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最高峰の歪み系ハンドメイドエフェクター!Pete Cornish Soft Sustain2レビュー
最終更新:

最高峰の歪み系ハンドメイドエフェクター!Pete Cornish Soft Sustain2レビュー

ハンドメイドエフェクター界でも最高峰との呼び声も高い、Pete Cornishの人気モデルSoft Sustain2をレビューいたします!

1. Pete Cornish(ピート・コーニッシュ)ってどんなブランド?

Pete Cornish(ペテコーニッシュ)Soft Sustain2(ソフトサスティン)

ハイエンドブランドとして高級機材の代名詞として有名です。

世界のトップミュージシャンのワールドツアーを支えるエンジニアであるPete Cornish氏によるエフェクターだけでなくさまざまな製品を提供するブランドです。

ツアーに耐えられる耐久性、大規模コンサートで発揮される音質の高さなど、常に現場を意識した製品を送り出しています。

ハンドメイドにこだわり、生産数も限られていますが、そのクオリティの高さからミュージシャンに幅広く支持されています。

エリッククラプトン、スティング、ポールマッカートニーなど、上げればキリがない名だたるミュージシャンに支持されています。

日本輸入代理店 Tone Gold

Pete Cornishページ(英語)

2. Soft Sustain2(ソフト サスティン)とはどんなエフェクター?

Pete Cornish(ペテコーニッシュ)Soft Sustain2(ソフトサスティン)

現在は後継機種に受け継がれていますが人気機種の一つですね。

生産数の少なさからも希少価値が高いです。(値段も高いです)

スタンダードな歪みペダルのですね。

オーバードライブ〜ディストーションあたりの機体です。

音の質はさすがというもので違和感のないドライブ感がいい感じです。

SSはSoft Sustainの略です、パワフルですが解像度の高い、キレイすぎないサウンドが特徴ですね。

バッファーを搭載し、アンプライクなサウンド作りをしています。

Pete Cornishは「No True Bypass」と語っており、いま巷ではスタンダードとなりつつあるTrue Bypassに対して注意喚起されています。

興味深い内容でありますので一読してみてください。

英語ですがweb翻訳などでもなんとなく意味はわかるかと思います。

The case against true bypass

3. 大きめサイズの筐体!

一般的なエフェクターからは2倍近い容量の機体です。

高さもあるのでボードに入れるときは一応確認したほうが良さそうです。

Pete Cornish(ペテコーニッシュ)Soft Sustain2(ソフトサスティン)

それにより電池ボックスに余裕ができ、スロットイン方式を採用しています。

いちいち裏ぶたを開けなくていいというのは地味にウレシイポイントですね。

Pete Cornish(ペテコーニッシュ)Soft Sustain2(ソフトサスティン)

4. 試していただきたい3つのセッティング

まずスタンダードな歪みを作ってみましょう。

Pete Cornish(ペテコーニッシュ)Soft Sustain2(ソフトサスティン)

プリアンプ的、ブースター的に使用してみましょう。

Pete Cornish(ペテコーニッシュ)Soft Sustain2(ソフトサスティン)

とにかくマックスに歪ましてみよう!

Pete Cornish(ペテコーニッシュ)Soft Sustain2(ソフトサスティン)

5. 筆者が独断で語る!

今回は今まででも一番の高級機種、レア機種のレビューということで楽しんで試奏させてもらいました。

その大きさは個人的にボードを作ったりするギタリストにとっては、なかなかの障壁になりそうですね。丈夫さはお墨付きです。

第一印象は、エフェクターつないでるよね?

というものでいい感じのアンプ直で出しているような音でした。

歪みは良いものほどアンプに近づいていきますね。

音出しはJC-120で行いましたがこれだけでライブできそうでした。

特異な音をだすものではなくクオリティのスゴイ高いスタンダードな音なので、スタジオレベルではなかなか実感のしにくい機種かもしれません。

設定がシビアな面があります。

この手の機種にしてはよく歪む方です、Gainのはばが広いので要注意です。

おすすめ設定を上げていますが、皆さんの環境で変えていってもらうのがいいですね。

名前も有名なに人気高級機種、一度は持ってみたいものです。

今機種は物に出会える機会も少ないと思いますが出会ったときはぜひ弾いてみてください。

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ライタープロフィール

カジワラアキヒロ

ギタリスト

カジワラアキヒロ

京都在住のギタリスト、レッスン、サポート等しながら自身のバンドも活動中。

エレクトロバンドのギタリストとして活動していた時にエフェクターに興味津々。

ただ、マニアという程ではなく愛好家。

現在は宅録を研究中。

ウェブサイト:http://kjwr.hatenablog.com

Twitter:kajiwara_tw_th

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