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プロの控室・楽屋はとても静か、アマチュアのはうるさい

何度かプロのライブで控室に押しかけたり、お手伝いでお邪魔させていただいてた時のお話。

アマチュアの楽屋・控室

僕の経験談でしかないのですが。

まず、扉の外から楽器を吹いている音が聞こえます。

ホールでもライブハウスでも控室兼音出し部屋ってことになっている場合がほとんどですよね。

そして一歩中に入ると、ほぼ全員が大音量で音出ししています。

バンマスやマネージャーが打ち合わせのような会話をしたくても、もちろん会話なんてできません。

何か話したい時は「(外で話そう?)」ってジェスチャーをして外に出るか、声を張らないと会話もできません。

譜読みはできますが、音源を聞きながらは難しいですね。

音量を最大にしてイヤホンかヘッドホンで聞くにしても……耳が痛くなります。

業務連絡をする時は大きく手を叩いて大声で「聞いてー!」、周りも気づいた人が「はーい!注目!!」と制して、話し始めるまで数秒かかります。

とにかくうるさいです。

プロの控室

これも僕が見たビッグバンドだけですが、とにかく静か(アマチュアに比べて)。

まず、普通に会話ができます

周りが大音量で吹いていたら隣同士なのに声を張らないと会話ができませんよね。

普通に会話ができます。

曲を聴いてる方、譜読みをする方、コーヒーやお茶を飲んでリラックスされる方、パート内で曲の進行の軽い打ち合わせ。

楽器を吹く方はいないのか?

います。

ただ、皆さんとーーーーっても小さな音で吹いています

唇の振動を整えるか、指を確認するくらい。

壁に向かって小さく吹く、金管ならハーマンミュートを付けて(練習用ミュートの方も?)、サックならボソボソと。

ハーマンミュートはステムを抜くとさらに静かですね。

【定番モデル】ビッグバンドで使用されるミュート

大音量で音出しするのは不安だから

控室、または楽屋。

イスとテーブルがあり、着替え用のスペースなどもあります。

鏡もあって化粧や衣装チェックも。

お茶菓子が用意されていたりも。

一般的には準備をして時間まで待つ場所。

ただ、本番までの時間ってドキドキそわそわしますよね。

そこに「音出しは控室で」なんてなると、ついつい吹きすぎてしまうことも。

思い当たる節はあるのですが、不安からつい吹いてしまうのだと思います

音は出るのか、難しいフレーズを今日も吹けるのか、本番まで落ち着かないからつい吹いてしまう。

金管楽器の場合、高音がどれだけスムーズに吹けるかで調子の良し悪しを確認することがあります。

ついつい唇は反応するか?と確認しがちですが、深い呼吸をして呼吸筋を起こしてあげた方が良いかなと今は思います。

「楽屋で喉を枯らす」という言葉もあるみたいですし、無理やり鳴らしても本番の前にバテてしまうなんてことも……。

本番前にバテても、慣れてくると曲中にバテを解消(ごまかし)できるようになります。

積極的に吹いてバテを解消しよう!アクティブレストを取り入れる

控室での音出し

イラストや

本番当日だからといって特別なことはしなくでも、普段通りの音出しをすれば良いのではないでしょうか?

AT的には本番はいつもと違うので普段通りという訳にはいかないのですが、ウォーミングアップの方法まで変える必要はないような。

いつも通り演奏しましょう←いつも通りって何??

普段からマウスピースでヴィイイイ!!って吹いて楽器でバーー!!って音出ししている人はあまりいないのではないでしょうか(ハイCを「パン!」と吹いて終わりというプロや、思い切り吹いて唇がパンパンに腫れないと調子でないと言うプロの方もいましたが)。

本番当日だけ普段と違う音出しをしてもバテが早まるだけのように思います。

それでも音が出るかどうか不安になるので、自分にとって必要なことは何か?を考えて音出しをすると良いかなと思いました。

それと、他のメンバーへの配慮としてもなるべく音量は抑えた方が良いかなと。

出しても確認程度に数回。

ずっとバー!!!と吹き続けると……。

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著者プロフィール

トランペット講師

アレクサンダー・テクニーク教師(仮免実習中)

トランペット、アレクサンダー・テクニーク教師(仮免実習中)。

ATをトランペット演奏に活かすアイディア等を書いています。

ビッグバンドジャズが好きです。

レッスンでは「分かりやすい」「その場で変化が出る」「先生の言っている事と繋がった」といったコメントを頂いてます。

ブログ:http://tokuya-tp.hatenablog.com

Twitter:toku_tp

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