オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
誰でも日常的に耳にする音楽、クラシック。
なじみのない方にとっては、ハードルの高いジャンルではありますが、その音楽性はあらゆるジャンルのなかでも、特に洗練されています。
今回は、そんなクラシックの花形であるオーケストラの名曲をピックアップしてみました。
管弦楽で最も規模の大きい交響曲が好きな人が楽しめるマイナーな曲や、クラシックを聴く機会が少ない方も楽しめるメジャーな作品もピックアップしています。
ぜひチェックしてみてください。
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オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
闘牛士の歌Georges Bizet
19世紀のフランスで作曲家として活躍したジョルジュ・ビゼーの代表曲『カルメン』で歌われるアリア。
日本でもテレビ番組やCMなどで昔から広く使用されているため、世代を問わず一度は耳にしたことがあるであろうクラシックナンバーですよね。
オペラらしい情景が見えるような旋律や、クラシック音楽ならではのダイナミクスからは、聴き手を圧倒しながらも夢中にさせる魅力を感じるのではないでしょうか。
ポピュラーミュージックでは感じられない大きな抑揚で楽曲のイメージを作り出している、クラシックでなければ表現が難しい音の世界を体験できる楽曲です。
(星野貴史)
フィガロの結婚Wolfgang Amadeus Mozart
フランスの劇作家・ボーマルシェによる風刺的な戯曲をもとにヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したオペラ。
序曲と全4幕からなるオペラ・ブッファ形式の楽曲で、特に日本では序曲がCMなど幅広く使用されることから普段あまりクラシックを意識されない方や聴かない方でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
これぞオーケストラ、と感じるダイナミクスは、他の音楽ジャンルではなかなか味わえない迫力を体感できますよね。
交響曲の素晴らしさを分かりやすく感じられる、壮大でありながら美しいクラシックナンバーです。
(星野貴史)
「軽騎兵」序曲Václav Neumann
オーストリアの作曲家スッペの代表作もともとは全2幕のオペレッタ作品『軽騎兵』において演奏される曲目ですが、本編は失われてしまい、現代ではこの序曲しか残っていません。
有名な冒頭のトランペットのテーマが勇敢にとどろいた後、馬の駆け足のような行進曲があらわれ、戦いの場面を連想させます。
弦楽器による憂いを帯びたメロディを挟んで、ふたたび行進曲が登場し明るいままに幕が閉じます。
軽妙なメロディと生きいきとしたリズムに加えて、ウィーン特有の優美さを兼ね備えている作品です。
(HATSUMI)
ジャズ組曲第2番Dmitrievich Shostakovich
20世紀のロシアを代表する作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチが作曲したオーケストラのための組曲。
当時のロシアにおけるジャズの普及、およびバンドの向上を目的として作曲されました。
行進曲やワルツなどの8曲から成る組曲で、コミカルなリズムや明るく派手な印象をうける作品です。
オーケストラというよりもビックバンドのような性格を持つ曲で、勢いのある管楽器の音色が特徴的です。
8曲それぞれが異なった性格を持っており、音楽のさまざまな表情を楽しめる1曲です!
(HATSUMI)
交響曲第6番「田園」Ludwig van Beethoven
ベートーベンの代表作でもあり、彼自身が標題を付けた唯一の交響曲でもあります。
この曲は自然が豊かなハイリゲンシュタットで作曲されたもので、まさに自然の豊かさと穏やかさが曲に表れています。
ベートーベンは曲の標題だけでなく、第1楽章「田舎に到着したときの晴れやかな気分」、第2楽章「小川のほとりの情景」、第3楽章「田舎の人々の楽しい集い」、第4楽章「雷雨、嵐」、第5楽章「牧歌、嵐のあとの喜ばしい感謝に満ちた気分」と各楽章にも標題を付けました。
その標題をイメージしながら聴くと、目の前に風景が広がっているような気分になりますよね。
(HATSUMI)
舞踏への招待Carl Maria von Weber
ドイツの作曲家ウェーバーが作曲したピアノ曲。
曲名通り、ある紳士が淑女をダンスへ誘う様子が描かれています。
導入部・序奏部では、舞踏会場で紳士が淑女をダンスへ誘う一連のやりとりが描写されており、左手が紳士からのお誘い、右手が淑女の受け答えを表しています。
最初の誘いは断られてしまうが、紳士はアプローチを重ね、次第に会話が生まれていきます。
打ち解けて二人の距離が縮まったところで、三度目の正直とばかりにダンスへ誘う紳士。
淑女は紳士の誘いを受け入れ、二人は舞踏会の輪の中へと消えて行く、その流れが見事に音楽で表現されています。
(HATSUMI)