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日本の軍歌・行進曲・軍艦マーチ名曲集
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日本の軍歌・行進曲・軍艦マーチ名曲集

旧日本軍時代に作られた戦時歌謡・国民歌謡から、お馴染みの軍艦マーチまで、日本の軍歌・行進曲の中から、スタジオスタッフがご紹介する名曲集です。

平和を願いながら聴いてほしいプレイリストです。

日本の軍歌・行進曲・軍艦マーチ名曲集

嗚呼神風特別攻撃隊伊藤久男

雄々しい歌詞です。

しかし、そう自分を奮い立たせて命を惜しまず敵艦に体当たりした若者。

その決心、思い、体当たりの瞬間。

それを思うと、そうさせた時代の怖さとともに若者たちの純粋な気持ちに哀しさがあふれてきます。

歴史として知っていなければならない一つだと思いました

戦友島津亜矢

若い亜矢さんなのに、この重厚な歌を見事に歌いこなしています。

ショーのための歌ではなく、自分が生き残り亡くなってゆく戦友を思う哀しさを、まるで魂が宿ったかのように歌っていてその場面が見えるようで感動しました。

戦争の哀しさの一つの表れだと思いました。

日の丸行進曲織井茂子

子供の頃からの母、故郷、きょうだいなど思いの中の日の丸を強者として敵地に掲げて来いという、軍国一辺倒の教えが見えます。

曲調がどこかのどかであるだけに、子供にも歌って聞かせたのだろうと、今だから感じる怖さです。

露営の歌美空ひばり

日の丸、進軍、勝利……一色に染まった時代とはいえ、夢の中でまで死んで帰れと励まされるとは何とも哀しい歌です。

歌の中の若者たちは今ならまだ高校生です。

平和とはいえダラーンとしていて今とは真逆です。

これを良しとしなければならない、この頃の哀しい勇気を感じます。

麦と兵隊東海林太郎

火野葦平の小説をもとにしてできた歌だそうです。

目を背けたくなるような内容だそうで、これが戦争の残酷さを表しているのでしょう。

東海林太郎さんの落ち着いた声で、意気揚々たる軍歌ではなく静かな祖国愛を感じます。

軍国子守唄塩まさる

母親が男の子に、満州にいる兵隊さんの父親のことを子守唄として歌って聞かせています。

あくまで雄々しい父親像を歌い、父親の強さ日本の強さを子に教えているようです。

この子もいずれ出征するということが想像されちょっと涙ぐましい気もします。

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