【音質に差がつく】nanaアプリのボーカル録音でやっておきたいこと
音楽コラボレーションアプリ「nana」を使われている皆さん、そしてこれから使い始めようとしている皆さんに向けて、今回は録音時に気をつけたほうがいいことをまとめてみました。
音楽コラボレーションアプリ「nana」
手軽に、音楽で世界中の人とコラボできる、魅力的なアプリです。
歌の録音も、とても簡単!誰でも、気軽に、何回でも録音し直したりもできます。
nanaに、音源をアップしている人たちのために、今回は、歌をスマホに録音する時のコツを、お伝えいたします。
よかったら参加くださいね!
Kan先生からアドバイスをもらっちゃおう! ちょっと真面目な『目からウロコ』のコメントをお届けします。
特に、何の道具も必要ありませんので、すぐに、実践できます!
「いい感じの声がうまく録音できない……」とお悩み人は、ぜひ、試してみてくださいね。
ポイント①:スマホを声のゴールに設定しない
「?」と思ったかもしれませんので、詳しく解説していきます。
ちょっと、スマホを「マイク」に置き換えて考えてみましょう!
カラオケでもライブステージでも必ず使うマイクですが、歌っている時は、誰に声を向けているかというポイントが、重要になります。
声を届けたい対象は、マイクですか?
いや、マイクではなく「その向こうにいる人」ですよね!
もちろん、マイクにしっかり声を入力する意識は大切ですが、マイクを声のゴールラインとしてしまうと、その向こうにいる聞いている人にとっては、何かしら「不足感」を感じてしまいます。
スマホに歌声を入れる時、内蔵マイクを歌声のゴールラインとして歌うと、録音した声を聞いてみると、こんな印象を持たれると思います。
- 「耳元でささやかれているみたい」
- 「歌声のテンションや熱が伝わらない」
- 「歌声が生々しい」
いかがでしょうか?
結構、こういった印象の歌声の方が多いような気がします。
なので、スマホに歌を録音する時は、声を届ける距離を、スマホよりも遠く(2~3メートル先ぐらい)に設定して歌ってみてください。
必ず、違いが表れてくるはずです。
ポイント②:空間に響いた歌声を録音する
あなたが声を録音している場所は、どこでしょうか?
大概は、自宅やカラオケボックスのどちらかかな?と思います。
屋内で録音する場合は、「その部屋の空間に響いた声」を録音すると思ってみてください。
そうするためには、「スマホと口(くち)の距離」が重要なポイントになります。
近すぎず、遠すぎず、程よい距離を調べてみる必要があります。
その手順としては、以下のようにやってみて、微調整を行ってみてください。
- 録音レベルを8割くらいにセットします。
- 口(くち)とスマホの距離を20~30㎝くらい離して、まず1回録音する。
- チェックして、小さすぎたり、大きすぎたりしていないか確認し再調整。
- 声の音量が小さい時はスマホを口に近づけ、大きい時は遠ざけたりして、歌いながら、スマホの位置を変える。(ちょっと高度)
- バック演奏と自分の歌声がなじんだ感じになれば、OKです。
この手順で、いろいろと、自分の声や曲に合うように、実験してみてください。
また、声にエコーをかけるエフェクトも入っていますので、違和感のない程度に使ってみるのもいいと思います!
ぜひ、いい歌を録音できるように参考にしてみてくださいね。
冒頭でも紹介しましたが、私が皆さんの歌にアドバイスをするコミュニティーを作りましたので、何かコメントが欲しいな~という人は、ぜひ、お気軽に参加してくださいね!
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ライタープロフィール
仙台のボイストレーナー
KAN
東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。
喉の構造を、科学的視点から専門研究。
喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。
現在は、宮城県仙台で指導しています。
LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。
実際に、あなたの声を聞かせて頂き、アドバイスいたします。
また、出張レッスンも対応しておりますので、ご依頼頂ければ、あなたの街にもお伺いいたします。
ぜひ、あなたの夢を応援させてください。
その他、質問、お問合せも、お気軽にお寄せ下さい。
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