Modest Mussorgskyの人気曲ランキング【2024】
モデスト・ムソルグスキーはロシアの作曲家で、「ロシア五人組」の一人。
「禿山の一夜」や「展覧会の絵」などが代表曲ですが、厳かで華やかな印象の音使いを好む彼の音楽は現代もさまざまな場面で耳にすることがあるでしょう。
そんな彼の人気曲をランキングにまとめてみましたのでご紹介します。
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Modest Mussorgskyの人気曲ランキング【2024】
組曲 展覧会の絵Modest Mussorgsky
タイトルにある「展覧会の絵」とは、ムソルグスキーの亡くなった友人の遺作の絵を、展覧会で見た時の気持ち音楽にしたものです。
ピアノ曲として作曲されたものですが、かの有名なラヴェルがオーケストラの曲として編曲しました。
トランペットのソロがすばらしい曲です。
Pictures at an Exhibition: PromenadeModest Mussorgsky
私は、現在もオーケストラの一員として活動しておりますので、クラシックは変拍子の山です。
このムソルグスキーの『展覧会の絵』の冒頭部分のホルンの奏でるメロディーは4分の5拍子と4分の6拍子を繰り返しております。
指折り数えれば「ほーなるほど」と思ってもらえるかと思います。
変拍子でも耳なじみの良いメロディーができるんだと感心します。
(尾崎俊二)
交響詩『禿山の一夜』Modest Mussorgsky
冒頭の何かに追われているようなスリリングな旋律から始まるドラマチックな楽曲展開は、楽しいだけではなくちょっと怖いハロウィンを演出したいときにはぴったりですね!
モデスト・ムソルグスキーによる管弦楽曲『禿山の一夜』は、ディズニーの名作映画『ファンタジア』でも使われて強烈なインパクトを残したことを記憶されている方も多いでしょう。
ピアノソロ曲としても人気の高い作品ですから、ハロウィンパーティーで何か催し物を披露するときのBGMとして流す、もしくは実際にピアノで弾けば間違いなく盛り上がるはず。
演奏難易度はそれなりに高いですが、楽曲ラストの静謐で美しい朝を迎える展開まで気を抜かずに弾きこなしてくださいね!
(KOH-1)
組曲「展覧会の絵」Modest Mussorgsky
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、シカゴ交響楽団。
ムソルグスキーは、デザイナーであり建築家でもあった親友、ハルトマンが急死した折、彼の遺作展の絵画と設計図を目にした印象から、組曲「展覧会の絵」を追悼の意を込めて作りました。
展覧会の絵Modest Mussorgsky
チェコのドヴォルザークのように、ロシアにも「国民楽派」と呼ばれる作曲家たちがいました。
ムソグルスキーもそのひとりです。
「展覧会の絵」は後期ロマン派の有名曲のひとつであると同時に、ロシア音楽の古典にもなっています。