J-POPから民謡まで!人気&定番の沖縄ソング
沖縄の曲を探しているあなたに向けて、この記事ではたくさんの沖縄にまつわる曲を紹介します。
沖縄をテーマにしたJ-POPをはじめ、オキナワン・ポップス、さらには古くから伝わる民謡までピックアップしました。
沖縄の曲って三線をはじめとする和楽器や独特の歌いまわし、さらにあの沖縄らしい雰囲気ってとっても魅力的ですよね!
ここで非常に音楽的な話になるのですが、沖縄の音楽には、琉球音階やヨナ抜き音階と呼ばれる「ドミファソシド」の5音で構成される音階が使われていることが多いんです。
その琉球音階が持つ響きこそが、沖縄の曲で感じられる沖縄らしい雰囲気の秘密なんです!
これから紹介する曲を聴いて、ぜひ沖縄の雰囲気を感じ取ってくださいね。
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琉球古典音楽
かぎやで風節
琉球古典音楽の中でも、広く知られている定番の曲です。
結婚式などのお祝いごとの際に演奏されることが多いおめでたい曲です。
歌詞はもちろん沖縄の方言でつづられていますが、めでたい出来事を喜んでいる様子を表しています。
(羽根佳祐)
唐船ドーイ
こちらの曲は、琉球民謡の代表的なカチャーシーと呼ばれる三線の速弾きの曲です。
琉球民謡の中でもポピュラーな曲の一つで、いろいろなアーティストに歌われており、エイサーのトリの定番で祝い歌の一つでもあります。
「唐船ドーイ」は「中国からの貿易船が来たぞ」という意味だそうです。
琉球の昔の様子がしのばれる歌ですね。
散山節
琉球古典音楽の楽曲の1つで、最も悲哀の曲想を持ちます。
歌詞の内容は、「本当の事なのかわが心はぼう然となって、まるで夢を見て驚いて目覚めたような心持である」という意味になっています。
干瀬節、子持節、仲風節、述懐節とともに二揚独唱曲の代表曲です。
組踊でも、母子の別れという悲しい場面や絶望の極みに至った人間の心を表現する場面に多く使われています。
(HATSUMI)
仲風節
琉球民謡の古典曲のひとつで、琉歌の八・八・八・六文字の形式に対し、五・七・八・六、または五・五・八・六文字の形式をもつ唄を中歌と呼びます。
琉歌の形式と和歌の形式の折衷だから仲歌と呼ぶ説もあるそうです。
昔から本土と交流があり、いろいろな文化がまじりあって琉球民謡が作られていたことがうかがえる1曲です。
赤馬節
沖縄は八重山の民謡で、八重山では、祝歌としてこの曲が正月やおめでたい席などで演奏されているそうです。
曲の内容は八重山の役人大城師番の馬のもっていた名馬、赤馬を琉球の王が欲しがり、献上を命じますが、馬が嫌がり役人が罰せられそうになります。
しかし、役人と馬との信頼関係に感動した王がこれを返すというものです。
谷茶前節
250年ほど前に万座毛に立ち寄った琉球王を歓迎するためにつくられた曲と伝えられています。
「タンチャ マシマシ」という歌詞は聴いたことがある方も多いのではないでしょうか。
舞踊の名人・玉城盛重が明治20年代にこの曲の振り付けを考えたそうです。
男が魚を捕り、女がざるに魚を入れ頭に載せて売り歩く様子を表現しています。