洋楽ヒップホップ人気ランキング【2024】
これまでに人気があった洋楽のヒップホップ楽曲をピックアップしました。
再生数の多かった曲を順番にランキング形式で紹介しています。
どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。
プレイリストも更新中です。
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洋楽ヒップホップ人気ランキング【2024】
SoulfulL’indecis
ローファイ・ヒップホップと呼ばれるジャンルにおいて、ブームの火付け役とも言われているのがオランダを拠点とするレーベル「Chillhop Records」に所属するフランス出身のプロデューサー、ランデシさんです。
ウィル・スミスさんが自身のインスタグラムのBGMとしてランデシさんの代表曲『Soulful』を取り上げた、というニュースでその存在を知ったという方もいることでしょう。
そんなランデシさんの音楽をこれから聴こうとしている方にもオススメしたいのが、2018年にリリースされた作品と2017年にリリースされた作品をカップリングした編集盤『Playtime&Plethoria』です。
2019年の3月にここ日本において世界初のCD化が実現、入門編としても最適な1枚となっていますよ。
押し付けがましくない程度の哀愁を帯びたギターのアルペジオ、心地良いビートが日本人好みのノスタルジックなメロウネスを生み出しており、カフェ・タイムや作業用BGMとしても最高の時間を提供してくれることでしょう。
(KOH-1)
Red MoonLil Uzi Vert
リル・ウージー・ヴァートさんが2023年クリスマスデーに驚きのサプライズとしてリリースした『Red Moon』は、彼の音楽人生の新たなマイルストーンです。
恋愛の喜びと悲しみを洗練されたリリックで描き、それをTM88やSlo Meezyをはじめとするプロデューサー陣が支える骨太なビートにのせています。
Be El Be監督の手によるミュージックビデオも話題で、都会をひとり歩くシーンや、夕暮れのビーチでの内省的な姿など、曲の感情と見事にリンクしていますね。
リリースが期待されているアルバム『Luv Is Rage 3』の発表も今から楽しみです
TOLD MYSELFBlacky Speakz
グルーヴ感あふれるサウンドに大きな反響が寄せられている『TOLD MYSELF』。
こちらはブラッキー・スピークスさんが2024年の1月1日に発表した楽曲です。
作中ではつらい環境での生活と、家族のために生活を変えようと誓う様子が描かれていますよ。
新しい自分に生まれ変わろうというメッセージが込められているので、年始に発表されたのかもしれませんね。
聴けば前向きな気持ちで、新しいことに取り組めそうですね。
(山本)
Ni**as In ParisJAY Z, Kanye West
スタイリッシュながら、ユーモアがあるリリックが魅力のカニエ・ウェストさん。
普段ヒップホップを聴かない方も、彼のことは知っているのではないでしょうか。
そんなカニエ・ウェストさんと、ジェイ・Zさんがコラボしたのが、『Ni**as In Paris』です。
相手をディスするのではなく、ひたすら自身の音楽スタイルを伝えるリリックに仕上がっています。
ちなみに、タイトルは差別用語が含まれるため、あのような表記になっているそうです。
(山本)
Break Ya NeckBusta Rhymes
1996年にデビューし、現在でも活躍を続けているラッパー、バスタ・ライムスさん。
ジャマイカをルーツに持ち、彼のフロウからはダンスホール・レゲエのような熱いバイブスが感じられます。
そんなバスタ・ライムスさんの名曲が、こちらの『Break Ya Neck』。
熱いバイブスや個性的なトラックに注目しがちですが、この曲の魅力はなんといってもスキルの高さ。
よく聴いてみるとラップのラインが非常に難しいことが分かると思います。
(Ryo)
Jazz (We’ve Got) Buggin’ OutA Tribe Called Quest
ジャズとヒップホップの融合を成し得たグループとして欠かすことのできない存在といえば、ニューヨーク出身のア・トライブ・コールド・クエストです。
「ATCQ」という通称でも知られている彼らは、ジャングル・ブラザーズやデ・ラ・ソウルらとともに「ネイティブ・タン」の一員であり、ハードコアなスタイルが主流であった1980年代のヒップホップに新たな風を巻き起こしたのですね。
そんなATCQは早くからジャズの要素を用いたヒップホップを提示、当初は理解を得られない面もあったそうですが、格段に洗練された1991年の傑作セカンド・アルバム『The Low End Theory』でその革新的な音楽性が一気に花開き、商業的にも批評的にも成功を収めました。
ローリングストーン誌が選ぶオールタイムベストアルバム500で153位にランクインしていることからも分かるように、後の音楽シーンに大きな影響を与えた本作の魅力は、サンプリングの妙であったり高名なジャズ・ベーシストであるロン・カーターさんゲストに迎えての生楽器ならではの黒いグルーヴといったようにさまざまではありますが、彼らのディスコグラフィの中でも特にジャズ色が濃厚で、ヒップホップ・リスナー以外の音楽好きにもアピールできる間口の広さは強調しておきたいところです。
改めて聴くとシンプルで無駄を削ぎ落とした音像が渋くもあり、夜が似合うクールなサウンドにほれぼれしてしまいますね!
(KOH-1)