オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
誰でも日常的に耳にする音楽、クラシック。
なじみのない方にとっては、ハードルの高いジャンルではありますが、その音楽性はあらゆるジャンルのなかでも、特に洗練されています。
今回は、そんなクラシックの花形であるオーケストラの名曲をピックアップしてみました。
管弦楽で最も規模の大きい交響曲が好きな人が楽しめるマイナーな曲や、クラシックを聴く機会が少ない方も楽しめるメジャーな作品もピックアップしています。
ぜひチェックしてみてください。
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もくじ
- オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
- 組曲「惑星」より木星Gustav Holst
- 交響曲第7番Ludwig van Beethoven
- ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin
- 交響曲第9番「新世界より」Antonín Dvořák
- 行進曲「威風堂々」第1番Edward Elgar
- 交響曲第40番Wolfgang Amadeus Mozart
- 「ペール・ギュント」より 「朝の気分」Edvard Grieg
- 交響曲第9番Antonín Dvořák
- アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart
- カルメン組曲Georges Bizet
- パガニーニの主題による狂詩曲Sergei Vasil’evich Rachmaninov
- 「夏の夜の夢」より結婚行進曲Peter Maag
- 交響曲第6番「田園」Ludwig van Beethoven
- ジャズ組曲第2番Dmitrievich Shostakovich
- 舞踏への招待Carl Maria von Weber
- ラデツキー行進曲Johann Strauss I
- フィガロの結婚Wolfgang Amadeus Mozart
- 闘牛士の歌Georges Bizet
- 「軽騎兵」序曲Václav Neumann
- G線上のアリアJ.S.Bach
- 交響曲第5番「革命」Dmitrievich Shostakovich
- ピアノ協奏曲第1番Peter Ilyich Tchaikovsky
- 幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz
- 交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven
- ユーモレスクAntonín Dvořák
- 交響曲第1番 エレミアLeonard Bernstein
- シェエラザードRimsky-Korsakov
- バイオリン協奏曲Felix Mendelssohn
- 展覧会の絵Mussorgsky
- ワルキューレの騎行Richard Wagner
- 交響詩「レ・プレリュード」Franz Liszt
- バレエ組曲「くるみ割り人形」より「花のワルツ」Peter Ilyich Tchaikovsky
- 交響曲第39番Wolfgang Amadeus Mozart
- ボレロMaurice Ravel
- タンホイザー「序曲」Richard Wagner
- ホルン協奏曲第1番Wolfgang Amadeus Mozart
- 歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊りAlexander Borodin
- 交響曲第1番Johannes Brahms
- 亡き女王のためのパヴァーヌAntonio Pedrotti
- 交響詩フィンランディアJean Sibelius
- 交響詩「死の舞踏」Camille Saint-Saëns
- 剣の舞Aram Khachaturian
- 交響曲第7番「未完成」Franz Schubert
- 組曲「アルルの女」Georges Bizet
- カノンJohann Pachelbel
- 交響曲第9番「合唱」Ludwig van Beethoven
- 交響曲第4番「イタリア」Felix Mendelssohn
- 「我が祖国」より モルダウBedrich Smetana
- 美しき青きドナウJohann Strauss II
- トリッチ・トラッチ・ポルカJohann Strauss II
- シンコペイテッド・クロックLeroy Anderson
- 交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi
- レクイエムWolfgang Amadeus Mozart
- ジムノペディErik Satie
- 主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach
- ハンガリー舞曲第5番Johannes Brahms
- 四季より「春」Antonio Vivaldi
- 交響曲第3番 変ホ長調作品97「ライン」Robert Schumann
- ピアノ協奏曲第2番Sergei Vasil’evich Rachmaninov
- ボレロMaurice Ravel
- エンターテイナーScott Joplin
- 交響曲第5番Gustav Mahler
- 交響曲ニ短調César Franck
- 交響曲第6番「悲愴」Peter Ilyich Tchaikovsky
- 交響曲第一番Vasily Kalinnikov
