オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
誰でも日常的に耳にする音楽、クラシック。
なじみのない方にとっては、ハードルの高いジャンルではありますが、その音楽性はあらゆるジャンルのなかでも、特に洗練されています。
今回は、そんなクラシックの花形であるオーケストラの名曲をピックアップしてみました。
管弦楽で最も規模の大きい交響曲が好きな人が楽しめるマイナーな曲や、クラシックを聴く機会が少ない方も楽しめるメジャーな作品もピックアップしています。
ぜひチェックしてみてください。
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オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
レクイエムWolfgang Amadeus Mozart
この曲は、モーツァルトが亡くなるギリギリまで作曲を続けた曲です。
作曲中にモーツァルトが亡くなったため、残りの部分は弟子のフランツ・クサーヴァー・ジュースマイヤーにより書かれ完成されました。
1791年に見知らぬ男から高額の報酬と引き換えに『レクイエム』の作曲を依頼されたのですが、この依頼がきた時のことをモーツァルトは「この曲は自分自身のレクイエムだ」と手紙に残しています。
(HATSUMI)
ボレロMaurice Ravel
1928年に作曲されたバレエ音楽で、永遠の名曲とされ、現代でも深く広く愛されています。
繰り返しの多いリズムとメロディが特徴的で、非常に耳に残りやすい曲です。
作曲家のモーリスさんは、そこを狙いとしました。
同じリズム、同じ旋律の曲。
この時代、そんなものは誰も作ろうとしませんでした。
彼の作曲能力の高さと信念を感じる1曲ですね。
亡き女王のためのパヴァーヌAntonio Pedrotti
フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1899年に作曲した楽曲です。
もともとはピアノ曲でしたが、有名なのは1910年にラヴェル自身が編曲した管弦楽曲バージョンのほうでしょう。
その美しい旋律と、比較的高くない演奏の難度によるものか、演奏会などで披露されることも多く、「タイトルは知らなかったけど聴いたことがある」という人も多いのではないでしょうか。
ホルン協奏曲第1番Wolfgang Amadeus Mozart
ホルンの音色がメインの協奏曲。
映画やCMの作業風景のBGMに向いています。
比較的一定のテンポで聴きやすく、クラシック初心者の人でもその世界に入っていけます。
ホルンは、聴き手にとってクラシックをなじみやすいものにするだけではありません。
イメージで、人が目の前のことに没頭しているさまを、音で表しているんです。
(えん)
ユーモレスクAntonín Dvořák
「ユーモレスク」は、ヴィソカーの別荘で過ごしている時に描かれた作品です。
ピアノの作品として演奏されるよりバイオリンの作品として演奏されます。
この曲の、バイオリンはとても艶やかです。
聴き手によって、印象が違う曲です。
夜空のようなはかない感じもすれば、お昼時のあたたかな感じや懐かしいような感じもします。
この曲は1度聴いただけで、耳によく残ります。
ロマンチックなおすすめの1曲です。
ジムノペディErik Satie
サティは「音楽界の異端児」と称され、西洋音楽に大きな影響を与えました。
オーケストラバージョンはドビュッシーが編曲しましたが、1が3番になって、2番がなく3が1番になっています。
ドビュッシーいわく、第2番だけを編曲しなかったのは「2番を編曲して聴かせるには少し退屈だから」とのことです。
1番はとても有名で、ジムノペディを代表する曲です。
きれいで、静かで、どこか物憂げなこの音楽は聴き手をどこか慰めてくれる感じがします。
ピアノの方もとても有名なので、ぜひ聴いてみてください。