ライブチケットを定価で出品してファンの人とライブを満喫してきた
好きなアーティストのライブに行く予定だったけど急用で行けなくなった、もしくはチケットが余ってしまうことってないでしょうか?
このままだとお金もチケットも無駄になる……。
そんなときにはチケット売買サイトに出品すれば簡単に解決します。
ぼくはスピッツのライブに友達を誘って行こうとチケットを4枚入手しましたが都合があわず行く人が見つかりませんでした。
スピッツのライブは激しくてユルい!30周年ツアーのレポートと合わせて解説 – 満喫ぶろぐ
仕方がないので余っている3枚をチケットキャンプというチケット売買サイトに出品することにしました。
もちろん定価での出品です。
転売には抵抗がありましたがチケットは一晩ですべて売れ、スピッツファンの人とライブに行けました。
チケット売買サイトが悪のような風潮がありますが正しい使い方をすればお互いにメリットのあるいいものです。
当日手渡しの人と合流
本当は3枚とも当日手渡しで取引したかったのですがぼくの出品の手違いで2枚は郵送になり、残りの1枚のみ当日手渡しで落札でした。
当日会場前にあるファンクラブブースの近くで待ち合わせ。
メールで送られた服装の特徴をもとに探したところ、その人らしき人を発見。
やや緊張しながら声をかけました。
「あの~すみません。○○さんですか?」
「あ、はいそうです!こんにちは!」
おおー、ネットを通じて出会うってこんな感じなんだ!
「若いのにスピッツ好きなんですねー!」
なんていうからいくつなんだと思いましたが年齢はぼくのひとつ上のよう。
あなたも若いじゃないか。
ぼくの周りに同年代のスピッツファンがいませんでしたが、今回初めて同年代のスピッツファンに会えました。
こういう出会いもあるので転売サイトも使い方しだいですね。
あー、いい人が買ってくれてよかった……。
ライブが始まるまでの間はスピッツを聴くようになったきっかけ、どの曲が好きなのかやスピッツと関係ない他愛(たわい)もない話なんかをしていました。
去年出たアルバム「醒めない」に収録されている「モニャモニャ」という曲があるんですが、この曲はあんまり好きじゃないようです。
「なんだかあの曲モニャモニャするじゃないですか(笑)」
モニャモニャするってどんな感じだ?
もう少し聞いてみたものの分からずじまいです。
ちなみにモニャモニャはこんな曲。
チケット売買サイトは悪ではない
チケット売買サイトでは営利目的の高額での出品が相次いでいて多くのアーティストが高額出品に反対を表明しています。
本来チケット売買サイトはライブに行きたいけどチケットが手に入らなかった人とライブに行けなくなってチケットが余っている人をつなぐためのものであるはずです。
悪いのはチケット売買サイトではなく、本来の使い方ではない、高額で出品する人たちです。
アーティストによってはマッチングサービスというライブに行けなくなった人からチケットを譲ってもらえるようにしている場合もありますが、申し込める期間が限られていてライブ当日ギリギリになって行けなくなったときにはもう使えません。
定価での取引ならチケット売買サイトはどんどん使っていったほうがチケットが無駄になりません。
最近では定価以下での取引のみの売買サイトも作られています。
これは音楽業界公式のものです。
とはいえサイト自体できて間もなく取引手数料が高いなどの課題があります。
ぼくが今回当日手渡しを希望していたのは定価で落札したものを別の売買サイトに高額で出品する人もいそうだったからです。
いくつかのサイトだけでなくすべてのサイトが定価以上での取引ができないようにしないと転売はなくならないと思います。
ファンだったら高くてもチケットを買ってライブに行きたい、と思うのも仕方ないですが、高額での取引はアーティストも望んでいないのでファンだったらなおさら買うべきではありません。
すべてのライブチケットが正当に扱われることを願います。
ライタープロフィール
ブロガー
リュウ