ほろ酔いオジさんでも弾けちゃう!ピアノコードの基本
皆さんは、ピアノの「コード奏法」をご存じですか?
ギターの演奏ではよく耳にする「コード」ですが、何もギターのための専売特許ではありません。
ピアノのコード奏法は、幼児や小学生ならさておき、ある程度理解力が発達した大人であれば楽譜なしでピアノの演奏ができてしまう、初心者にもオススメの奏法なのです。
コードとは
こちらの動画では、本当の意味で「どんな大人でも」コードを使ってピアノ演奏ができるのかを検証するため、ピアノ未経験、かつほろ酔いのおじさんにピアノのコード奏法を教えてみました。
コード(chord)は日本語で「和音」という意味です。
ちなみに「和音」とは、2つ以上の異なる高さの音(オクターブは同じとみなす)のことをいいます。
ただし、ピアニストやギタリストが「コードで演奏する」といった文脈で使う場合は、「コードネーム」を指している場合がほとんどです。
コードネームとは、直訳すると「和音の名前」という意味になります。
いきなりではありますが、誰もが聴いたことのあるコードのひとつに「ドミソ」という3和音があります。
実はこの「ドミソ」には「C」というコードネームがついており、楽譜を書かなくても、アルファベット1文字で和音を伝えられます。
他にも「ラドミソ」なら「Am7(エーマイナーセブンス)」とか、「ファラドミ」なら「FM7(エフメジャーセブンス)」というように名前がついており、基本的には複雑なものも含めて、ほとんどの和音はコードで表現できます。
これらは決して「暗記」するようなものではなく、大人であれば「理解」できるものです。
ネーミングの「仕組み」を理解してしまえば、膨大な量を暗記する必要はありません。
もちろん、瞬時にコードを判断できるようになるにはある程度の慣れは必要ですが、ほろ酔いの初心者のおじさんでも理解できるのであれば、シラフで集中すればどんな人でも習得可能ということになるのではないでしょうか(笑)?
ちまたにあふれる「コード譜」
気にしたことのない人も多いかと思いますが、クラシック曲以外の楽譜をよく見ると、「F7」とか、「B♭m7」といったコードが書いてあることがあります。
ギタリストはよくこれを見て、コードに対応する指の形をして思い出して演奏することがあるわけですが、ピアノでもまったく同じことができるわけです。
また、最近ではある程度知名度のある曲であればインターネット上でコードを見つけられます。
こちらは、試しに「丸の内サディスティック コード」と検索した結果です。
これらのどのサイトでも、丸の内サディスティックのコードを見られます。
これらは楽譜ではないので、厳密にはどのタイミングでコードが切り替わるかわからないのですが、歌詞とコードは大体位置を合わせて書いてあるので、慣れれば問題なく演奏できるものがほとんどです。
初心者でほろ酔いのおじさんでも理解してくれた
口ではわからないと言いながらも、頭で理解はしてくれた様子のおじさん。
「猫ふんじゃった」がギリギリ弾けない初心者のほろ酔いおじさんも理解してくれたので、記事をご覧のあなたもぜひ参考にしてみてくださいね。
ライタープロフィール
週末ピアニスト&YouTuber
中川さん家のピアノ講座
平日はIT系会社員。
休日は趣味のピアニスト&YouTuber。
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