有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場
日本でも教科書に採用されるなど、ある程度のなじみ深さがあるオペラ。
しかし、聞き覚えはあっても、オペラの名曲のことは詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、有名なオペラの名曲をピックアップしました。
楽曲の紹介はもちろんのこと、制作に至った経緯、歌っているオペラ歌手の魅力など、さまざまな観点から解説していますので、普段からオペラを聴く方も、オペラのことをあまり知らない方でも楽しめると思います。
ぜひ、最後までごゆっくりとお楽しみください。
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もくじ
- 有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場
- Torna a SurrientoFranco Corelli
- O sole mioMario Del Monaco
- Queen of the Night ariaDiana Damrau
- Casta DivaMaria Callas
- Nessun DormaGianfranco Cecchele
- La donna è mobileThe Three Tenors
- Core ‘ngratoFranco Corelli
- MattinataLuciano Pavarotti
- CarusoLuciano Pavarotti
- GranadaMario Lanza
- O mio babbino caroMontserrat Caballé
- Cantique de NoëlEnrico Caruso
- Frühlingsstimmen Op. 410Isyana Sarasvati
- Gelido in ogni venaCecilia Bartoli
- E lucevan le stelleJonas Kaufmann
- Una furtiva lagrimaL’Elisir d’Amore
- Che gelida maninaRamón Vargas
- L’amour est un oiseau rebelleElina Garanca
- E lucevan le stelleJosé Carreras
- Ave MariaLuciano Pavarotti
- ウェーバー: 歌劇「魔弾の射手」 J.277 – 狩人の合唱(Weber: Der Freischutz – Huntsmen’s Chorus)Carl Maria von Weber
- カタログの歌Fernando Corena
- 冷たい手をFrancisco Araiza
- G. C. MENOTTI | Amelia al Ballo: FinaleGian Carlo Menotti
- Candide Overture キャンディード序曲 レナード・バーンスタインLeonard Bernstein
- 愛の神よ、安らぎを与えたまえMaria Callas
- Winterstürme wichen dem Wonnemond/冬の嵐は過ぎ去り(冬のあらしは去り、こころよい月となった)Klaus Florian Vogt/クラウス・フロリアン・フォークト:歌、The Bavarian State Orchestra/バイエルン国立管弦楽団
- 喜劇 愛の妙薬(ガエターノ・ドニゼッティ作)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
- Libiamo ne’lieti calici/乾杯の歌Carlo Rizzi/カルロ・リッツィ:指揮
- あれかこれかEnrico Caruso
- オペラ オルフェオ(モンテヴェルディ作)ジョルディ・サバール & ラ・カペッラ・レイアル・デ・カタルーニャ
- オペラ 道化師 (ルッジェーロ・レオンカヴァッロ作)ドレスデン国立歌劇場管弦楽団
- シャンパンの歌Ezio Pinza
- 歌劇 奥様女中(ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ作)イ・バロッキスティ・オーケストラ
- 狂乱の場ジョーン・サザーランド:歌
- ヴェルディのオペラ・アイーダより「凱旋行進曲」Giuseppe Verdi
- ぺレアスとメリザンド(ドビュッシー作)ウィーン放送交響楽団
- C.サン=サーンス《ヘンリーⅧ世》 全4幕 仏コンピエーニュ帝国劇場1991年 2/2Camille Saint-Saëns
- 薬屋の歌Elisabeth Schwarzkopf
- Recondita armoniaPlacido Domingo
- わたしの名はミミAnna Moffo
- 江戸川蘭子(ソプラノ) レハール:喜歌劇《メリー・ウィドー》より〈メリー・ウィドー・ワルツ〉(高鳴る調べに)Franz Lehar
- 売られた花嫁(スメタナ作)チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
- Mozart – The Marriage of Figaro Overture (K.492) – Wiener Symphoniker – Fabio Luisi (HD)Wolfgang Amadeus Mozart
- Come’è gentil/なんという優しさ(なんたる静けさ/四月の宵はなんと甘美なことだろう!/4月の宵はなんと心地よいのだ)
