Classic
素敵なクラシック
search

オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ

誰でも日常的に耳にする音楽、クラシック。

なじみのない方にとっては、ハードルの高いジャンルではありますが、その音楽性はあらゆるジャンルのなかでも、特に洗練されています。

今回は、そんなクラシックの花形であるオーケストラの名曲をピックアップしてみました。

管弦楽で最も規模の大きい交響曲が好きな人が楽しめるマイナーな曲や、クラシックを聴く機会が少ない方も楽しめるメジャーな作品もピックアップしています。

ぜひチェックしてみてください。

オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ

交響曲第9番「合唱」Ludwig van Beethoven

「第9」の愛称でも有名なベートーベンの『交響曲第9番』。

年末にはさまざまなとことで演奏されていますよね。

合唱が付く第4楽章を誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

合唱のメロディーは日本語の歌である『歓喜の歌』としても親しまれています。

日本語だけでなく世界中のあらゆる言語に翻訳されており、その歌詞で歌われることもあります。

ぜひこの機会に「第9」を最初から最後まで味わってみてください!

HATSUMI

交響曲第1番 エレミアLeonard Bernstein

この曲は、無名時代に作曲コンクールに出され、落選しました。

しかし、1944年に初演が実現されました。

第3楽章から構成されており、彼自身のユダヤ系という血筋を意識した作品です。

重苦しい第1楽章から始まりますが、聴いていると、彼自身の訴えが耳を通して伝わる作品です。

バレエ組曲「白鳥の湖」Peter Ilyich Tchaikovsky

化粧品や食品のCMで多く使われました。

フィギュアスケートでは、川井郁子さんがBGMに選んでいました。

バレエ音楽ではとても有名です。

特に、ロシアの「白鳥の湖」のバレエコンサートは、目をみはるものがあります。

湖に集まる白鳥の優雅さ、飛び立つ美しさをみごとに表現しています。

せつなさと美しさが一つになり、聴くものを別世界へとつれていきます。

えん

交響曲第1番Johannes Brahms

ブラームスが1876年に完成させた交響曲。

ブラームスは、ベートーベンの9つの交響曲を意識するあまりなかなか交響曲を完成させられず、着想から完成までに21年という歳月を要しました。

しかし、「ベートーベンの交響曲第10番」と呼ばれるほど高い評価を受けた作品です。

「暗から明へ」という聴衆に分かりやすい構成で、今では最もよく演奏されるブラームスの交響曲となっています。

HATSUMI

交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven

こちらも有名な曲です。

ベートーベンは30歳の頃に聴力をほとんどを失いました。

それから56歳でなくなるまで、彼は作品を書き続けました。

そのときに作った曲が「運命」です。

「運命」という題名はベートーベン本人がつけたわけではなく、弟子のシンドラーが「この、出だしのダダダダーンという音は何を表現しているのですか?」という質問に、ベートーベンが「運命がドアをたたく音である」と答えたことから「運命」という題で呼ばれるようになりました。