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【採譜】譜面を書くときの反復記号の使い方
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【採譜】譜面を書くときの反復記号の使い方

コード進行は分かるのに、五線紙に書くとなると尻込みしてしまいませんか?

なんとなく難しそうに感じるのは、反復記号の使い方がよく分かっていないから。

今回は反復記号の使い方をご紹介します。

リピートマークを優先して使う

「たった3つ覚えるだけで譜面の読み書きができる」で紹介した通り、

の3つを使えば、ほとんどの譜面は書けてしまいます。

今回、覚えてほしいルールは1つだけ。

ダル・セーニョとリピートマークは似た働きをしますが、リピートマークを優先して使うこと。

では、実際にJ-POP定番の曲構成を例に、コード譜の書き方を見ていきましょう。

Intro-A-B-サビ-Inter-A-B-サビ-Solo-B-サビ-大サビ-Outro

よくある構成ですね。

コードは適当に付けました。

A-B-サビの進行が2回出てくるところに注目。

まずはリピートマークで繰り返します。

譜面
リピートマークは目立つようにこういう形で大きく書くこともあります。

2カッコでソロに抜けたら、ダル・セーニョでBメロへ。

譜面最後はコーダで大サビに飛んで、そのままアウトロに進みます。

譜面これで完成!

シンプルでしょう?

譜面まずはリピートマークを使う。

リピートマークで表記できないところは、セーニョ&コーダを使います。

全部で9段の譜面になりましたが、反復記号を使うことによって、6段分省略できています。

その他の指示は空いているところに。

正しい表記ではなくても、「ここはギターだけ」「だんだん盛り上げていく」のように書いてもいいと思います。

譜面はみんなで演奏するための目安。

仕事で使うようなものでなければ、正確でなくても意味が通じれば十分です。

慣れればとても便利なツール、譜面。

毛嫌いせずに使ってみてくださいね。

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ライタープロフィール

bass-school

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サポートミュージシャンとして活動する傍ら、都内、横浜、川崎などでベースの個人レッスンをしています。

ウェブサイト:https://bass-school.jimdo.com

ブログ:http://ameblo.jp/bass-school

Twitter:B_B_School

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