【速報】ポルノ超特急2017「T.M.Revolution」ライブレポート
京都の冬の風物詩、ROTTENGRAFFTY主催のポルノ超特急。
ジャンルの垣根を超え、全国の熱いバンドが京都に集結!
金閣ステージより、速報でライブレポートを届けます!
「唄える曲ばっかりでした。みなさんも全部唄えます。」
ポルノ超特急2日目はT.M.Revolutionで出発です。
11時台という早い時間にも関わらず、京都パルスプラザはすでに、寿司詰めの満員電車状態。
ライブ開始前に登場した、ROTTENGRAFFTYのNOBUYAが「唄える曲ばっかりでした。みなさんも全部唄えます。」と言っていた通り、イントロだけで誰もが気づく、T.M.Revolutionの代名詞とも言える「WHITE BREATH」でライブスタート。
イントロが鳴った瞬間、観客が前になだれ込み、会場から割れんばかりの歓声が上がります。
歌い出しから観客は大合唱。
西川貴教がマイクを上に掲げると、会場がシングアロングで応え、ライブ開始から30秒で会場のボルテージはすでにピーク。
サビでは、無数のダイバーたちがステージめがけてゴロゴロと転がり、全身に鳥肌が立つような、ステージと会場の一体感です。
間髪入れずに始まったのが「蒼い霹靂~JOG edit~」。
シンプルな黒のベースボールシャツで現れた西川貴教。
ステージを左右に走るだけで、観客から歓声が上がります。
手扇子の嵐の中、もちろん観客全員がサビを大合唱。
3曲目「WILD RUSH」では、西川がジャンプを促すと、会場中がジャンプの嵐になりました。
間髪入れずに続く「HIGH PRESSURE」と「HOT LIMIT」。
ハンドマイクを片手にステージを縦横無尽に走り回る西川が促さなくても、オーディエンスはサビでおなじみの振り付けを踊っています。
会場中が全員笑顔で、一緒に歌い踊れるという、日本中の誰もが知っているキラーチューンぞろい。
圧倒的な歌唱力とステージングで、怒涛の大ヒットナンバーをぶちかましました。
「長きに渡る滋賀と京都の確執は、今日この日をもちまして、ひとつ和解という形で」
息継ぎなしの5曲披露の後は「皆さんの気持ちと真冬の京都を、ちょっぴり夏に近づけにやってまいりました!滋賀ふるさと観光大使の西川貴教です。長きに渡る滋賀と京都の確執は、今日この日をもちまして、ひとつ和解という形で」という茶目っ気たっぷりのMCをはさみ、後半戦に突入。
戦国BASARAシリーズの主題歌としておなじみの3曲を小休止なしで披露。
ポップソングでありながら、和を基調とし、Jトランス、ロックを融合させた、ハイブリッドサウンドは、T.M.Revolutionだけがたどり着いた新境地なのではないでしょうか?
「FLAGS」のイントロで、和太鼓の音が鳴り響くと手拍子が起こり、「SWORD SUMMIT」で西川がシャツを脱いでタンクトップ姿になると1万人が歓声をあげ、「DOUBLE DEAL」のコールアンドレスポンスでは、伸びやかなハイトーンボイスを披露しました。
35分間の持ち時間ぴったりで8曲を披露するというセットリストからは、観る人を楽しませようとする気持ちが溢れていたように思います。
西川貴教の歌の力や人間的な魅力が、1万人の観客全員に伝わった素晴らしいライブでした。
ポルノ超特急2017 Photo by HayachiN / JON. . .
ポルノ超特急
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