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バンド初心者のための。3ヶ月で初ライブを成功させる18のヒント
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バンド初心者のための。3ヶ月で初ライブを成功させる18のヒント

「バンドを始めたばかり…でも早くライブがしたい!」

「学園祭のライブまであとたった3ヶ月しかない…」

今回はバンド初心者の方が短期間で初ライブを成功させるためのヒントを、ESPエンタテインメントさんにポイントを絞って解説していただきました!

音楽・芸能と声優の音楽専門学校 ESPエンタテインメント

1. 目的を確認する

目的を確認する

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まずは何のためにライブをやるのか、その目的を確認しましょう。

自分達の曲を聴いてもらうため、趣味のため、チャリティのため…。

そしてどんな目的であれ、おそらくほとんどの場合はお客さんを満足させなければなりません。

つまり、いかに集客をして、いかにお客さんを盛り上げるかを、ライブまでの短い期間の中で演奏技術の向上と同じくらい真剣に考えなければなりません。

2. 目的にあった曲を選ぶ

目的にあった曲を選ぶ

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曲選びで重要なこと、それは顧客視点を持つことです。

例えば、お客さんを盛り上げることを目的とします。

この場合、ライブを盛り上げるためには、自分がやりたい曲ではなく、お客さんが聴きたい曲を選曲することが必要になります。

お客さんに人気のありそうな曲を10〜20曲くらいリストアップして、その中でできるだけシンプルで難易度の低い、わかりやすいものに絞り込んでいきましょう。

そして曲が決まったら、スマホに入れてとにかくその曲を聴きまくってください。

3. パートの役割りを確認する

パートの役割りを確認する

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実際に音を出す前にまず知っておきたいのは、自分のパートはどんな役割なのかということ。

音楽は「メロディ」「ハーモニー」「リズム」の3つ要素で成り立ってます。

メロディ:音の高さが様々に変化しながら進行していく

ハーモニー:複数の高さの音が重なり合いながら変化し、進行していく

リズム:音の時間的な長さが、一定の規律、パターンに従って進行していく

音の三要素、音楽の三要素 – acoutis

一番分かりやすい方法が、バンドスコアを見て視覚的に確認する方法です。

例えば、

それぞれのパートには、楽曲をその曲「らしく」している明確な役割がありますので、まずバンドの中での自分の役割を確認しましょう。

これが明確になると、自分のやらなければならないことの優先順位が見えてきます。

4. シンプルな編成・アレンジにする

シンプルな編成・アレンジにする

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どうしてもうまく演奏できないという場合は、メロディやフレーズを簡単にしてみましょう。

もう一度確認ですが、音楽は「メロディ、ハーモニー、リズム」の3つで成り立ちます。

この3つの骨組みを崩さなければ、楽曲は成り立つのです。

簡単にする方法が分からない場合は、先輩に相談しましょう。

5. 完コピを目指す

完コピを目指す

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4とは逆ですが、できれば完コピを目指してください。

お手本があれば自分たちの課題が明確になるのはもちろん、お客さんはとっても原曲にそっくりであればあるほど、安心して聞けるはずです。

アレンジをシンプルにする場合も、重要なキメやフレーズなどは極力崩さないようにして、原曲の雰囲気はできるだけ残すようにしましょう。

オリジナリティあふれるボーカルの歌い回しや、アドリブソロはこの次にチャレンジしても遅くはありません。

6. 生のライブの迫力を体感する

生のライブの迫力を体感する

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ライブステージの迫力や緊張感、高揚感は、練習スタジオや学校、カラオケボックスなどの日常では決して体験することのできない独特なものです。

実際にステージの上に立ってみると、おそらく想像以上のプレッシャーがあなたに襲いかかるはずです。

それまでになるべく多くのライブを実際に体感して場の雰囲気に慣れておくことが必要です。

もちろん、先輩バンドや好きなバンドのお手本にできるところはどんどん真似していきましょう。

必ず新しい発見があるはずです。

7. 計画を立てる

ライブ本番の日から逆算してスケジュールを立てましょう。

進捗度合いのチェックシートになるとともに、計画に対して遅れが出た場合に見直しも容易になります。

現実的なスケジュールを組めるように、先輩や顧問の先生にもチェックしてもらいます。

初めての文化祭ライブ。初ライブを成功させるためのスケジュール管理術

8. メトロノームを使って練習する

メトロノームを使って練習する

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リズムキープは安定感のあるバンド演奏には必要不可欠です。

そのためにはメトロノームを使った練習が欠かせません。

リズムの屋台骨となるドラムとベースはもちろん、ボーカルやギターも含めたバンド全体でしっかりリズムを合わせられるよう、バンドをはじめたときから習慣として身につけましょう。

9. こまめにチューニングをする

こまめにチューニングをする

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チューニングがずれたままだと、バンド全体の調性が不安定になりそれだけで下手に聞こえます。

バンド内でのピッチ感が養われず上達も遅くなります。

もちろんそのような環境ではボーカルも正確な音程で歌うことができません。

ギターやベースなどの弦楽器は、古い弦だとチューニングが狂いやすいので、本番前に新品に交換しておきましょう。

10. アンプで音を出して練習する

アンプで音を出して練習する

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大きな音量で演奏をすると、それまで気付かなかった音の強弱やニュアンスの違いなどが分かりやすくなります。

また、イヤホンではなんとなく上手く弾けてた気がする演奏も、しっかりとアラが聞こえてしまいます。

大きい音に慣れておくことで、それぞれのパートの音を的確にキャッチできるようになり、バンド演奏がさらに向上するのです。

11. バンド内の音量バランスに気を使う

バンド内の音量バランスに気を使う

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各楽器の音量を実際に演奏しながら整えていくことで、自分たちも演奏しやすく、またお客さんにとっても聞き取りやすいバランスになります。

歌モノのバンドであればあくまで主役はボーカルです。

第三者にチェックしてもらいながら、ボーカルやドラムの音量を軸に、ギターやベースなどの電気楽器の音量を調整していきましょう。