【ボーカリストのための】歌う時に喉を開ける方法とベストなタイミングとは
喉を開ける……歌のトレーニングでよく聞く言葉ですよね。
でもどういうことなのかイマイチよくわからない……という方も多いのではないでしょうか?
今回はその方法や、簡単にわかりやすく説明していきます。
喉を開く準備
歌う時は、喉の奥を広く開けましょう、とよく言われます。
話し声よりも、より音楽的な豊かな声を出すために、喉の奥は十分に開けることが必要です。
そこで、今回は、喉の奥を開ける準備のタイミングについて、お話ししていきます!
実は、開ける準備が遅かったりする人が多いのです。
その前に、まず、1つ確認しておきたいのが 、「喉の奥を開ける」という作業は、口を開けなくてもできる。
口を閉じたままでも、喉の奥だけ開けるということはできます。
つまり、声を出していない状態でも喉の奥は開けられる、ということです。
では実際、歌っている時を想像してみましょう!
初めのワンフレーズを歌う直前、息を吸います。
そして、歌詞の言葉に合わせて口を開ける。
そして声を出します。
この一連の流れの中で、どのタイミングで喉の奥を開ける作業をおこないますか?
「声を出す瞬間に喉の奥を開ける」では、準備が少し遅いのです。
息を吸うタイミング
歌うときの、喉の奥をしっかり開けた状態。
この準備は、息を吸った時にやってしまうと効率が良い。
声を出す瞬間に喉の準備をしていては、曲中、間に合わない。
なので、息を吸う時に、息のボールを喉の奥に放り込むようなイメージで喉の奥も開けてしまいましょう!
吸った時点で喉の準備がバッチリになれば、あとは声を通すだけです。
息を吸うのは、口からでも鼻からでも構いませんが、鼻から吸う場合(口を閉じている)でも、喉の奥は開けられますので、ぜひ試してみてください。
「呼気」⇒「発声」までの流れが、格段にスムーズになると思いますよ!
ライタープロフィール
仙台のボイストレーナー
KAN
東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。
喉の構造を、科学的視点から専門研究。
喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。
現在は、宮城県仙台で指導しています。
LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。
実際に、あなたの声を聞かせて頂き、アドバイスいたします。
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