人と音楽をつなぐWebマガジン
menusearch

【ドラマーのための】モーラー奏法って結局なに?

モーラー奏法を教えて10年の僕が、モーラー奏法についてなるべくキャッチーに解説してみたいと思います。

国内のモーラー奏法は独自の発展を遂げているのでいろんな情報が氾濫していますが、本来はとってもシンプルな奏法なのです。

モーラー奏法とは

簡単に言うと腕の回旋のエネルギーをストロークに利用する奏法です。

「いやいや、簡単じゃないぞ」という声が聞こえてきますね。

スポーツなどの経験があまりない方や体の構造に詳しくない方にはほぼ「んん……!?」って感じかもしれません。

言葉としてはこうとしか伝えようがないのですが、動いてみるととてもシンプル。

例えばスポーツだと野球やテニス、バスケだって腕は回旋しますし、日常でもうちわをあおいだり、ドアノブを回したり、車の運転をしたりと回旋のエネルギーを使う場面はたくさんあります。

実は何も意識していなくても自然にできる動きなのです。

つまりは、普通にドラムを演奏していても腕は自然に回旋しているのですが、この動きを正しくコントロールして音を出すためのストロークとして体系化されたものがモーラー奏法なのです。

ドラム上級者じゃないと難しい?

「モーラー奏法はドラム上級者じゃないとできないのではないか」と思われる方も多いかもしれませんが、実は全くもってそんなことはありません。

むしろドラムを始めたときから学んでもいいかもしれません。

モーラー奏法は一般的に言われているドラム演奏のフォームや基本とはかなり異なります。

僕の生徒さんも始めはよく「前の奏法と全然違う!」や「新しく楽器を始めたような感覚……」とおっしゃっています。

僕自身も習ったときはまさにそうでした。

具体的にどのくらい違うのか

https://www.studiorag.com/blog/fushimiten/moeller/1?p=88578&preview=1&_ppp=23a660b848

では、具体的にどれぐらい違うか体験してみましょう。

腕をおろしている状態から肘を90度ぐらいに曲げ、その状態で肘から先を上下に振ったり左右に振ったりしてみてください。

上下と左右では使い方も感覚も全然違いますよね?

つまり、一般的な奏法とモーラー奏法は動きの基礎が根本的に異なるため、その仕組みからしっかり理解していく必要があります。

モーラー奏法が難しいかどうかについては、長年モーラーで演奏している僕は一般的な奏法のほうがかなり難しく感じるので(もうそのようには動かせません……)、慣れるまでが難しいといった感じでしょうか。

でもそれってどの楽器でもそうですし、特別な難しさではないと思います。

おすすめの記事あわせて読みたい

こんな記事も読まれています