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【難易度低め】モーツァルトの簡単なピアノ曲
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【難易度低め】モーツァルトの簡単なピアノ曲

教科書でもおなじみの作曲家、モーツァルト。

神童と呼ばれたクラシック界の天才で、オペラ、協奏曲、交響曲、室内楽、ソナタとあらゆる音楽を得意としていました。

その作品の数は600を超えると言われています。

今回はそんなモーツァルトの作品のなかでも、難易度が低めの作品をピックアップしました。

どういった部分が簡単なのか、また、その簡単ななかでもどういった部分が難しいかというところにも言及しているので、ぜひチェックしてみてください。

【難易度低め】モーツァルトの簡単なピアノ曲

ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545Wolfgang Amadeus Mozart

初心者が中級者にステップアップする上で通りがちな作品『ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K. 545』。

発表会では頻繁に演奏されるので、ご存じの方も多いと思います。

簡単な譜読みと初心者にとって大切な要素がしっかりとつめこまれた構成が印象的な本作は、16分音符が並ぶところから速度が倍速になってしまう方が多いので、そこは細心の注意を払わなければなりません。

歯切れの良い音色を意識すれば、すばらしい演奏になるので、ぜひ挑戦してみてください。

Ryo

メヌエット ヘ長調 K. 2Wolfgang Amadeus Mozart

6歳を迎えたときにモーツァルトが作曲されたと言われている楽曲『メヌエット ヘ長調 K. 2』。

こんな楽曲を6歳で作るなんて、恐ろしい子供ですよね(笑)。

そんな話は置いといて……、この楽曲は初心者向けのモーツァルトの作品として人気を集めています。

右手のリズムは一定で、左手のメロディーによって雰囲気が変わるという、なんともモーツァルトらしい構成が印象的ですよね。

左手の練習にもなるので、始めたての初心者の方は、ぜひチェックしてみてください。

Ryo

セレナード 第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

多くのメディアで使用されているモーツァルトの名曲『セレナード 第13番 ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第1楽章』。

料理中のBGMに使われることが多いため、聴きなじみのある方は非常に多いと思います。

もともとはセレナードですが、ピアノ発表会では定番ですね。

難易度としては初心者のなかでも、特にキャリアの浅い方にオススメできる楽曲です。

速さや鍵盤の飛び方も初心者にとってはちょうど良い難易度にまとめられているので、ぜひチェックしてみてください。

Ryo

アレグロ ト短調 K. 312Wolfgang Amadeus Mozart

未完の名曲として知られているモーツァルトの作品『アレグロ ト短調 K. 312』。

作曲された動機はわかっていないものの、現在でも多くのピアノ愛好家に演奏されていますね。

難易度としては中級者向けで、単調なフレーズを繰り返したり初心者でもとっつきやすい部分はあるものの、手の交差が多かったり、嫌な部分に速いパッセージがあったりします。

『幻想曲 ニ短調 K. 397』をなんとか弾けるレベルの方は、取り組んでも損はないので、ぜひチェックしてみてください。

Ryo

幻想曲 ニ短調 K. 397Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトの幻想曲のなかでも特に人気の高い作品、『幻想曲 ニ短調 K. 397』。

哀愁に満ちた美しい主題にトリコになったという方も多いのではないでしょうか?

そんなこの作品の難易度は、中級者向けといったところでしょうか。

聴いている感じでは初心者でも弾けそうな気がしますが、そこが落とし穴。

速いパッセージは限定的ではあるものの、そもそもの表現力がないと良い演奏になりません。

初心者でも演奏できないことはないので、練習曲として日頃から取り組んでみるのもオススメです。

Ryo

ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲」付きWolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトでピアノ発表会に出るといえば、まっさきにこちらの『ピアノソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲」付き』を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?

第3楽章に『トルコ行進曲』があるため、トルコ行進曲付きと言われており、発表会では定番中の定番の本作。

第3楽章に目がいきがちですが、第1楽章と第2楽章もそれなりに重い演奏なので、初心者は苦労するかと重います。

とはいえ、全楽章で初心者向けといっても問題ない作品です。

暗譜も楽ですし、繰り返しのフレーズも多いので、ぜひ挑戦してみてください。

Ryo

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