- 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より「間奏曲」(マスカーニ)Pietro Mascagni
- 歌劇 マルタ( フリードリッヒ・フォン・フロトー)シュターツカペレ・ベルリン国立歌劇場オーケストラ
- 私を泣かせてください 歌劇「リナルド」 中丸三千繪 0001Georg Friedrich Händel
- 今の歌声はテレサ・ベルガンサ:歌
- 闘牛士の歌堀内康雄
- オペラ フィデリオベートーヴェン作ローマ歌劇場管弦楽団
- 歌劇《ルスランとリュドミュラ》序曲Mikhail Glinka
- 悪魔め、鬼めRenato Bruson
- オペラ 椿姫(ジュゼッペ・ヴェルディ)東京フィルハーモニー交響楽団
- 自分で自分がわからないTeresa Berganza
- 女心の歌デル=モナコ:歌
- 娘か可愛い女房がHermann Prey
- 恋とはどんなものかしらイングリット・ケルテシ:歌
- 歌劇 魔笛(モーツアルト作)ミラノ・スカラ座管弦楽団
- 軽騎兵 序曲Franz von Suppé
- おお幾たびかGraziella Sciutti
- Largo al factotumThomas Hampson
- 凱旋の合唱ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
- ♪スメタナ: 歌劇「売られた花嫁」序曲 / イシュトヴァン・ケルテス指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団Bedrich Smetana
- 歌に生き恋に生きLeontyne Price
- チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」作品24ポロネーズPyotr Tchaikovsky
- Rossini:Barber of Seville・ロッシーニ:セビリアの理髪師 序曲Gioachino Rossini
- 歌劇《ウィンザーの陽気な女房たち》序曲Otto Nicolai
- わたしのお父さんRenée Fleming
- Ist ein Traum, kann nicht wirklich sein/まるで夢のようDiana Damrau/ディアナ・ダムラウ:歌
- ≪マドンナの宝石≫間奏曲~”I Gioielli della Madonna” – Intermezzo~Ermanno Wolf-Ferrari
- サムソンとデリラ(サン・サーンス作)パリ・オペラ座管弦楽団
- オペラ 夢中病の女(ヴィンチェンツォ・ベッリーニ作)カリアリ劇場リリコ管弦楽団
- Dialogues des Carmélites de Poulenc – Les grands moments – Atelier d’opéra UdeMFrancis Poulenc
- ファウスト(グノー作)ウィーン交響楽団
- Wer ein holdes Weib errungen/立派な妻を得たものは(良い妻を娶った者は)
- Quel guardo il cavaliereAnna Netrebko
- スペインの時 (モーリス・ラヴェル作)パリ国立歌劇場管弦楽団
- オペラ オルフェオとエウリディーチェ(グルック作)フライブルク・バロック管弦楽団
- Eri tu che macchiaviDmitri Hvorostovsky
- 衣装をつけろFranco Corelli
- Rachmaninoff – The Miserly Knight, Op. 24Sergei Rachmaninov
- 手紙の場ディナーラ・アリーエワ:歌
- ムツェンスク郡のマクベス夫人(ショスタコーヴィチ作)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
- カルメン (ビゼー作)ハンブルク北ドイツ放送交響楽団
- 行けわが想いよ黄金の翼に乗ってArturo Toscanini
- グルック オルフェオとエウリディーチェ 序曲Christoph Willibald Gluck
- オペラ ハムレット(アンブロワーズ・トマ作)トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
- トスカ(プッチーニ作)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- Pourquoi me reveiller/春風よ、何故に私を目覚めさせるのか(春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか)Jonas Kaufmann/ヨナス・カウフマン:歌
- 人知れぬ涙Luigi Alva
- 狩人の合唱:狩人の喜びはスロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
- ピーター・グライムズ(ベンジャミン・ブリテン)ロンドン交響楽団
- オペラ”カルメン”より「 闘牛士の歌」 G.ビゼー「諸君の乾杯を喜んで受けよう」秋山隆典 Bizet: Carmen-Toreador song “Votre Toast”Georges Bizet
- 私のお父さんアナ・マリア・マルティネス:歌
- 喜劇オペラ ウィンザーの陽気な女房たち (オットー・ニコライ作)ヨーロッパ室内管弦楽団
- 婚礼の合唱スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
