ピアノが魅力の卒業ソング。弾き語りにもおすすめの邦楽
これまで過ごした仲間たちとの別れや卒業後に進む道への期待や不安など、卒業ソングにはさまざまな気持ちを歌った曲がありますよね。
きっとあなたも自分の気持ちに合う卒業ソングを探して聴いたことがあるのではないでしょうか?
この記事ではあえて歌詞ではなく、ピアノの音色に注目した邦楽の卒業ソングを紹介していきます!
弾き語りや合唱などにもおすすめのピアノがフィーチャーされたJ-POPがたくさんです。
ぜひじっくりと聴いたり実際に弾いてみることで、曲の世界に浸ってみてくださいね。
もくじ
ピアノが魅力の卒業ソング。弾き語りにもおすすめの邦楽
桜月櫻坂46
卒業の切なさと新しい旅立ちへのドキドキを映し出す『桜月』は、櫻坂46が届ける心動かされる1曲です。
ピアノの音色は、一面に舞い落ちる桜の花びらを思わせ、冒頭の時計の音は過ぎ去る時間を象徴しています。
曲中で描かれる、言葉にできない淡い恋の感情が、弾き語りや合唱にもぴったりの繊細なメロディに乗せて伝わってきます。
恋愛曲としてはもちろん卒業式の季節、友達との別れや将来への思いを胸に秘めている人にも心からオススメできる曲です。
3月の帰り道平井大
平井大さんの『3月の帰り道』は透き通るようなピアノの響きが印象的です。
卒業や新たな生活の門出に思いを馳せる季節、この曲が心の支えになります。
豊かなメロディーが寄り添い、ありのままの感情を映し出してくれるでしょう。
ゆったりと流れる時間の中で、歌声とピアノの調べに耳を傾ければ、感慨深い思い出が甦ります。
オススメの曲ですので、友人たちとの思い出を振り返りながら、穏やかな春の日に心静かに聴いてみてください。
サヨナラの意味乃木坂46
乃木坂46さんの楽曲『サヨナラの意味』は、卒業という門出のときにふさわしい美しいピアノの音色が魅力です。
メンバーの橋本奈々未さんがセンターをつとめたこの曲は、サヨナラを前向きに捉えるメッセージが込められています。
ピアノをメインとしたバンドの演奏が、切なさとぬくもりを感じさせる優しいハーモニーを生み出しており、弾き語りや合唱にもぴったりです。
温かなメロディーは卒業式の思い出とともに、心に長く残るでしょう。
お別れのときに流れるこの曲は、今までの感謝と新しい出会いを信じる勇気も与えてくれます。
門出笹山太陽
mic-aloneのメンバー兼リーダーとしても活動し、さまざまなアーティストへの楽曲提供も精力的におこなっているシンガーソングライター、笹山太陽さん。
9thシングル曲『門出』は、ピアノをフィーチャーしたバンドアンサンブルが心を震わせる切なさを生み出していますよね。
大切な友人との別れを描いたリリックは、悲しいだけでなく感謝を胸に新たな一歩を歩き出す決意を感じさせられるのではないでしょうか。
カップリングとして収録されているピアノバージョンを合わせてチェックしてほしい、エモーショナルなナンバーです。
(星野貴史)
手紙~拝啓 十五の君へ~アンジュラ・アキ
ピアノ弾き語りの女性アーティストといえば、アンジェラ・アキさんを思い浮かべる人も多いと思います。
そんな彼女の卒業ソングといえば『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』です。
2008年にリリースされたシングルで、オリコンシングルチャートでは第3位にランクインしています。
NHK全国学校音楽コンクール中学校の部の課題曲として書き下ろされたので、合唱曲としても親しまれているんですよね。
ダイナミックな演奏が持ち味のアンジェラさんらしいピアノ伴奏で、中間部のリズミカルなパートはまた違ったサウンドを楽しめます。
(濱田卓也)
さくら(二〇一九)森山直太朗
2003年に大ヒットした卒業ソングといえば、森山直太朗さんの『さくら』です。
オリコンシングルチャートでは第1位を3週連続で獲得し、ミリオンセラーを達成しています。
『さくら』はさまざまなバージョンがあり最も知られている独唱バージョンの他にもミュージックビデオバージョン、バンドバージョン、合唱バージョンなどがあり、それぞれ違ったピアノが楽しめるんです。
さらに2019年に再録されたバージョンではコード進行も変更されていて、新たなサウンドが聴けるんですよね。
(濱田卓也)