【金管奏者にオススメ】楽器を吹かないトレーニング器具「P.E.T.E.(ピート)」を使った練習方法
今回は楽器を吹かないトレーニング、Warburton(ワーバートン)社製の「P.E.T.E(ピート)」を紹介したいと思います。
金管楽器を吹いてもすぐ疲れてしまう人や練習する時間が取れない人、必見です。
金管楽器のトレーニング器具「P.E.T.E.」
一応最初に言っておきますが、あくまでトレーニング器具なので向き不向きがあります。
自分の周りの人は効果があった人だけだったので紹介しますが、効果がない場合や、奏法によってはバランスが逆に崩れてしまう場合も十分考えられます。
自分に合った使い方をしましょう!
というわけで、P.E.T.E.はこんなやつです。
まぁ変な形していますよね。
上から見るとこんな感じ。
耐久力をつけるトレーニング
円の部分を歯と唇の間に挟んで真ん中の心棒がいつものアパチュアにあたる部分に当たるようにくわえます。
その後ゆっくり反対側をつかんで引っ張っていきます。
この時円の部分が唇から出ないギリギリのところで引っ張るようにしてください。
結構思いっきりやるとちょうどいいと思います。
この時、心棒をいつものアパチュアの筋肉をつかって絞ってください!
これを10〜15秒程度やり、やった時間と同じだけ休憩というのを何回か繰り返すだけ。めちゃくちゃ疲れます。
余裕があるようならば、15、20、25、30……と。
音域拡大のトレーニング
今度は裏返して少しくぼんでいるところを唇でくわえ、P.E.T.E.が地面と水平になるようにしてください。
すでにしんどいですね。
これを地面と水平になるようにしっかりと支えてください。
この時、ロングトーンをしている時の口の使い方を意識してやるとより効果が出ます。
こちらは30〜40秒間キープしてください。
同じようにやった分だけ休憩と。
どちらの練習も携帯触ってる片手間にできるお手軽なものです。
それから、これ結構疲れるので吹く前はやらない方がいいと思います。
練習後にやりましょう。
その他にもあまり練習できなかった時などにこれをやるといい感じに疲れて調子がそんなに崩れません(経験談)。
P.E.T.E.のおかげでテスト期間で練習できなかった後の本番を乗り越えることができました。
ありがとう。
ちなみにP.E.T.E.は樹脂製のものもありますが、重量が足りないので金属の方を買いましょう。
音域拡大のトレーニングの時に軽いと簡単にできてしまうので。
動画はWarburtonの公式の解説動画です。
さっき書いたものとほぼ同じです。
一応、練習法はいつも自分がやってるものです。
何度も言いますが必ずしも万人受けはしないと思うので自分でいろいろ試してみてください!
ライタープロフィール
ねものや