洋楽ヒップホップ人気ランキング【2024】
これまでに人気があった洋楽のヒップホップ楽曲をピックアップしました。
再生数の多かった曲を順番にランキング形式で紹介しています。
どのような曲が人気なのかこれを見て参考にしてみてください。
プレイリストも更新中です。
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洋楽ヒップホップ人気ランキング【2024】
Jazz (We’ve Got) Buggin’ OutA Tribe Called Quest
ジャズとヒップホップの融合を成し得たグループとして欠かすことのできない存在といえば、ニューヨーク出身のア・トライブ・コールド・クエストです。
「ATCQ」という通称でも知られている彼らは、ジャングル・ブラザーズやデ・ラ・ソウルらとともに「ネイティブ・タン」の一員であり、ハードコアなスタイルが主流であった1980年代のヒップホップに新たな風を巻き起こしたのですね。
そんなATCQは早くからジャズの要素を用いたヒップホップを提示、当初は理解を得られない面もあったそうですが、格段に洗練された1991年の傑作セカンド・アルバム『The Low End Theory』でその革新的な音楽性が一気に花開き、商業的にも批評的にも成功を収めました。
ローリングストーン誌が選ぶオールタイムベストアルバム500で153位にランクインしていることからも分かるように、後の音楽シーンに大きな影響を与えた本作の魅力は、サンプリングの妙であったり高名なジャズ・ベーシストであるロン・カーターさんゲストに迎えての生楽器ならではの黒いグルーヴといったようにさまざまではありますが、彼らのディスコグラフィの中でも特にジャズ色が濃厚で、ヒップホップ・リスナー以外の音楽好きにもアピールできる間口の広さは強調しておきたいところです。
改めて聴くとシンプルで無駄を削ぎ落とした音像が渋くもあり、夜が似合うクールなサウンドにほれぼれしてしまいますね!
(KOH-1)
Loungin’Guru
とにかくがっつりジャズなヒップホップが聴きたい、という方にオススメしたいのが、伝説的なヒップホップ・デュオであるギャングスタ―のMC、グールーさんによるソロ・アルバム『Jazzmatazz』シリーズです。
『Guru’s Jazzmatazz』というタイトルでシリーズ全四作がリリースされており、各アルバムから選曲されたベスト・アルバム『The Best of Guru’s Jazzmatazz』も2008年に発売されています。
本稿で取り上げるのは記念すべき第一弾となった1993年の『Guru’s Jazzmatazz, Vol. 1』。
アルバム1曲目『Introduction』の哀愁を帯びたトランペットの音色の中で、アルバムの趣旨を淡々と語るグールーさんの言葉を聴けば分かるように、本作は単にジャズ・テイストを取り入れたヒップホップではなく、リアルな黒人音楽としてのジャズとヒップホップの融合であるといった趣旨に基づいて生まれた作品なのですね。
その言葉に嘘いつわりなく、欧米のベテランから新進気鋭のヒップホップやR&B、そしてジャズ・ミュージシャンが参加しており、驚くほどにクールかつ先鋭的なサウンドに初めて聴いた方であれば驚かれることでしょう。
実質的なオープニング・ナンバーの『Loungin’』ではドナルド・バードさんのトランペットをフィーチャー、早くもジャズとヒップホップの境界線は意味をなくし、豊潤なブラック・ミュージックの素晴らしさをひたすら味わえるのですね。
イギリスのアーティストも参加していることもあって、同時代のアシッド・ジャズ的な洗練されたグルーヴもカッコ良すぎです!
(KOH-1)
Changes ft. Talent2Pac
西海岸を代表する伝説のラッパー、トゥーパックさん。
彼の存在を語らずに、1990年代のヒップホップは知れません……。
それほど、偉大なラッパーです。
彼が活躍していた当時は西海岸と東海岸による抗争が激しく、現在のヒップホップ・シーンに比べると本当に危険な時代でした。
トゥーパックさんはそんな時代の犠牲者で、1996年に何者かによって暗殺されてしまいました。
しかし、死後もいくつかの曲をリリースしており、現代においても多くのヘッズからリスペクトを受けています。
こちらの『Changes ft. Talent』はそんな彼の代表的な作品で、ハードなフロウのなかにも繊細なリリックが光っています。
(Ryo)
New Year, Same TronBabyTron
ベイビー・トロンさんが2024年1月1日に発表した『New Year, Same Tron』は新年に相応しい強さを秘めたナンバーです。
YouTubeで公開されたこの楽曲は、タイムズスクエアでの賑やかな年越しを映すミュージックビデオと共に、わずか数日で視聴数95,000回を超える注目を集めました。
また、iPhoneで撮影されたという現代的なプロダクションは、お手軽ながらも完成度の高いビジュアルをファンに提供しています。
新年の祝福とともにこれからの一年を力強く駆け抜ける意気込みを感じさせ、まさに2024年のヒップホップシーンを占う一作と言えるでしょう。
AFTYDDG
米国ミシガン州出身のDDGさんが放った『AFTY』は、現代ヒップホップの息吹を感じさせる1曲です。
2023年1月にリリースされたばかりなのに、すでに多くのファンを魅了しています。
バイブレーションを揺るがすベースラインと、鋭敏な感覚で編まれたビートが耳を捉えます。
DDGさん自身の成長を反映したかのような自信に満ちたラップは、若い世代から支持を受けていることに納得です。
それに、彼の視点はストリートのリアルさを捉えつつ、新しい音楽の可能性を常に提示しています。
聴く者にエネルギーを与えてくれるこのトラックは、確実にヒップホップファンの間で話題沸騰中です。