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歌の練習場所はどこが良いのか?歌の練習場所のメリットデメリットまとめ
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歌の練習場所はどこが良いのか?歌の練習場所のメリットデメリットまとめ

バンドでボーカルをしている方やカラオケが好きな方の中には、たくさん歌ってうまくなりたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

しかしそんな時に問題になるのが練習場所……。

今回は歌の練習におすすめの場所を3つご紹介したいと思います。

歌の練習場所に迷う

マイク

歌の練習場所にはいくつかありますが、自分の部屋で歌うか、それ以外で歌うかになるでしょう。

代表的な場所としては、以下の3つの場所があります。

  1. 自分の部屋で歌う
  2. カラオケルームやスタジオを借りて歌う
  3. 野外で歌う

これから歌の練習をしていくなら、後に騒音などのトラブルにならないためにも、歌う場所については、きちんと考えてみましょう。

では、ひとつひとつを詳しく見ていきましょう。

1. 自分の部屋で歌う

自分の部屋で歌う場合のメリットは、好きな時間に好きなだけ歌え、移動時間もなく、交通費や別料金も必要ないので、経済的な上に、手軽に練習ができるところです。

練習する場合に必要な道具なども、自宅であれば、パソコンかスマホが一台あれば、ほとんど問題なく練習ができるでしょう。

パソコンもスマホもないという人は、練習曲の入った音楽プレーヤーと、その曲の歌詞カードがあれば、歌の練習は十分にできます。

自分の歌声を録音するための機械や、細かな音を聴き取るためにイヤホンなどもあると、さらに歌の練習がしやすくなります。

録音については、

自分の歌声を録音して聴いてみたい! 録音して練習するときに意識するべき4つのポイント

の記事も読んでみてください。

最初は歌の練習が続かない可能性もありますので、ある程度、歌の練習が続くようになってから追加で、録音する機械やイヤホンを購入しても良いでしょう。

歌の練習が続かないという人は、

歌の練習が続かない! 歌の練習を習慣化する為の4つの行動

の記事も読んでみてください。

自分の家で歌う場合のデメリットは、3つあります。

1つは、マンションなどの場合、自分の家の壁が薄ければ、周りの家に歌声が聴こえてしまい、近所迷惑になってしまうことがあります。

近所迷惑になると、騒音によるトラブルとして発展する可能性がありますので、自分の家の壁が、どのくらいの音から、どのくらい外に漏れることになるのかを、きちんと調べておくと良いでしょう。

どのくらい外に音が漏れるかを確認する方法は、友達などに頼んで、部屋の外から自分の歌声を聴いてもらいます。

玄関前や、歌っている部屋の窓などがある場所の近くなどが、音が聴こえやすい場所になります。

周りが静かな状態で、自分の歌声が外に聴こえるかどうかを、チェックしてみましょう

周りの家がうるさくしていれば、生活音にかき消されて、自分の歌声が周りに聴こえなかったとしても、静かにしているときは、しっかり聴こえる場合もあります。

騒音のトラブルになる場合は、相手がイライラしているということがあります。

つまり、熱がある病人などの場合は、静かに横になって寝ていることがあります。

そういう静かにしている相手に歌声が聴こえてしまうような壁の薄さの場合は、歌の練習は自宅ではしないほうが良いでしょう。

人はいつでも元気なわけではありません。

体調が悪くて病気で寝ているときなどは、しっかり寝て回復をしたいと思っているのに、大きな歌声が聴こえてきて眠れないとなると、トラブルに発展することもあるのです。

日中はある程度の騒音はお互いさまなところもありますが、さまざまなケースを考えた上で、自分の家で歌を歌うかどうかを決めましょう。

外には聴こえなくても、部屋の壁を伝って、マンションの上下左右などには、内側から聴こえてしまうこともありますので注意が必要です。

夜中に突然歌いたくなったとしても、少しでも歌声が漏れるようならば、歌の練習をするのは、日の昇っている間だけにするのが、マナーとして良いでしょう。

日中は仕事で家に居ない人も、暗くなってからは帰ってきます。

日中の疲れから、ゆっくりしたい人も多いので、うるさく歌われるとイライラして、トラブルになりかねませんので、歌うのは明るいうちだけ、と考えておきましょう。

自分の家で歌う場合のデメリットの2つめは、歌っていることで、声という個人情報が周りに伝わり、女性なら、女性が住んでいるとすぐにわかるので、防犯としてはあまり良くないというところです。

