【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ
大分県で作られているむぎ100%の焼酎二階堂。
二階堂のCMは1987年から放送されており、毎年新しい作品が放送されるんですよね。
商品の紹介や飲むシーンはほとんど登場せず、各地の自然や町並み、身の回りの風景などを印象的に切り取った芸術的な映像が特徴なんですよね。
さらに「二階堂のCMと言えば」というほどに印象的なのが、独特の空気感を持った語り。
郷愁を誘い、心の奥にグッと語りかけてくるようなこれまでCMは、放送スタート以来根強いファンを獲得しているんですよね。
この記事では二階堂のCMを網羅。
独特の世界観を紹介していきますね。
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【大分むぎ焼酎二階堂】郷愁を誘う歴代CMまとめ
「遠い憧れ」篇
大分むぎ焼酎二階堂CM「遠い憧れ」篇です。
後ろ姿だけ登場する山高帽にベージュのコートの男性が、跳ね橋を見上げながら昔を回顧する内容になっています。
バレエレッスンをする少女を窓の外から眺める少年の後ろ姿が印象的に描かれています。
キャッチコピーは「囁きかけるのは、遠き日の憧れか…」。
ロケ地は鳥栖駅のようです。
「消えた足跡」篇
後悔があればあるほど、それほど濃い人生を歩んできた……そういう考え方も、あるのかもしれません。
『消えた足跡』変は、さまざまな記憶、昔見た景色がフラッシュバックしていくような内容。
自分の思い出ではないのに、不思議と懐かしい気分になってしまいます。
映像が魅力的なのはもちろんのこと、音も重要な要素。
砂利道を歩く、蝉の鳴き声、寄せる波、そういう音にもノスタルジーが感じられます。
故郷に帰りたくなるCMです。
(荒木若干)
「水の旅」篇
1988年に公開された「水の旅」篇。
さまざまな水の映像と、流れながらにおいしく磨かれていくという語り、そして笛の音が美しいCMですね。
また、何だか人生も似たようなところがあるなと感じてしまいました。
生きているとつらいことも苦しいこともありますが、それを乗り越えた分だけ輝けると思うと、頑張ろうという気になりますよね。
映像では、熊本県の菊池渓谷や慈恩の滝、現在は南阿蘇村と呼ばれている白水村白川水源が使用されています。
(ささしな)
「心をつなぐ-秋冬-」篇
寒い時期、気の合う友人と話をするだけで気持ちが温まることって、ありますよね。
『心をつなぐ-秋冬-』篇は観ていて心がほっこりするようなCM。
友だちが来るのを待ちながら、ストーブを準備したり料理を作ったり。
ナレーションで語られているように、遠足の準備をしている時が1番ワクワクしていたという方、多いんじゃないでしょうか。
あの感じって不思議ですよね「何も始まってないのにもう楽しい」っていうの。
あなたもこのCMみたいに、誰かと幸せを共有してみては。
(荒木若干)
「孤独の風」篇
画家の善知鳥吉左さんが出演しているこのCM。
大きなアトリエで、これまた大きなキャンバスに向かって筆を走らせる……「絵になる」という言葉は、とはまさにこのことなんじゃないでしょうか。
「あなた」のために描いている、というナレーションにも胸打たれますね。
何か一つに打ち込むこと、そしてそれをずっと続けること、その大切さと難しさが映像から伝わってきます。
とくに物作り、創作が趣味な人なら刺さるかもしれません。
(荒木若干)
「海の海峡」篇
2000年に公開された「海の海峡」篇。
このCMでは記憶を断片的に切り取ったような、さまざまな風景やシーンが流れます。
らせん階段を足早に上っていく姿や、女性が寂しげに船を見送っている様子が印象に残りますね。
ともに過ごした青春や、夢のために選んだ別離という風景でしょうか。
少し切ない思いも感じますが、語りで表現される通り忘れられない懐かしい記憶というのは人の心を動かす不思議な力を持っていますよね。
映像は福岡県北九州市にて撮影されました。
(ささしな)