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NHKのど自慢に出たい!出演方法を聞いてみた
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NHKのど自慢に出たい!出演方法を聞いてみた

「のど自慢に出場したい!」

「どうやったらテレビに出られるの?」

気になったことないですか?

今回は、毎週日曜日にNHKで開催されている「のど自慢」の裏側を少し紹介したいと思います。

のど自慢って?

のど自慢は、NHK(NHK総合・NHKラジオ第1)で、1946年の放送開始から今期に渡るまで続いている長寿番組です。

1946年にラジオ番組「のど自慢素人音楽会」として放送が始まり、今では毎週日曜日12:15〜13:00で生放送されています。

日曜日のお昼に、日本全国のお茶の間を沸かし、誰もが一度は見たある番組だと思います。

番組はシンプルな構成で、一般の出場者(アマチュア)が歌を披露し、その後判定・採点され競うというものです。

毎回書類審査と会場での予選審査を勝ち上がった20組の出場者が自慢ののどとパフォーマンスを披露し、ゲスト審査員2人を交えた審査により、チャンピオンと熱演賞(審査員特別賞)が1組ずつ表彰される(以前は22組や25組の頃もあった。

また、海外公演は25組若しくは30組が出場する)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/NHK%E3%81%AE%E3%81%A9%E8%87%AA%E6%85%A2#cite_note-10

過去には、通常方法以外にも「BSジュニアのど自慢(15歳未満が出場)」「アニソンのど自慢」なども特別開催されているようです。

のど自慢に出るためにはどうしたらいい?

老若男女問わず全国の様々な方が出演されている、のど自慢。

一体どうやって出演されているのか?

NHKに問い合わせてみました。

以下のご回答を頂きました。

「のど自慢は『応募 → 演出(ハガキ審査) → 予選 → 出場』の流れになります」

「のど自慢は、収録場所が毎週変わります。弊社のホームページにて『のど自慢の年間予定表』がご覧頂けます。そこで放送日・開催場所をご確認して頂き、各地域の放送局に直接ハガキでご応募して頂く流れになります。」

これが、のど自慢の年間予定表です。↓

27_nodojiman2

のど自慢の年間予定表はNHKのオフィシャルサイトでご覧頂けます。

応募方法・資格は?

一回の放送分で応募はどれぐらいあるのか?

「各地域によって応募数は異なります。ハガキ応募をまず250組の選出します。そこから予選を経て選ばれるのは約20組です。」

ハガキのみの応募です!

応募 → ハガキ審査(予選定員選出250組) → 250組予選 → 約20組出場できるわけです。

応募方法は、郵便往復はがき(私製を除く)を用意し、

「往信用裏面」に、

  1. 郵便番号
  2. 住所
  3. 名前(ふりがな)
  4. 年齢・性別
  5. 電話番号
  6. 職業(具体的に。中学生・高校生・大学生は部活動なども記入。)
  7. 歌う曲目
  8. その曲の歌手名
  9. 選曲した理由(なお、グループの場合は、全員の名前(ふりがな)、年齢・性別、職業を明記。中学生は保護者の名前と電話番号も明記。)

「返信用表面」に

  1. 郵便番号
  2. 住所
  3. 名前(ふりがな)(なお、グループの場合は、代表者の郵便番号、住所、名前を明記。)を明記してお申し込みください。

応募は1人(1グループ)1通までとなっているようです。

応募については、NHKホームページでも紹介されています。

何歳以上から応募できるのか?

「27年度4月からは中学生以上の方のみになります。中学生の場合は保護者の承諾が必要です」

とのことです。

2015年〜出場資格を高校生以上から中学生以上に引き下げられたようです。

中学生以下の子供は出場できないのですね。

個人的には子供が歌っている場面も見てみたいですが…

出場できる条件は?

250組中、約20組に選ばれるようで、決して誰でも出演できる状況ではありません。

その審査基準が気になったので聞いてみました。

「各地域の開催放送局のプロデューサーやNHKの職員、各責任者の間で予選の審査が行われます。その基準は明確に決まっているわけではありません。歌がうまければOKということではありません。」とのことです。

歌が特別上手でなくても、パフォーマンスや、のど自慢に対する思い入れや意気込みがあれば、審査の対象になる!?ようですね!

歌の鐘奏者の判定?

「歌の判定は鐘奏者によるものではなく、番組スタッフ、開催局の責任者、地方中心局の責任者が別室にてモニターして、曲中に判定の指示を鐘奏者に伝えております」

通常の放送では、歌っている途中で鐘による判定があります。

鐘がなった時点で演奏はストップし、鐘のなる回数が多いほど、良い判定です。

中にはサビ手前で終了する…方もいますよね…笑

ちなみに「鐘奏者の方は」すべての放送1人で担当されているようで、毎週全国各地飛び回っておられるようですよ。

鐘奏者 秋山 気清(あきやま きせい)

1967年、東京芸術大学音楽学部器楽科打楽器専攻卒業。

同年、帝国劇場オーケストラ入団。

1969年、東京交響楽団に入る。

その後東京芸術大学フィルハーモニアに移り、約30年近く所属。

2002年2月より「NHKのど自慢」の鐘を担当。

http://www6.nhk.or.jp/nodojiman/cast/index.html

NHKの受信料を払っていない場合は応募できない?

これも気になったので聞いてみました。

以下のようなご回答頂きました。

「ハガキ選会においても、予選会においても、本番の審査においても、NHK受信料のお支払い有無は、審査の基準に含まれておりません。ただし応募の際のご連絡先を、受信料のご請求の際に使用することがあるご案内を、応募して頂いた方にお伝えする場合はございます。」

とのことでした。

最後に

歌好き、カラオケ好きの方の方、是非開催場所をチェックしてご応募してみてはどうでしょうか!

紅白は出る夢は叶わなくても…のど自慢なら出演できるかもしれないです!笑

ライタープロフィール

中尾きんや

スタジオラグ

中尾きんや

スタジオラグスタッフ

ウェブサイト:https://www.studiorag.com

Twitter:kin_kinya

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