【2024】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ
日本のR&Bと聞いて、皆さんはどのようなアーティストやバンドをイメージされますでしょうか。
J-POPのヒット曲として多くの人が親しみながらも、実は本格的なR&Bのスキルで素晴らしい歌唱やメロディセンスを持ち合わせたアーティストは昭和の時代から存在しているのですよね。
2020年代の現在も最新の海外のR&Bシーンとリンクしつつ、邦楽や洋楽の垣根をこえたアーティストたちが素晴らしい楽曲を生み出しています。
こちらの記事では幅広い意味での最新の邦楽R&Bシーンを知るために、チェックしてほしい最新曲をまとめています。
邦楽ファンのみならずz、洋楽ファンの方もぜひ聴いてみてください!
もくじ
- 【2024】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ
- BodyMaliya
- 何色でもない花宇多田ヒカル
- hugiri
- Let It FlowNao Yoshioka
- FriendsFurui Riho
- 25eill
- アングラidom
- 君の目、声tonun
- “ざわわ” (feat. Yo-Sea)Leonald
- 24/7 YOU…LANA
- Pixelated World三浦大知
- Priorityaimi & EMI MARIA
- Ma LifeKvi Baba
- UMAMISIRUP, The Crane & whoosh
- 星喫茶店kiki vivi lily
- When You Were MineNissy(⻄島隆弘)
- PSYCHOFurui Riho
- Shut It Down向井太一
- いいじゃん井手綾香
- Chosen Oneaimi
- Seasoniri
- Wow林和希
- Take It slowMeteor
- WE AREeill
【2024】邦楽R&Bの最新曲・注目の曲まとめ
BodyMaliya
東京を拠点に活動するシンガーソングライター、MALIYAさん。
その音楽性は90年代のR&Bやソウルをルーツに、ジャズや現代のフューチャーソウルなど様々なエッセンスを織り交ぜた独自のスタイルを構築しています。
WONKやKANDYTOWNなど多くのアーティストとの共演も果たしてきた彼女が、2024年3月8日に新曲『Body』をリリース。
日本人女性プロデューサー初のグラミーノミネーターTOMOKO IDAさんがアレンジを手掛けた本作は、国際女性デーに合わせた発表となりました。
女性の自立と自尊心を称えるメッセージ性の強い楽曲で、MALIYAさんの美声が更なる輝きを放っています。
何色でもない花宇多田ヒカル
宇多田ヒカルさんが2024年2月に配信リリースした新曲『何色でもない花』は、フジテレビ系月9ドラマ『君が心をくれたから』の主題歌として話題を集めています。
リリース当日のミュージックビデオ公開時には1万人以上が同時視聴するなど、大きな反響を呼びました。
写真家のTakayさんによるアートワークは北海道・帯広で撮影され、ファンを魅了しています。
歌詞には愛と自己の確信に関する深いメッセージが込められており、ドラマの物語と密接に関連しているのも見逃せません。
この曲は愛の多様性や、人生における不確かな真実、そして自己受容と信頼の重要性を掘り下げた、宇多田さんならではの秀作です。
hugiri
神奈川県出身のシンガーソングライター、iriさん。
2014年のオーディションでグランプリを獲得し、HIP HOP/R&Bマナーを感じさせるビートとアップリフティングなダンストラックの上をシームレスに歌いこなす音楽性で高い評価を受けています。
『hug』は2024年1月に配信リリースされた、JR SKISKIのキャンペーンソングとして書き下ろされたピアノバラード。
失われた日々、途切れそうな繋がり、そして時間を超えた待ち続ける心を、白く舞う世界への憧れや季節の移ろいに重ねて描いた歌詞は、iriさんの詩的な表現力が光る秀作です。
冬のシーズンにぴったりの、そっと寄り添ってくれるような温かみのある楽曲ですね。
Let It FlowNao Yoshioka
Nao Yoshiokaさんは、1988年生まれ大阪出身のソウルシンガー兼ソングライターで、2011年より音楽活動を開始し、現在はニューヨークを拠点に活躍されています。
2012年のシングル『Make the Change』でデビューを果たし、2013年にはデビューアルバム『The Light』をリリース。
2015年には『Rising』でSoulTracks Readers’ Choice Awardを受賞、2016年の3rdアルバム『The Truth』はローリング・ストーンから「完璧なネオソウル」と高い評価を得ました。
そんなNaoさんが2024年2月にリリースしたのがこの『Let It Flow』。
著名プロデューサーのMusicman Tyとタッグを組み、星座や波をモチーフに愛と自由をテーマにした温かみのあるナンバーに仕上がっています。
パンデミックを乗り越えた今だからこそ伝えたいポジティブなメッセージと解放感を、心地よいメロディと歌声で表現した一曲ですね。
日々に疲れた時にふと聴きたくなるそんな作品です。
FriendsFurui Riho
1991年生まれ、北海道小樽市出身のシンガーソングライターとして注目を集めるFurui Rihoさん。
幼少期からゴスペルクワイアで音楽に親しみ、その後はR&Bやソウルミュージックにも傾倒。
2019年に配信シングル『Rebirth』でソロ活動を本格化させ、2022年3月にはアルバム『Green Light』をリリースしています。
そんな彼女が、HTB開局55周年を記念したドラマ『弁当屋さんのおもてなし』の主題歌として2023年2月に発表したのが、この『Friends』。
Furui Rihoさんの作品群からは、自分自身の経験をもとに自己表現や人間関係の機微を綴った歌詞が多く見受けられますが、本作でも主人公の等身大の視点から友情や絆をテーマにしたメッセージが込められているのではないでしょうか。
Furui Rihoさんの持ち味である、リアルな感情を吐露するかのようなリリックと歌声は、ドラマを盛り上げるのにぴったりの1曲となっています!
25eill
eillさんは、1998年生まれの東京都出身の女性シンガーソングライターです。
幼い頃から韓国の音楽に影響を受けた彼女は、透き通るような歌声とK-POPを感じさせる歌唱スタイルで注目を集めています。
2024年2月にリリースされた最新曲『25』は、eillさん自身がディレクションしたMVと共に公開され、25歳という年齢に揺れ動く心情を繊細に描いた作品となっています。
歌詞には、夢と現実のギャップ、周りの変化と自分の立ち位置、そして人生の美しさと複雑さが表現されており、同世代のリスナーの共感を呼ぶことでしょう。
『25』で見せたeillさんの表現力は、彼女のこれからの音楽人生に大きな期待を抱かせてくれます。
自分らしさを大切にしながら、新しいことにチャレンジする20代の皆さんにぜひ聴いていただきたい1曲です。