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メンデルスゾーンの名曲。人気のクラシック音楽
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メンデルスゾーンの名曲。人気のクラシック音楽

「スコットランド」「イタリア」などの名曲で知られる作曲家、フェリックス・メンデルスゾーンが残した数々の曲の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、代表曲をご紹介します。

ドイツロマン派の天才作曲家による美しい旋律の調べに心奪われてください。

もくじ

メンデルスゾーンの名曲。人気のクラシック音楽

子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

ドイツ・ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマン。

彼はピアニストを志しながらも、手の怪我により作曲家への道を進みました。

妻のクララとの結婚や作曲家ブラームスとの交流など、シューマンの人生には音楽に影響を与えた出来事が数多くあります。

彼の代表的なピアノ曲集『子供の情景 Op.15』の第7曲『トロイメライ』は、穏やかで美しい旋律からシューマンの豊かな感性が伝わってくる1曲。

ピアノ独奏だけでなく、さまざまな編曲版も人気を集めている名曲です。

RAG MUSIC 編集部

バイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 MWV O 14Felix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンは、19世紀前半のドイツを代表する作曲家の一人です。

彼の音楽は、古典主義の伝統を受け継ぎつつも、ロマン主義の感性を取り入れた独自のスタイルで知られています。

なかでも『バイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64 MWV O 14』は、メンデルスゾーンの代表作の一つであり、バイオリンの魅力を存分に引き出した名曲として広く親しまれています。

本作は、メンデルスゾーンとバイオリニストのフェルディナント・ダーヴィッドとの長年の友情から生まれました。

メンデルスゾーン自身がバイオリンを演奏した経験を生かし、楽器の特性を熟知した書法が随所に見られます。

叙情的なメロディーと華麗な技巧のバランスが絶妙で、聴く者を魅了してやみません。

バイオリンの美しい音色に酔いしれたい方や、ロマン派音楽の名曲に触れてみたい方にぜひオススメしたい1曲です。

RAG MUSIC 編集部

「無言歌集 第2巻」より ヴェネツィアの舟歌 第2 嬰へ短調Felix Mendelssohn

繊細で優美な作品を数多く残したドイツの作曲家、フェリックス・メンデルスゾーン。

なかでも有名なのが「言葉のない歌」と称されるピアノ小品集『無言歌』です。

『無言歌』は8巻に分かれており、『ヴェネツィアの舟歌 第2 嬰ヘ短調』は第2巻に収められているもの悲しいメロディが涙を誘う名曲です。

全48曲それぞれにタイトルが付けられていますが、メンデルスゾーンが自ら名付けたのはそのうちたった5曲のみ。

『ヴェネツィアの舟歌 第2 嬰ヘ短調』もその一つであり、『無言歌』のなかでも非常に美しく印象的な作品として親しまれています。

ゆり

September (from Das Jahr)Fanny Mendelssohn

19世紀のドイツのロマン派を代表する作曲家、フェリックス・メンデルスゾーンは多くの名作を残してそれほどクラシック音楽に詳しくない方にも知られた存在ですが、実は実姉のファニー・メンデルスゾーンも優れた作曲家でありピアニストであった、ということをご存じでしょうか。

近年は研究が進み、さまざまな観点から再評価されている彼女の残した膨大な作品の中でも代表作と言われている『Das Jahr』は、イタリア旅行の思い出をピアノに託して作曲された1年間分の12曲に後奏を加えた全13曲からなるピアノ曲集です。

本稿で紹介している『9月 川にて』はそのピアノ曲集に収められた楽曲で、流麗な三連符の旋律は流れる川をイメージしているのだそうですよ。

現在も多くのピアニストが好んで取り上げて演奏している作品ですから、ぜひチェックしてみてください!

KOH-1

無言歌集 第7巻 Op.85 第4曲 エレジーFelix Mendelssohn

フェリックス・メンデルスゾーンの『無言歌集 第7巻 Op.85 第4曲 エレジー』は、穏やかでありながら深い感情を描き出すピアノ曲です。

音楽に親しみがある方なら、その繊細な旋律の流れが指先を通じて感情を伝えてくるのを実感できるはずです。

このエレジーでは、複雑な装飾音を用いながらも、それらを単なる飾りではなく、曲の感情表現に深みを与えるために活用する技術が求められます。

感情溢れるメロディラインを支える伴奏は、全体のバランスを考えながら臨機応変に弾くことで、曲の豊かな世界観をさらに引き立てます。

ピアノ奏者であれば、この曲に挑戦することで表現力の向上を図り、リスナーの方は心地よい旋律に身をゆだね、充実したひとときを過ごすことができるでしょう。

RAG MUSIC 編集部

無言歌集 第8巻 Op.102 第4曲 そよ風Felix Mendelssohn

『無言歌集』第8巻Op.102から選りすぐられた第4曲「そよ風」は、Felix Mendelssohnが残したピアノのための小品であり、中級者でもアプローチしやすい美しい曲です。

優雅な旋律は聴く者の心を捉え、繊細なアルペジオが楽曲に華やかさを添えます。

左手の分散和音は曲の流れるようなリズムを支え、右手は澄んだ旋律線を歌い上げます。

スラーの使い方や適切なペダルのコントロールが重要で、滑らかに奏でることで一層の魅力を引き出すことが可能です。

音楽愛好家であれば一度は手に取りたい、Mendelssohnのロマン派を代表する名曲と言えるでしょう。

クラシック音楽の中でも特にオススメしたい、心を奪われる「そよ風」には是非耳を傾けてみてください。

RAG MUSIC 編集部

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