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マイクスタンドのかんたん調整法
最終更新:

マイクスタンドのかんたん調整法

「歌ってる途中に別の方を向いた・・」

「ガッチリ締めたハズなのになんかグラつく・・」

マイクスタンドを使っていてそんな経験ありませんか?

重要なポイントは6ヶ所

見えている4ヶ所はよく知られているのですが、あとの2ヶ所が案外知られていない。

この残り2ヶ所を知っているだけで使用時の安心感が全然違います。

時折、ライブの最中にギタボやドラムボーカルの方がマイクにそっぽ向かれてるのを見ると「あぁ助けに行きたい!」って思っちゃうんです。

写真を見て→触ってみるだけですぐ実践できると思います。

試してみてください!

機能の解説

マイクスタンド

②&⑤で伸び縮み、③で角度調整。

⑥は収納する時に触るくらい。

と、ここまではほとんどの方がご存知でしょう。

マイクスタンド

さて、問題の①と④ですが、こういう事になってます。

マイクスタンド

取って外れる。

マイクスタンド

それぞれのジョイント部ですね。

本来演奏中に調整する為の物では無いのですが、よく緩みます!

使っているとほぼ確実に緩みます!

見えない部分のネジなので、扱い方はおろか、存在すら教えてくれる方って少ないです。

この部分がなぜ必要なのかというと、録音用に細いマイクの為にマイクホルダーを交換する時や、ストレートスタンドにする時にはここを外してパーツを取り替えるのです。

マイクスタンド

同じネジ径なので、組み合わせが可能です。

マイクスタンド

さて、やる事はというと、ズバリ『増し締め』だけです!!

マイクスタンド

上をしっかり持って、下図の方向にグググッとひねってください。

マイクスタンド

いざやろうと思うと回す向きがわからなくなるかもしれません、一度取り外してみて凝視してみるのも理解に繋がりますので、外した事が無い方は是非見てみてください。すぐ直せます。

同じように④も増し締めしてあげてくださいね。

マイクスタンド

スタジオで使い終わらはったスタンドを片付けていると、ここがユルユルな事が多いのです。

⑤を回したり締めたりしながら「あれっ?」って首をかしげてる光景を見るのも1度や2度ではないですし。

このちょっとした事を知っているかで、ライブや練習の安心感が違うんじゃないでしょうか!

みなさんも周りの人に教えてあげてみてください!