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【大阪のおっちゃんが教えるPhotoshop】ライブのフライヤーに使える「汚し」のテクニックまとめ

バンドのフライヤーやイベントのフライヤーを作成するのにもっとも使われているのが「Photoshop」です。

そこで使えるさまざまなテクニックを大阪のおっちゃんが解説していきます!

汚し加工のクオリティは「ブラシ」で決まんで!

今回の特徴はスプレーを吹いたような加工と、タイトル部分のハケで書いたような黒い帯やな。

これなブラシやねん。

もちろんデフォルトではこんなブラシは用意されてないわな。

これもありがたいことに、どこぞの男前がフリーで公開してくれてるんやな!

ダウンロードさしてもろて使わせてもらお!(これも使用ライセンスは要確認、自己責任で頼んまっさ)

今回使わせしてもろたんはこの2つや。

おおきにやでぇ!

High Quality Rough and Grungy Photoshop Brushes

Spray Paint Brushes Vol 1

Photoshop(フォトショップ)

ダブルクリクリやな!

ブラシを使ってマスクをかける

ほな今ダウンロードした素材使こて真ん中のオッサンの加工やってこ!

ブラシいうても塗るだけとちごて、マスクを編集するときにももちろん使えるんやで。

Photoshop(フォトショップ)の使い方

【人物2】レイヤーのレイヤーマスクを追加→スプレー状のブラシを使ってマスクをかけるとこうなる。

Photoshop(フォトショップ)の使い方

Photoshop(フォトショップ)の使い方

おっさんの肩が消えてるところがスプレー状になっとるのわかるけ?

こんな感じやな。

マスクのかけ方はこれも前に説明しとるさかい、よかったら参考にしてやー

画像をエエ感じにボカすでボケ!_Photoshop Lesson01 – OMGmag

ロゴマークもスプレーで描いたような質感にできんにゃで!

次は右下の部分や。

スプレーで描いたみたいなロゴマークや。

これもブラシを使って作ることができるで!

まずは黒いスプレーを適当なトコにしゅしゅーーてしてや。

Photoshop(フォトショップ)の使い方

Photoshop(フォトショップ)の使い方

ほなその上にロゴマークを配置や。

まだキレイな状態のままやろ?

Photoshop(フォトショップ)の使い方

Photoshop(フォトショップ)の使い方

ロゴを選択した状態で[選択範囲の変更]→[境界をぼかす]半径10pixel

Photoshop(フォトショップ)の使い方

その選択範囲を保持したまま(解除せず)ロゴのコピーを作成してくれるけ?

Photoshop(フォトショップ)の使い方

今コピーしたレイヤーを白いスプレーのブラシでクリクリするとこんな感じなるで!

ステンシルで作ったみたいになったわな!

次はもう少しラフさを追加するために選択範囲を解除してスプレーの飛沫を追加してみいや!

Photoshop(フォトショップ)の使い方

最終こんな感じやな。

あんまりやりすぎるのだけは注意やで!

この辺は自分のセンスでなんとかせんかいワレェ!!

デザイナーが実践してきた『誰にでもできる』センスの磨き方 – OMGmag

タイトル部分つくってこか!

今回は上にもおっちゃんとこのロゴマークを入れてみたで!

ほんでさっきやったスプレー状のブラシでマスクをかけて、汚しを入れたんや!

Photoshop(フォトショップ)の使い方

Photoshop(フォトショップ)の使い方

でや、次はこの上からハケでブワーかいたみたいなブラシを重ねていくで。

ほんで上にタイトルを重ねる

Photoshop(フォトショップ)の使い方

Photoshop(フォトショップ)の使い方

レイヤーを意識して微調整せえや!

見てもうたらわかるけど、赤い人の上に思いっきり文字のっとるわなぁ。

これはアカンね。

レイヤーの重なりを意識しながら微調整していくで!

こういう細かいところが大事やしなホンマ。

この場合は[Lesson]と[ロゴ_大]のレイヤーにマスクかけて処理しよ。

Photoshop(フォトショップ)の使い方

Photoshop(フォトショップ)の使い方

こんな感じかな?

顔が見えとったほうがええやんけ!

レイヤーマスク便利やし覚えといてなーーー!!て何回言わすねん!

たのむでほんま!

同じ要領で下の方は赤いブラシでブワーー!

いこけ!

こんな感じや!

もう説明せんでも大丈夫やろ??

Photoshop(フォトショップ)の使い方

実際の紙に見立ててレイヤー構造を設計する

コレがほんま大事やねんな。

デジタル上の処理言うたかて「アナログ風」に処理するわけやから、実際の紙にどういう工程を踏んで印刷されとるかちゅうのんを考えるとよりリアル感が増すんやで。

ほんでおっちゃんが最終的にレイヤーの前後関係と各要素の大きさ、位置を調整したんがこれや。
Photoshop(フォトショップ)の使い方どやろか。

今回は説明しやすいように多少大げさに加工してるけどな。

だいたいこんな感じで雰囲気つかめたんちゃうやろか?

最後の仕上げわすれとったァ!

上のレイヤー構造見てもらうと文字レイヤーが一番上に来とるわなぁ?

これどういうことか分かるけ?

文字には何の汚しの加工もかかってへんちゅことやんけコラ!!

ほなどないすんねんちゅたら、紙テクスチャを一番上にコピーしてきて

Photoshop(フォトショップ)の使い方

Photoshop(フォトショップ)の使い方

乗算で重ねたらしまいやぁーーー!

ザッツオーールちゅてな!!ちがうか。

Photoshop(フォトショップ)の使い方

これで文字の上にも汚れたような質感が出たやんけ!

細かいことやけど、こういうのんが大事やねん!

分かってんのんけ!?

まとめや

  • 実際の紙の印刷をイメージしながら作らんかい
  • 細部のクオリティにこだわって作りや
  • 加工はやりすぎ厳禁や!

の加工のポイントは「いかにリアリティを出せるか」ちゅうことに尽きるわ。

実際のスプレーや、ハケでペンキ塗ったりしたらどうなるんかな?

ちゅてイメージしながら作っていくと上手いこと行くおもうで。

今日のやつは細かいテクニックをいくつか紹介したさかいちょっと長めやったかな。

こういうアナログっぽいもんも簡単に作れるんや。

おもろいやろ!

あと「これからPhotoshopはじめたいんやけどおっさん!」ちゅう人はこの記事参考にしてみてくれるけ?

ソフトの導入から独学のポイントなんかまとめたから読んでくれたらええんちゃうかな。

これからはじめるPhotoshop~導入から独学の方法~_Photoshop Lesson00 – OMGmag

よっしゃ!これでしまいや。大体やり方分かったけ?

けっこうおもろいからいろいろ作ってみてや!

ほなさいなら!

ライタープロフィール

OMG

デザイナー

OMG

デザイナー10年目/デザイン・アートが大好き/はてなでブログを書いてます

ブログ:http://www.omg-ox.org

Twitter:omgoxorg

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