声や、歌っている曲や、練習している時間などから、どのような人なのか判断できてしまうこともありますので、毎日住んでいる家だということを自覚して、歌の練習をするならするようにしてください。

自分の家で歌う場合のデメリットの3つめは、「歌声が周りに聴こえているのではないか?」「近所迷惑なのではないか?」と思ってしまい、声を抑えて歌ってしまったりして、喉に負担がかかったりすることです。

防音設備のない部屋などは、音が周囲に聴こえやすいものです。

自分の家の歌声の漏れをチェックして、全く漏れてない場合は別ですが、少しでも音が漏れている家の場合は、歌っている間はかなり気になるものです。

以上のデメリットも考慮した上で、自宅で歌の練習を行うかどうかを考えてみてください。

2. カラオケルームやスタジオを借りて歌う

カラオケやスタジオで歌う場合のメリットは、近所迷惑が気にならないので、声を抑えて歌うようなことをせず、のびのびと練習ができるところです。

カラオケやスタジオで歌う場合のデメリットは3つあります。

ひとつは部屋を借りるためにお金がかかることです。

自宅で歌う場合は、家賃のみでOKですが、カラオケやスタジオなどは使用料がかかります。

どのカラオケ店を利用するか、使用時間はどのくらいなのかで、料金は大きく変わってきますが、お金が全くかからないということはありませんので、お金がかかるというのがデメリットですね。

2つめのデメリットは、カラオケ店やスタジオなどのある場所まで、自分から行かなければならない、というところです。

カラオケなどに予約せずに行く場合は、行ったときに人が多ければ、待ち時間が必要になることもあります。

3つめのデメリットは、移動時間が必要になるので、移動するためにバスや車など、お金のかかるもので移動する場合は、交通費もプラスしてかかるというところです。

以上のことから、カラオケやスタジオを借りて歌う場合は、金銭的に余裕のある人限定になってきます。

これから歌がうまくなるために、ある程度の出費は仕方がないと思える人は、カラオケやスタジオで歌うと良いでしょう。

3. 野外で歌う

野外で歌の練習をする人もいますが、野外で歌の練習をする場合は、防犯意識をしっかり持って行いましょう。

個人的には野外で歌うことは、あまりオススメしません。

メリットはお金がかからないところですが、デメリットは、歌を練習するために行くような野外は、危ない場所が多いというところです。

人の居る場所での路上ライブなどなら別ですが、練習のために外で歌うとなると、近所迷惑にならないようにと、誰も居ない場所に行くことになります。

周りに誰も居ないというのは、防犯としては、あまり良い状態ではありません。

練習場所のお金をケチって、犯罪に遭っては困りますから、野外で練習しようと思うなら、自分でサークルなどを作って、ある程度安心できる友達と数人で集まって練習することをオススメします。

自分の気持ちなどを優先しすぎて、トラブルに巻き込まれないように、防犯の本などをしっかり読んで、行動していきましょう。

歌の練習をするなら、私はカラオケかスタジオを借りて練習するのをオススメします。

まとめ

メリットとデメリットは人によって変わることもありますが、歌う場所を決めるときの参考にしてみてください。

自分の部屋で歌う場合のメリットは、好きな時間に好きなだけ歌え移動時間もお金も必要がないので、手軽に練習ができるところです。

デメリットは、周りの家に歌声が聴こえてしまう場合は、近所迷惑になる可能性があること、歌うことで声という個人情報が周りに伝わり、防犯としてはあまり良くないというところ、近所迷惑を気にして、声を抑えて歌ってしまったりして、喉に負担がかかったりするという3つです。

カラオケやスタジオで歌う場合のメリットは、近所迷惑が気にならないので、声を抑えずに練習ができるところです。

デメリットは、部屋を借りるお金がかかること、移動時間がかかること、移動のための交通費もプラスしてかかるという3つです。

野外で歌う場合のメリットは、お金がかからないこと。

デメリットは、人が少ない野外は危ない場所が多いというところです。

自分の今の状態や環境などをしっかり考慮した上で、歌の練習場所を考えていきましょう。

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奏音

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