沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
沖縄の音楽って独特の雰囲気があって、好きな方多いのではないでしょうか?
沖縄では長い間、独自の文化が育まれています。
そのため、琉球音階のような独特の響きと沖縄の方言による歌詞が相まって、ほかにはない魅力を放っています。
この記事では、そんな沖縄の音楽の中でも長い間大人から子供へ歌い継がれる民謡、わらべ歌をたっぷりと紹介していきますね!
これから紹介する曲を聴いて、あなたも沖縄の心を歌い継いでくださいね。
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もくじ
- 沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
- 赤田首里殿内夏川りみ
- 安里屋ユンタネーネーズ
- 唐船ドーイりんけんバンド
- 赤馬節大城師番
- ミルクムナリ日出克
- 祝い節乙女椿
- ハイサイおじさん喜納昌吉
- ふーゆべまー
- いったーあんまーまーかいが
- センスル節仲宗根創
- 月の美しゃ大工哲弘
- てぃんさぐぬ花古謝美佐子
- ばんがむり
- うふむらうどぅん
- 海ぬチンボーラー仲宗根創
- 国頭ジントウヨー嘉手苅林昌
- じんじん伊波秋杜
- なーみなーみわんわちゃくり
- ハリクヤマク上間綾乃
- 加那ヨー節照喜名朝一
- 生活の柄大工哲弘
- 花想い堀内加奈子
- 久高万寿主
- 安里ユンタ
- いちゅび小節ういずあす
- 豊年音頭
- 谷茶前節ティンクティンク
- ヨー加那よー大城美佐子
- 花ぬ風車
- 年中行事口説照屋林助
- とぅばらーま垣花賢也
- だんじゅかりゆし津波恒徳
- 芭蕉布太田るみ & 伊波勇
- 風の結人日出克
- ナークーニー上原政雄 & 上原政彦
- 風のどなん西泊茂昌
- ちんぬくじゅうしいFour Sisters
- 三村踊りありあり娘
- 心の詩我如古より子
- スーリ東節
- 汗水節大城美佐子
- かなさんどー前川守賢
- 十九の春田端義夫
- 仲順流り
- 遊び庭前川守賢
- 肝がなさ節よへんあいこ
- 謝花昇喜納昌吉
- 屋嘉節知名定男
- 二見情話玉城一美、山内たけし
- 下千鳥松田一利
- 西武門節知名定男 & 宮里康子
- 海ヤカラー
- 花ぬ風車桑江知子
- テンヨー節
- 唐船ドーイ
- いちゅび小節
- うわき節喜納昌吉 & 喜納哲子
- ユイユイ山川まゆみ
- かたみ節
- スーリー東節
- 女工節我如古より子
- なりやまあやぐ與那城美和
- ヒヤミカチ節登川誠仁
沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
赤田首里殿内夏川りみ
「赤田首里殿内」は「シーヤープー」とも言われ、子供をあやすときなどに手遊び歌としても歌われています。
この歌は、映画「ホテルハイビスカス」で登川誠仁が木の上で三線を引きながら歌う場面が有名です。
首里城の下町である赤田地区において、弥勒信仰の祭礼において歌われていたものの一つといわれていて、沖縄都市モノレールの首里駅の発車メロディーです。
安里屋ユンタネーネーズ
石垣島の竹富町の歌で全国的に有名な歌です。
ユイウタ(結歌)がユンタになったといわれ、人の結でおこなわれていた田植時に歌われていた歌と結び付き安里屋ユンタとなったと考えられています。
内容は、竹富島の美女と王府より八重山に派遣された役人とのやり取りをおもしろおかしく描いています。
沖縄都市モノレールの安里駅の発車メロディーです。
唐船ドーイりんけんバンド
カチャーシーの代表曲です。
旧盆に踊るエイサーや宴会、民謡酒場などで必ずといっていいほど演奏されます。
昔の若い男女の娯楽、毛遊びで早弾きで弾かれて楽しまれています。
沖縄都市モノレールの壷川駅の発車メロディーです。
赤馬節大城師番
「赤馬節」は、宮良村の役人、大城師番が18世紀はじめに作詞作曲したものだと言われています。
この歌は別名「いらさにしゃー」とも呼ばれていて、王が譲れといった名馬が自分のもとに帰ってきた喜びを歌った曲です。
「いらさにしゃー」はうれしいなあ、という意味で、喜ばしい曲であることから祝いの席でもよく歌われています。
ミルクムナリ日出克
沖縄では知らない人が絶対にいない名曲です。
沖縄伝統舞踊であるエイサーという集団演舞で使用される曲の中でも代表曲です。
歌詞は方言なので意味は伝わらないかもしれませんが、とても活力あふれるかっこいい曲です。
エイサーでは太鼓を使用しますが、太鼓や沖縄の掛け声とともにとても迫力があります。
祝い節乙女椿
詠み人知らずの歌です。
古典曲には出てこないことから、そんなに古い曲ではないと思われます。
祝い節は、八重山民謡の「舟越節」(ふなくやぶし)という曲にメロディーが似ています。
しかし、内容は、人々の思い、恨み、悲しみを率直に歌った曲で真逆です。
もしかすると、めでたい!!祝いの歌!!といいながらも、実は苦しいこの世に、いい世の中になってほしいと願う民衆の思いが込められた歌なのかもしれません。