- 交響曲第3番「英雄」Ludwig van Beethoven
- 「天国と地獄」序曲Jacques Offenbach
- 交響曲第2 番ハ短調「復活」Gustav Mahler
- 組曲 展覧会の絵Modest Mussorgsky
- バレエ組曲「白鳥の湖」Peter Ilyich Tchaikovsky
- 交響曲 第104番「ロンドン」Franz Joseph Haydn
- 歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini
- 交響組曲シェヘラザードNikolai Rimsky-Korsakov
- こうもり 序曲Václav Neumann
- 教会のステンドグラスOttorino Respighi
- 歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲Richard Wagner
- ペール・ギュント組曲第一番「朝」Václav Smetáček
- 弦楽セレナードPeter Ilyich Tchaikovsky
- 結婚行進曲Felix Mendelssohn
- 春の祭典Igor Stravinsky
- 交響曲第41番「ジュピター」Wolfgang Amadeus Mozart
- (ローエングリーン)第3幕前奏曲Lovro von Matačić
- ピアノ協奏曲第21番Wolfgang Amadeus Mozart
- 『レクイエム』より「怒りの日」Giuseppe Verdi
- E.T.John Williams
オーケストラの名曲。クラシック音楽・交響曲おすすめ
組曲「惑星」より木星Gustav Holst
イギリスの作曲家であるホルストが作曲した『惑星』の中の1曲。
この『惑星』は占星術における惑星とローマ神話の関係にインスピレーションを受けて作られた作品であり、海王星・火星・金星・木星・土星・天王星・水星の7つの楽章から構成されています。
日本では、平原綾香さんが『ジュピター』として発表したことで有名なこの曲の中間部ですが、イギリスでは愛国歌・賛美歌として知られていて、第二の国歌とも呼ばれています。
独特な和声や色彩が豊かなオーケストレーションが、私たちを宇宙へと誘ってくれます。
(HATSUMI)
交響曲第7番Ludwig van Beethoven
戦争によって苦しくなった生活や恋人であったテレーゼとの別れなどのつらいことを乗りこえて、新たな歩みを始めたベートーベンの生きる力が現れているかのように、明るく勇ましい前進的な1曲。
各楽章に印象的なリズムを使用しており、特に第1楽章は同じリズムの反復によって構成されているのが特徴的です。
そのリズミカルさから映画やドラマでもたびたび使用される作品です。
リズム重視であるこの作品は展開が早いため、普段クラシックを聴かないという人でもなじみやすい曲です!
(HATSUMI)
ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin
ジャズとクラシックを融合した「シンフォニック・ジャズ」として高く評価されており、ガーシュウィンの名を一躍世界に広めることとなりました。
ボストンへ向かう汽車のなかで、鉄道のリズムからこのラプソディの着想が突然ひらめいたというこの曲は、まさに蒸気機関車が今にも発車しそうな様子や、徐々に加速し進んでいく様子がイメージされますよね。
オーケストラの軽快なジャズ風のリズム、管楽器のさまざまな奏法による多彩な音色、そしてピアノの即興に近いカデンツァなど、聴きどころ満載な曲です!
(HATSUMI)
交響曲第9番「新世界より」Antonín Dvořák
後期ロマン派に位置するチェコの作曲家でありながら、アメリカに渡り音楽院院長として音楽教育に貢献した作曲家として知られているアントニン・ドヴォルザークの交響曲。
新世界よりという副題は「アメリカから故郷ボヘミアへ向けてのメッセージ」という意味を持ち、ドヴォルザークのアメリカ時代を代表する作品として有名な楽曲です。
『遠き山に日は落ちて』などにアレンジされている第2楽章や、映画『ジョーズ』を連想させる始まりから荘厳な曲調へと変化する第4楽章など、あまりクラシックに詳しくない方でも耳にしたことが多いのではないでしょうか。
クラシックで何から聴けばいいのかわからない方にもおすすめのクラシックナンバーです。
(星野貴史)
行進曲「威風堂々」第1番Edward Elgar
イギリスの作曲家エドワード・エルガーの名を広く知らしめている管弦楽のための行進曲集『威風堂々』の中でも、最も有名な1曲です。
中間部の旋律は特に有名であり、イギリスでは「希望と栄光の国」と題され、第2の国歌として愛唱されています。
ロンドンで開催される夏のクラシックコンサート「BBCプロムス」では、その最終夜「ラスト・ナイト・オブ・ザ・プロムス」の第2部の最後を締めくくるトリの曲として、この曲が恒例として演奏されます。
『威風堂々』の原題は、シェイクスピアの戯曲「オセロ」第3幕第3場のセリフから取られたタイトルです。
(HATSUMI)
交響曲第40番Wolfgang Amadeus Mozart
モーツァルトの「三大交響曲」の中の1曲。
彼が作曲した交響曲はほとんどが長調の曲であり、短調はこの曲を含めて2曲しかありません。
この曲を作曲した1788年頃、モーツァルトはさまざまな傑作を残しており音楽的には充実している時期でしたが、父レオポルトや長女テレジアが亡くなるなど私生活では不幸が続いた時期でもあり、そのような不幸が短調の曲を生み出したのかもしれません。
モーツァルトらしい軽やかさと強い情動と悲劇性を併せもつこの曲は、多くの人々の心をつかんで離さない魅力を持っています。
(HATSUMI)