- プロヴァンスの海と陸Dietrich Fischer-Dieskau
- 歌劇 魔弾の射手(ウェーバー作)ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
- 歌劇 ルッジェーロの救出(フランチェスカ・カッチーニ作)ヴワディスワフ・クウォシエヴィチ
- ワーグナー「ワルキューレの騎行」カラヤン指揮/バイロイト祝祭管(1951)Richard Wagner
- 今の歌声はRita Streich
- 侯爵様、あなたのようなお方はリタ・シュトライヒ:歌
- Casta Diva/清らかな女神よRenée Fleming/ルネ・フレミング:歌
- 喜劇 ニュルンベルクのマイスタージンガー(ワーグナー作)バイロイト祝祭管弦楽団
- Batti, batti, o bel Masetto /ぶってよ、マゼット(/ぶってよ、いとしいマゼット/ぶって、ぶってちょうだい、ねえマゼット/打ってよ、マゼット)
- 「天国と地獄」序曲スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
- 宝石の歌ロス・アンヘレス:歌
- Agitata Da Due VentiCecilia Bartoli
- パヴァロッティ: 誰も寝てはならぬ (プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より)Giacomo Puccini
- 人知れぬ涙ルイジ・アルヴァ:歌
- 町人貴族(ジャン・バティスト・リュリ作)ムジカ・フローレア
- オンブラ・マイ・フAafje Heynis
- Anja Silja – Janacek – Vec Makropoulos – Final part 1.wmvLeoš Janaček
- オペラ ディドとエネアス(ヘンリー・パーセル作)ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
- 歌に生き、恋に生き(歌に生き、愛に生き)マリア・カラス:歌
- ある晴れた日にリチア・アルバネーゼ:歌
- 歌劇 「アルルの女」 ありふれた話 サルヴァトーレ・リチートラFrancesco Cilea
- オペラ リナルド(ヘンデル作)フェニーチェ劇場管弦楽団
有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場
Torna a SurrientoFranco Corelli
日本でも教科書に採用されるなど、なじみ深いカンツォーネ、『Torna a Surriento』。
正式なオペラではありませんが、何人もの偉大なテノール歌手によって歌われ続けているため、今回、チョイスするに至りました。
今回はイタリアを代表する偉大なテノール歌手、フランコ・コレッリさんのバージョンをピックアップしているのですが、難易度の高いこの曲を伸びやかに歌い上げるさまは、さすがの一言につきますね。
歴代でも3本の指に入るほどの歌唱力を持っている歌手なので、ぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
O sole mioMario Del Monaco
イタリアのカンツォーネを代表する名曲、『O sole mio』。
日本でも教科書に採用されているため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
正式にはオペラではありませんが、多くのテノール歌手によって歌われているため、チョイスしてみました。
今回はドラマティコのテノール歌手として絶大な人気を集めた、マリオ・デル・モナコさんによるバージョンをピックアップしているのですが、彼の力強い歌声と優雅な『O sole mio』のメロディーが見事にマッチしています。
(Ryo)
Queen of the Night ariaDiana Damrau
ソプラノのオペラのなかで最も有名な楽曲といえば、こちらの『Queen of the Night aria』をイメージする方も多いと思います。
日本語では『復讐の炎は地獄のように我が心に燃え』というタイトルで知られており、モーツァルトのオペラ作品『魔笛』を代表する楽曲として知られています。
今回はディアナ・ダムラウさんによるバージョンをピックアップしているのですが、現役のソプラノ歌手のなかでは、最もうまく歌いこなせているでしょう。
(Ryo)
Casta DivaMaria Callas
ヴィンチェンツォ・ニーバリによって作られたオペラ『Norma』。
こちらの『Casta Diva』はその中でも特に人気を集める作品の1つで、ソプラノ歌手にとっては憧れの曲です。
今回は偉大なソプラノ歌手、マリア・カラスさんによるバージョンをピックアップしました。
この曲の最も難しい部分である激しい抑揚を非常になめらかに歌い上げてしまうことからも、彼女の圧倒的な歌唱力の高さがうかがえますね。
ぜひチェックしてみてください。
(Ryo)
Nessun DormaGianfranco Cecchele
オペラの名曲と聞かれて、この曲をイメージする方は多いのではないでしょうか?
こちらの『Nessun Dorma』はジャコモ・プッチーニのオペラ作品に登場する楽曲で、いくつものオペラの作品のなかでもトップクラスの人気をほこります。
この楽曲は歌い手によって、大きく雰囲気が異なるのですが、こちらのジャンフランコ・チェッケレさんのバージョンは、音源が存在するなかで一番と言われる彼の歌唱力も相まって、非常に壮大な雰囲気にまとめられています。
(Ryo)