりと流れるメロディは、時には心を痛くし、時にはあたたかな慰めを与えてくれます。
リズムに乗せて伝わるブルースの韻を愉しみつつ、自分の解釈を加えながら歌うことで、より一層深い歌の世界を堪能できます。
上手く歌うコツをボーカル講師のアドバイスとともに把握できれば、カラオケでのパフォーマンスはさらに魅力的になるでしょう。
ブルースの名曲を歌い、その豊かな表現力と心に染みるメロディで、観る人の心を揺さぶりましょう。
雑踏忌野清志郎
破天荒なキャラクターと味のある音楽性で多くの方に愛されたシンガーソングライター、忌野清志郎さん。
ロックやパンクを代表するシンガーですが、その親戚のような存在でもあるブルースを軸にした楽曲もリリースしています。
その中でも特にオススメしたい1曲が、こちらの『雑踏』。
忌野清志郎さんの個性的な声色は、意外にもブルースとの相性がバツグンです。
渋さのなかにも淡さを秘めたブルースを聴きたいという方にオススメの1曲です。
(Ryo)
サイクリング・ブルース忌野清志郎
ブルースの深みに浸れる一曲、『サイクリング・ブルース』は、その名の通り自転車をコンセプトにした楽曲ですが、ただの旅歌では終わりません。
不思議と心に響くリズム、そして際立つ忌野清志郎さんの率直な歌詞が絡み合う中、リアルな喜びと哀愁を感じさせるメロディーが流れます。
カラオケでこの曲を歌う時は、その風景を思い描きながら声に出すと、ただの歌以上の感動が味わえるかもしれません。
特にブルース初心者にも歌いやすい構成で、友人や家族との共有にもぴったりです。
ボーカルテクニックに関する解説を受けて、よりブルージーに、感情豊かなパフォーマンスを目指してみてはいかがでしょうか。
朝日楼ちあきなおみ
こちらの『朝日楼』は女性の方にオススメしたい1曲です。
本作はもともとは洋楽なのですが、日本でも多くのアーティストによってカバーされています。
なかでも、ちあきなおみさんによるカバーは有名ですね。
なかなかに暗い内容の楽曲ですが、メロディーの絶望感と哀愁にマッチしており、全体を通して迫力のあるメロディーが多く登場します。
ボーカルとしての難易度は高めの楽曲ですが、気持ちもこもりやすいメロディーなので、ぜひ挑戦してみてください。
(Ryo)
悲しい色やね上田正樹
切なさと温もりが共存する『悲しい色やね』は、ブルースを基盤にした日本を代表する楽曲です。
上田正樹さん独特のハスキーボイスが、多くの人々の心に深く訴えかけます。
この曲の魅力は歌い手の感情表現力にも大きく左右されるため、カラオケで歌うときは自らの内面を探り、感情を込めることが重要です。
しわがれた声で情感たっぷりに表現することで、ブルース特有の哀愁を感じさせる演出が可能になります。
恋人との切ない別れを綴った歌詞は、ぜひ観客にも共感してもらいたいポイントです。
ストーリー性のあるこの名曲を、あなたもカラオケで歌ってみませんか。
きっと新しい発見があるはずです。