【名ギタリストだらけ!?】左利きギタリストまとめ
ギターの演奏は、右手でストロークをして左手でコードを押さえるのが基本ですよね。
しかし、世の中には左右逆で演奏する左利きのギタリストが存在しているんです!
ジミ・ヘンドリックスさんやニルヴァーナのカート・コバーンさんが左利きギタリストの代表ですよね。
この記事では、彼らのほかにも、国内外の左利きギタリストを一挙に紹介していきますね。
左利きギタリストといっても、左利き用のギターを使うのか、右利き用のギターの弦を張り替えて使うのか、はたまた右利きギターをそのまま左利き用として使うのかなど、ギタリストによってさまざまなスタイルがあります。
それぞれのギタリストのスタイルにも注目しながら、かっこいいギタリストを一緒に見ていきましょう!
もくじ
- 【名ギタリストだらけ!?】左利きギタリストまとめ
- Little WingJimi Hendrix
- Jailsのび太(THE LITTLE BLACK / 元WHITE ASH)
- あの日に帰りたい松崎しげる
- Bat CountryZacky Vengeance(Avenged Sevenfold)
- Kagerou今井寿(BUCK-TICK)
- Oh, Pretty WomanAlbert King
- Smells Like Teen SpiritKurt Cobain(Nirvana)
- Place to TryJose(TOTALFAT)
- Danger ZoneTony Iommi(Black Sabbath)
- Time BombTim Armstrong(Rancid)
- RubyAndrew White(Kaiser Chiefs)
- I`Cant Quit You BabyOtis Rush
- Backstreet SymphonyLuke Morley(Thunder)
- Shake SugareeElizabeth Cotten
- Let’s GoElliot Easton(The Cars)
- ポップコーンをほうばって甲斐よしひろ(甲斐バンド)
- 世界革命戦争宣言~銃を取れ!パンタ(頭脳警察)
- BlackbirdPaul McCartney
- La BambaCesar Rosas(Los Lobos)
- SeptemberAl McKay(元Earth, Wind & Fire)
- Totally WiredCraig Scanlon(The Fall)
- EchoesSimon Taylor-Davis(Klaxons)
- We Need You LordJonathan Butler
- Get The Funk Out Ma FaceGeorge Johnson(The Brothers Johnson)
- MisirlouDick Dale
- Live Los AngelesOmar Alfredo Rodriguez-Lopez(The Mars Volta)
- Nica Libres At DuskBen Howard
- Can’t Help Falling In Love With YouRobin Campbell(UB40)
【名ギタリストだらけ!?】左利きギタリストまとめ
Little WingJimi Hendrix
左利きのギタリストの中でもっとも有名な人といえば、ジミヘンことジミ・ヘンドリックスさんではないですよね!
彼は右利き用のギターを左利き用としてかまえることによって、独自の演奏を生み出したといわれています。
実は右利き用のギターも弾けたという説もあり、謎は深まりますが、インパクトがあったことは確かです。
Jailsのび太(THE LITTLE BLACK / 元WHITE ASH)
WHITE ASHは2006年に結成されたロックバンドで、2010年代の邦楽ロックシーンで大活躍しましたね。
そのフロントマンを務めたのび太さんも左利きのギタリストでした。
フェンダーの白いストラトの左利き用モデルを使用している姿が印象的。
彼のギターサウンドの特徴は、ストレートで太いロックなサウンドでした。
WHITE ASHは2017年に解散し、その後のび太さんはTHE LITTLE BLACKというバンドで活動しています。
(羽根佳祐)
あの日に帰りたい松崎しげる
代表曲『愛のメモリー』などで知られるシンガーソングライターの松崎しげるさんも、実は左利きのギタリストなんです。
テレビなんかで歌うときにはギターを持たずにパフォーマンスされていることが多いので、あまりご存じない方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかも、松崎さんは右利き用のギターをそのまま左利きに持ち替えて演奏できることでも知られており、彼のギターをよく見ると下側に1番太い6弦があるのがわかります。
右利き用のギターしかない場所でも演奏できるようにということでこのプレイスタイルになったそうです。
(羽根佳祐)
Bat CountryZacky Vengeance(Avenged Sevenfold)
メタルバンドとして人気のあるアヴェンジド・セヴンフォールドの創設メンバーにして、リズムギターおよびバックボーカルを務めるギタリスト。
エッジの効いたモダンなメタルサウンドを作り出しているタイトなリフ、重厚なアレンジでありながら美しいコーラスワークを際立たせたメロディーなど、バンドの核となるサウンドを作り出している人物です。
ロックバンドというとどうしてもリードギターが花形になってしまいますが、ザッキー・ヴェンジェンスさんのキャッチーなリズムギターがあってこそリードギターの存在感が増していることがわかりますよね。
世界中で800万枚以上の売り上げを持つバンドの中核を担う、まだまだ進化が止まらないミュージシャンです。
(星野貴史)
Kagerou今井寿(BUCK-TICK)
1987年のデビュー以来、不動のメンバーで活動を続けて2022年には35周年を迎えるBUCK-TICK。
ニューウェーブやポスト・パンク、ゴス、テクノやオルタナティブ・ロックなど時代の最先端をいく音楽を独自に昇華したB-Tサウンドをけん引する存在が、ギタリストの今井寿さんです。
大半の楽曲の作曲を担当、初期は作詞も多く手掛けて曲によってはボーカルも担当するマルチなアーティストの今井さんといえば、いわゆる「ギタリストらしさ」から逸脱したスタイルで知られています。
右利きであるにもかかわらず「しっくりきた」という理由で左利き用のギターを手にしている、という時点でさすがの一言ですよね。
初期はもう1人のギタリストである星野英彦さんとともに、フェルナンデスのTEJシリーズのギターを使用しており、ストラトタイプのギターも使っております。
音楽性の変化が見られた1989年辺りから通称「マイマイギター」と呼ばれるバイオリンを模したギターを披露、大々的にデジロックへと接近した時期の1997年には「スタビライザー」と呼ばれるシンセサイザーを搭載した特殊なギターを使うなど、見た目にも「一目でそれとわかる」ギターを使うのは、布袋寅泰さんからの影響だそうですね。
いわゆる伝統的なハードロックからの影響がないプレイヤーのため、いかにもロック・ギター然とした速弾きなどを弾くタイプではなく、あくまで音楽の表現の一つとしてギターを使っているといった印象の超個性派な今井さんの尽きないクリエイティビティが、BUCK-TICKが今もシーンの最前線で活躍している理由の一つであることは間違いないでしょう。
(KOH-1)
Oh, Pretty WomanAlbert King
アルバート・キングさんは1923年生まれのアメリカのブルース・ギタリストでありシンガーです。
B.B.キングさん、フレディー・キングさんと並び、ブルース・ギタリストの3大キングと呼ばれています。
左利きの彼は、右利き用に弦を張ったギターを逆に持って弾いており、それが独特のサウンドを生み出したともいわれています。