オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
誰でも日常的に耳にする音楽、クラシック。
なじみのない方にとっては、ハードルの高いジャンルではありますが、その音楽性はあらゆるジャンルのなかでも、特に洗練されています。
今回は、そんなクラシックの花形であるオーケストラの名曲をピックアップしてみました。
管弦楽で最も規模の大きい交響曲が好きな人が楽しめるマイナーな曲や、クラシックを聴く機会が少ない方も楽しめるメジャーな作品もピックアップしています。
ぜひチェックしてみてください。
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オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
組曲「アルルの女」Georges Bizet
この曲はドーテの同名の短編小説に合わせて1872年にビゼーが作曲した組曲です。
アイスや栄養ドリンクのCMでも使用されていました。
この組曲自体は全部で27曲ありますが、オーケストラではこの中から数曲を選んで演奏するのが習慣となっています。
無駄な部分のないシンプルな音楽が聴けるので、ほのぼのとした描写が伝わってきて癒やしの要素があるといえます。
弦楽セレナードPeter Ilyich Tchaikovsky
スタッフサービスのCM『企業 オー人事オー人事』BGMとして、記憶に新しいですよね。
ほかには東京ディズニーシーやKracieのCMにも使われています。
仕事や勉強で疲れた心と体を、いたわるようなメロディーが特ちょう。
ストリングスが美しく、聴く人の心をやさしく包み込みます。
たとえば人間関係でストレスをためこんでいたら、この曲がそのモヤモヤを洗い流してくれる。
そんな力を持っているのです。
お風呂に入りながら聴くといいですよ。
(えん)
交響曲第39番Wolfgang Amadeus Mozart
オーボエが使われていない交響曲。
モーツァルトの楽曲ではめずらしいこととされています。
最初は心を包むようによりそってきて。
すこーし疑い深い感じになってはなれていきます。
またその疑いが晴れて、近づいてくる。
後は雨のように音色が頭に降りかかっています。
こんなつかみどころがない人っていますよね。
そんな人のイメージが浮かぶのです。
(えん)
交響曲第3番「英雄」Ludwig van Beethoven
「英雄」の名でよく知られているベートーベンの『交響曲第3番』は1804年に完成させた交響曲です。
フランス革命後の世界情勢の中、ベートーベンのナポレオンへの共感から、彼をたたえる曲として作曲されました。
交響曲が貴族のサロンなどで特権階級に向かって演奏される曲から、街中のコンサート会場で大衆に向かって演奏される曲になった革命的な作品であり、また器楽音楽による表現の可能性を大きく広げた画期的大作です。
(HATSUMI)
展覧会の絵Mussorgsky
副題に「ヴィクトル・ガルトマンの思い出に」とあるこの組曲は、39歳で亡くなった友人の画家、ガルトマンを追悼して開かれた遺作展にインスピレーションを得て作曲されています。
ムソルグスキーが歩いて回る曲「プロムナード」と、絵の印象をもとにした全10曲から成ります。
ムソルグスキーの生前に演奏や出版はされなかったものの、リムスキー=コルサコフが発掘し手を加えた上で出版。
その後、ピアノ組曲であったこの曲を「管弦楽の魔術師」と呼ばれたラヴェルによりオーケストラ版に編曲されました。
(HATSUMI)
シンコペイテッド・クロックLeroy Anderson
「シンコペーション」とは拍子、アクセント、リズムを意図的にずらし、ノリやメリハリをつけることをいいます。
シンコペイテッド・クロックではその技法を使っていてそのずらし方がとても絶妙で、1度聴いただけで忘れられなくなる曲です。